15.2.4. time コマンドを使用した読み取りクロックのコストの比較
time コマンドを使用してクロックソースを 1,000 万回読み取り、利用可能なハードウェアクロックの読み取り CLOCK_MONOTONIC および CLOCK_MONOTONIC_COARSE 表現のコストを比較することができます。以下の例では、TSC、HPET、および ACPI_PM のハードウェアクロックを使用します。time コマンドの出力の暗号を解除する方法は、「ハードウェアクロックソースの読み取り」 を参照してください。
例15.5 読み取り用 POSIX クロックのコストの比較
例15.5「読み取り用 POSIX クロックのコストの比較」 からわかるように、
_COARSE クロックが使用されると、sys 時間 (ユーザープロセスで必要なタスクを実行するためにカーネルが費やした時間) が大幅に短縮されます。これは、特に ACPI_PM クロックのタイミングで明確です。これは、POSIX クロックの _COARSE バリアントにより、読み取りコストが高いクロックのパフォーマンスが向上します。