第9章 トラブルシューティング


RHEL 8 から RHEL 9 へのアップグレードのトラブルシューティングには、以下のヒントを参照してください。

9.1. トラブルシューティングのリソース

以下のトラブルシューティングリソースを参照してください。

コンソールの出力

デフォルトでは、Leapp ユーティリティーにより、エラーおよび重要なログレベルメッセージのみがコンソールに出力されます。ログレベルを変更するには、leapp upgrade コマンドで --verbose オプションまたは --debug オプションを使用します。

  • verbose モードでは、Leapp により情報、警告、エラー、および重要なメッセージが出力されます。
  • debug モードでは、Leapp によりデバッグ、情報、警告、エラー、および重要なメッセージを出力します。

ログ

  • /var/log/leapp/leapp-upgrade.log ファイルには、initramfs フェーズで見つかった問題が記載されます。
  • /var/log/leapp/dnf-debugdata/ ディレクトリーには、トランザクションのデバッグデータが含まれます。このディレクトリーは、leapp upgrade コマンドに --debug オプションを使用して実行した場合に限り表示されます。
  • /var/log/leapp/answerfile には、Leapp による回答が必要な質問が含まれています。
  • journalctl ユーティリティーでは、すべてのログが出力されます。

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