1.3. Scale-Out ストレージ設定


scale-out ストレージ設定により、SAP HANA は scale-out 環境で柔軟に対応し、障害発生時にノードの機能を動的に移動できるようになります。データはすべてのノードで利用可能になるため、SAP インスタンスは、障害が発生したコンポーネントのプロセスを引き継ぐために読み取るだけで済みます。

SAP HANA scale-out 環境には、次の 2 つの異なる共有ストレージシナリオがあります。

  • 最初のシナリオは共有ファイルシステムであり、NFS または IBM の GPFS を介してすべてのディレクトリーのファイルシステムを提供します。このシナリオでは、データはすべてのノードで常に利用できます。
  • 2 番目のシナリオは、必要なときに必要なデータを排他的に統合するために使用される非共有ストレージです。すべてのデータは SAP HANA ストレージコネクター API を介して管理され、SCSI 3 予約などの適切なメカニズムを使用してノードからのアクセスが削除されます。

どちらのシナリオでも、/hana/shared ディレクトリーが共有ファイルシステムとして使用可能であることを確認します。このディレクトリーは、シナリオとは独立して使用可能かつ共有可能である必要があります。

注記

これらの共有ファイルシステムを監視する場合は、オプションでファイルシステムリソースを作成できます。/etc/fstab 内のエントリーを削除する必要があります。マウントはファイルシステムリソースによってのみ管理されます。

1.3.1. 共有ストレージ

共有ファイルシステムは、すべてのホストに必要なデータを提供します。設定すると、SAP HANA は必要なデータにアクセスします。共有ディレクトリーはすべてのノードにマウントされるため、データを簡単に共有できます。デプロイメント後、インストールは通常どおり進行します。SAP HANA は、すべてのディレクトリー (/hana/data/hana/log/hana/shared) にアクセスできます。

図 3: 共有ストレージを使用した scale-out プロセスの機能とワーキングパス

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1.3.2. 非共有ストレージ

非共有ストレージ設定は、共有ストレージ設定よりも複雑です。SAP HANA インストールプロセスでは、サポートされているストレージコンポーネントとストレージコネクターの個別の設定が必要です。SAP HANA データベースは、sudo アクセス、lvm、マルチパスなどのいくつかの内部変更を加えて RHEL システムを再設定します。ノード定義が変更されるたびに、SAP HANA は SCSI3 予約を介して直接ストレージへのアクセスを変更します。非共有ストレージ設定は、ストレージシステムに直接アクセスできるため、共有ストレージ設定よりも最適化されています。

図 4: ストレージコネクターを使用した scale-out プロセスの機能とワーキングパス

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