24.4. カスタム IMA 鍵で署名された IMA ポリシーの読み込み


システムの整合性を維持し、組織のセキュリティー要件を満たすために、独自のカスタム IMA 鍵で署名された IMA ポリシーを読み込むことができます。この方法を採用すると、システムの起動時または実行時に、信頼できる認証済みのポリシーだけが確実に適用されます。

注記

この手順は、UEFI セキュアブートが有効な x86_64 および aarch64 システム、および PowerVM セキュアブートを実行している ppc64le システムにのみ適用されます。

前提条件

  • システムの root 特権がある。
  • Red Hat Enterprise Linux で UEFI セキュアブートが有効になっている。またはカーネルが ima_policy=secure_boot パラメーター付きで起動されており、署名された IMA ポリシーだけが読み込まれるようになっている。
  • カスタムの IMA CA 鍵が MOK リストに追加されている。詳細は、公開鍵を MOK リストに追加してターゲットシステムに公開鍵を登録する を参照してください。
  • カーネルバージョンが 5.14 以降である。
  • IMA ポリシー用に適切な参照値が生成されている。詳細は、IMA 評価用の適切な参照値の生成 を参照してください。

手順

  1. カスタム IMA コード署名鍵を .ima キーリングに追加します。

    # keyctl padd asymmetric <KEY_SUBJECT> %:.ima < <PATH_TO_YOUR_CUSTOM_IMA_KEY>
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  2. IMA ポリシーを準備し、カスタム IMA コード署名鍵で署名します。

    # evmctl ima_sign <PATH_TO_YOUR_CUSTOM_IMA_POLICY> -k <PATH_TO_YOUR_CUSTOM_IMA_KEY>
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  3. 署名した IMA ポリシーを読み込みます。

    # echo <PATH_TO_YOUR_CUSTOM_SIGNED_IMA_POLICY> > /sys/kernel/security/ima/policy
    # echo $?
    0
    Copy to Clipboard Toggle word wrap
    0

    IMA ポリシーが正常に読み込まれたことを示します。コマンドがゼロ以外の値を返した場合、IMA ポリシーは正常に読み込まれていません。

    警告

    この手順をスキップしないでください。スキップすると、システムが起動しなくなり、システムの回復が必要になる場合があります。

    IMA ポリシーの読み込みに失敗した場合は、ステップ 2 と 3 を繰り返して問題を修正します。

  4. 署名した IMA ポリシーを /etc/ima/ima-policy にコピーして、起動時に systemd が自動的にそのポリシーを読み込めるようにします。

    # cp --preserve=xattr <PATH_TO_YOUR_CUSTOM_IMA_POLICY> /etc/ima/ima-policy
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  5. dracut の整合性モジュールを使用して、起動時にカスタム IMA コード署名鍵を .ima キーリングに自動的に追加します。

    # cp <PATH_TO_YOUR_CUSTOM_IMA_KEY> /etc/keys/ima/
    # cp --preserve=xattr /usr/share/ima/dracut-98-integrity.conf /etc/dracut.conf.d/98-integrity.conf
    # dracut -f
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    • s390x システムの場合は、さらに以下を実行します。

      # zipl
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検証

  • IMA ポリシーが正常に読み込まれたことを確認します。

    # cat /sys/kernel/security/ima/policy
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    出力にカスタム IMA ポリシーのルールが含まれているはずです。

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