第12章 RHEL for Real Time スケジューラー


RHEL for Real Time は、コマンドラインユーティリティーを使用して、プロセス設定の設定や監視を行うことができます。

12.1. スケジューラーを設定するための chrt ユーティリティー

chrt ユーティリティーは、スケジューラーのポリシーおよび優先度を確認して調整します。希望するプロパティーで新しいプロセスを開始するか、実行中のプロセスの現在のプロパティーを変更できます。

chrt ユーティリティーは、--pid または -p オプションのいずれかを使用して、プロセス ID (PID) を指定します。

chrt ユーティリティーは、次のポリシーオプションを取ります。

  • -f または --fifo: スケジュールを SCHED_FIFO に設定します。
  • -o または --other: スケジュールを SCHED_OTHER に設定します。
  • -r または --rr: スケジュールを SCHED_RR に設定します。
  • -d または --deadline: スケジュールを SCHED_DEADLINE に設定します。

次の例は、指定されたプロセスの属性を示しています。

# chrt -p 468
pid 468’s current scheduling policy: SCHED_FIFO
pid 468’s current scheduling priority: 85
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