8.5. fapolicyd データベースの更新
fapolicyd
ソフトウェアフレームワークは、ユーザー定義のポリシーに基づいてアプリケーションの実行を制御します。
まれに、fapolicyd
信頼データベース形式で問題が発生する場合があります。データベースを再構築するには、以下を実行します。
サービスを停止します。
# systemctl stop fapolicyd
データベースを削除します。
# fapolicyd-cli --delete-db
サービスを起動します。
# systemctl start fapolicyd
カスタム信頼ファイルを信頼データベースに追加した場合は、fapolicyd-cli -f update <FILE>
コマンドを使用して個別に更新するか、fapolicyd-cli -f update
を使用してまとめて更新します。変更を適用するには、fapolicyd-cli –update
コマンドを使用するか、fapolicyd
サービスを再起動します。
また、カスタムバイナリーには、新しい RHEL バージョン用の再構築が必要になる場合があります。このような更新は、fapolicyd データベースを更新する前に行ってください。