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6.7. bootc システムのカーネル引数を編集する方法

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マシンのローカル変更を実行するには、rpm-ostree kargs コマンドを使用して、bootc システムまたは rpm-ostree' システムでカーネル引数を編集することもできます。変更は user/lib/bootc/kargs.d パスを通じて行われます。このパスでは、最初のブートの変更に加えて、"Day 2" の変更も処理されます。

以下は、カーネル引数を追加、変更、または削除するために使用できるオプションです。

rpm-ostree kargs [option]

--append=KEY=VALUE
カーネル引数を追加します。たとえば、複数回使用できる console= などで便利です。引数には空の値を使用できます。
--replace=KEY=VALUE=NEWVALUE
既存のカーネル引数を置き換えます。引数にすでに 1 つの値が存在する場合にのみ、その引数を KEY=VALUE で置き換えることができます。
--delete=KEY=VALUE
特定のカーネルのキー値ペア引数、または 1 つのキー値ペアを持つ引数全体を削除します。
--append-if-missing=KEY=VALUE
カーネル引数を追加します。キーがすでに存在する場合は何も行いません。
--delete-if-present=KEY=VALUE
特定のカーネルのキー値ペア引数を削除します。キーがない場合は何も行いません。
--editor
エディターを使用してカーネル引数を変更します。

詳細は、ヘルプを確認してください。

# rpm-ostree kargs --help

以下に例を示します。

# rpm-ostree kargs --append debug
Staging deployment... done
Freed: 40.1 MB (pkgcache branches: 0)
Changes queued for next boot. Run "systemctl reboot" to start a reboot
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