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11.5. TuneD を使用したディスクスケジューラーの設定

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この手順では、選択したブロックデバイスに特定のディスクスケジューラーを設定するTuneD プロファイルを作成して有効にします。この設定は、システムを再起動しても持続します。

以下のコマンドと設定で、以下の内容を置き換えます。

  • device をブロックデバイスの名前に置き換えます (例: sdf)。
  • selected-scheduler を、デバイスに設定するディスクスケジューラーに置き換えます (例: bfq)。

前提条件

手順

  1. 必要に応じて、プロファイルのベースとなる既存のTuneDプロファイルを選択します。利用可能なプロファイルのリストは、RHEL とともに配布される TuneD プロファイル を参照してください。

    現在アクティブなプロファイルを確認するには、次のコマンドを実行します。

    $ tuned-adm active
  2. TuneD プロファイルを保持する新しいディレクトリーを作成します。

    # mkdir /etc/tuned/my-profile
  3. 選択したブロックデバイスのシステム固有の識別子を見つけます。

    $ udevadm info --query=property --name=/dev/device | grep -E '(WWN|SERIAL)'
    
    ID_WWN=0x5002538d00000000_
    ID_SERIAL=Generic-_SD_MMC_20120501030900000-0:0
    ID_SERIAL_SHORT=20120501030900000
    注記

    この例のコマンドは、指定したブロックデバイスに関連付けられた World Wide Name (WWN) またはシリアル番号として識別されるすべての値を返します。WWN を使用することが推奨されますが、WWN は特定のデバイスで常に利用できる訳ではなく、コマンド例で返される値は、デバイスのシステム固有の ID として使用することが許容されます。

  4. /etc/tuned/my-profile/tuned.conf 設定ファイルを作成します。このファイルで、以下のオプションを設定します。

    1. 必要に応じて、既存のプロファイルを追加します。

      [main]
      include=existing-profile
    2. WWN 識別子に一致するデバイスに対して選択したディスクスケジューラーを設定します。

      [disk]
      devices_udev_regex=IDNAME=device system unique id
      elevator=selected-scheduler

      ここでは、以下のようになります。

      • IDNAME を、使用されている識別子名に置き換えます (例:ID_WWN)。
      • device system unique id を、選択した識別子の値に置き換えます (例:0x5002538d00000000)。

        devices_udev_regex オプションで複数のデバイスに一致させるには、識別子を括弧で囲み、垂直バーで区切ります。

        devices_udev_regex=(ID_WWN=0x5002538d00000000)|(ID_WWN=0x1234567800000000)
  5. プロファイルを有効にします。

    # tuned-adm profile my-profile

検証手順

  1. TuneD プロファイルがアクティブで、適用されていることを確認します。

    $ tuned-adm active
    
    Current active profile: my-profile
    $ tuned-adm verify
    
    Verification succeeded, current system settings match the preset profile.
    See TuneD log file ('/var/log/tuned/tuned.log') for details.
  2. /sys/block/device/queue/scheduler ファイルの内容を読み取ります。

    # cat /sys/block/device/queue/scheduler
    
    [mq-deadline] kyber bfq none

    ファイル名の device を、sdc などのブロックデバイス名に置き換えます。

    アクティブなスケジューラーは、角括弧 ([]) にリスト表示されます。

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