5.7. 高度なパーティションを使用したイメージモード RHEL のディスクイメージのビルド


bootc-image-builder を使用して、高度なパーティションを使用したイメージモードのディスクイメージを作成します。カスタムマウントポイントを使用してイメージモード RHEL から作成するイメージモードのディスクイメージには、カスタムマウントオプション、LVM ベースのパーティション、および LVM ベースの SWAP が含まれます。これにより、たとえば、config.toml ファイルを使用して / および /boot ディレクトリーのサイズを変更できます。ベアメタルマシンに RHEL Image Mode をインストールすると、Anaconda で利用可能なすべてのパーティション機能を活用できます。

前提条件

  • ホストマシンに Podman がインストールされている。
  • ホストマシンに virt-install がインストールされている。
  • bootc-image-builder ツールを実行し、コンテナーを --privileged モードで実行して、イメージをビルドするための root アクセスがある。

手順

  1. config.toml を作成してカスタムマウントオプションを設定します。次に例を示します。

    name = "lvm"
    description = "A base system with custom LVM partitioning"
    
    [customizations.disk]
    
    [[customizations.disk.partitions]]
    mountpoint = "/var/data"
    minsize = "1 GiB"
    label = "data"
    fs_type = "ext4"
    
    [[customizations.disk.partitions]]
    mountpoint = "/"
    minsize = "2 GiB"
    label = "root"
    fs_type = "ext4"
    Copy to Clipboard
  2. config.toml を引数として渡して、bootc-image-builder を実行します。

    注記

    コンテナーストレージマウントおよび --local イメージオプションがない場合は、イメージをパブリックにする必要があります。

    $ sudo podman run \
        --rm \
        -it \
        --privileged \
        --pull=newer \
        --security-opt label=type:unconfined_t \
        -v ./config.toml:/config.toml \
        -v ./output:/output \
        registry.redhat.io/rhel9/bootc-image-builder:latest \
        --type <image_type>\
        --config config.toml \
      quay.io/<namespace>/<image>:<tag>
    Copy to Clipboard

    カスタマイズした高度なパーティションを使用したイメージが、出力フォルダーに保存されます。

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