13.2. Anaconda を使用した kdump のインストール
Anaconda インストーラーでは、対話式インストール時に kdump
設定用のグラフィカルインターフェイス画面が表示されます。kdump
を有効にして、必要な量のメモリーを予約できます。
手順
-
Anaconda インストーラーで、KDUMP をクリックして
kdump
を有効にします。 - メモリー予約をカスタマイズする必要がある場合は、Kdump Memory Reservation で Manual を選択します。
KDUMP > Memory To Be Reserved (MB) で、
kdump
に必要なメモリー予約を設定します。= コマンドラインでの kdump のインストール
カスタムの キックスタート インストールなどのインストール方法では、kdump
がデフルトでインストールまたは有効化 されない 場合があります。その場合、次の手順で kdump
を有効にできます。
前提条件
- アクティブな RHEL サブスクリプションがある。
-
システムの CPU アーキテクチャー用の
kexec-tools
パッケージを含むリポジトリーがある。 -
kdump
設定とターゲットの要件をすべて満たしている。詳細は サポートされている kdump 設定とターゲット を参照してください。
手順
システムに
kdump
がインストールされているかどうかを確認します。# rpm -q kexec-tools
このパッケージがインストールされている場合は以下を出力します。
# kexec-tools-2.0.22-13.el9.x86_64
このパッケージがインストールされていない場合は以下を出力します
package kexec-tools is not installed
kdump
および必要なパッケージをインストールします。# dnf install kexec-tools