Springboot スタンドアロンでの Fuse の管理


Red Hat Fuse 7.13

Fuse Console を使用した Fuse アプリケーションの管理

Red Hat Fuse Documentation Team

概要

Fuse アプリケーションをデプロイするときに Fuse Console を使用すると、Red Hat Fuse インテグテーションを監視および操作できます。

はじめに

Red Hat Fuse は、Fuse インテグレーションを表示および管理する、以下の 2 つのエンタープライズ管理ツールを提供します。

  • Fuse Console は、ブラウザーからアクセスする Web ベースのコンソールで、実行中の Fuse コンテナーを監視および管理します。Fuse Console は Hawtio オープンソースソフトウェア (https://hawt.io/) をベースにしています。このガイドでは Fuse Console の使用方法を説明します。
  • Prometheus は、Fuse ディストリビューションのシステムおよびインテグレーションレベルのメトリックを保存します。Grafana などのグラフィカル分析インターフェイスを使用して、保存された履歴データを表示および分析できます。Prometheus の使用に関する詳細は、Prometheus のドキュメント を参照してください。

このガイドの対象者は、Red Hat Fuse on JBoss EAP の管理者です。このガイドは、Red Hat Fuse プラットフォーム、Apache Camel、および所属組織の処理要件に精通していることを前提としています。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。まずは、マスター (master)、スレーブ (slave)、ブラックリスト (blacklist)、ホワイトリスト (whitelist) の 4 つの用語の置き換えから始めます。この取り組みは膨大な作業を要するため、今後の複数のリリースで段階的に用語の置き換えを実施して参ります。詳細は、CTO である Chris Wright のメッセージ をご覧ください。

第1章 Fuse Console

Red Hat Fuse Console は、HawtIO オープンソースソフトウェアをベースとする Web コンソールです。サポートされるブラウザーのリストは Red Hat Fuse でサポートされる構成 を参照してください。

Fuse Console は、デプロイされた 1 つ以上の Fuse コンテナーの詳細を確認および管理するための中央インターフェイスを提供します。また、Red Hat Fuse およびシステムリソースの監視、更新の実行、およびサービスの起動と停止を行うこともできます。

Fuse Console は、Red Hat Fuse スタンドアロンをインストールするか、Fuse on OpenShift を使用する場合に利用できます。Fuse Console で表示および管理できるインテグレーションは、実行されているプラグ応じて異なります。使用できるプラグインには以下が含まれます。

  • Camel
  • JMX
  • OSGI
  • Runtime
  • Logs

第2章 Spring Boot 2.x の Fuse Console へのアクセス

スタンドアロン Fuse Spring Boot 2.x ディストリビューションの Fuse Console にアクセスできます。

手順

  1. 以下の依存関係を Fuse アプリケーションの pom.xml ファイルに追加します。

    <dependency>
      <groupId>io.hawt</groupId>
      <artifactId>hawtio-springboot</artifactId>
    </dependency>

    バージョンは Maven BOM により提供されるため、指定する必要はありません。

  2. src/main/resources/application.properties ファイルを編集します。

    1. 以下のプロパティーを設定します。

      • management.endpoints.web.exposure.include=hawtio,jolokia
      • hawtio.authenticationEnabled=false
      • management.endpoint.hawtio.enabled=true
      • management.endpoint.jolokia.enabled=true
    2. 任意で、management.endpoints.web.base-path プロパティーを設定します。

      Spring Boot 2.x のデフォルトでは、Fuse Console の URL に管理エンドポイントのコンテキストパス (/actuator) が含まれます。以下に例を示します。

      http://localhost:10001/actuator/hawtio/index.html

      このデフォルト URL を変更し、http://localhost:10001/hawtio を指定するには、management.endpoints.web.base-path プロパティーを以下のように設定します。

      management.endpoints.web.base-path=/

      application.properties 設定は以下の例のようになるはずです。

      # ports
      
      server.port=8080
      
      management.server.port=10001
      
      # enable management endpoints for healthchecks and hawtio
      
      management.endpoints.enabled-by-default = false
      
      management.endpoint.hawtio.enabled = true
      
      management.endpoint.jolokia.enabled = true
      
      management.endpoints.health.enabled = true
      
      management.health.defaults.enabled=false
      
      camel.health.enabled=false
      
      camel.health.indicator.enabled=true
      
      management.endpoints.web.exposure.include=hawtio,jolokia
      
      hawtio.authenticationEnabled=false
      
      # change the URL so that it does not include the actuator folder
      
      management.endpoints.web.base-path=/
      注記

      デフォルトでは、Spring Boot の Fuse Console の認証は無効になっています。任意で、Fuse Console ディストリビューションに固有するコードを作成すると、認証を有効にできます。以下に、ガイダンスとして使用できる例を示します。

      https://github.com/hawtio/hawtio/tree/master/examples/springboot-authentication

  3. Fuse アプリケーションを実行します。

    mvn spring-boot:run
  4. Fuse Console の URL のポート番号を特定するには、src/main/resources/application.properties ファイルで management.server.port の設定値を見つけます。以下に例を示します。

    management.server.port   = 10001
  5. ブラウザーで Fuse Console を開くには、以下の URL 構文を使用します。nnnnnmanagement.server.port プロパティーの値に置き換えます。

    http://localhost:nnnnn/actuator/hawtio

    たとえば、management.server.port プロパティーの値が 10001 で、management.endpoints.web.base-path プロパティーが設定されていないと、URL は以下のようになります。

    http://localhost:10001/actuator/hawtio/index.html

第3章 Fuse Console ブランディングのカスタマイズ

hawtconfig.json ファイルを Fuse on Spring Boot スタンドアロンアプリケーションに追加すると、タイトル、ロゴ、ログインページの情報などの Fuse Console ブランディング情報をカスタマイズできます。

手順

  1. ローカルの Fuse on Spring Boot スタンドアロンアプリケーションの src/main/webapp ディレクトリーに hawtconfig.json という名前の JSON ファイルを作成します。
  2. 任意のエディターで src/main/webapp/hawtconfig.json を開き、以下の内容を追加します。

    {
      "branding": {
        "appName": "Red Hat Fuse Console",
        "appLogoUrl": "img/Logo-Red_Hat-Fuse-A-Reverse-RGB.png",
        "companyLogoUrl": "img/Logo-RedHat-A-Reverse-RGB.png"
      },
      "login": {
        "description": "",
        "links": []
      },
      "about": {
        "title": "Red Hat Fuse Console",
        "productInfo": [],
        "additionalInfo": "",
        "copyright": "",
        "imgSrc": "img/Logo-RedHat-A-Reverse-RGB.png"
      },
      "disabledRoutes": [
        "/camel/source",
        "/diagnostics",
        "/jvm/discover",
        "/jvm/local"
      ]
    }
  3. 表A.1「Fuse Console 設定プロパティー」 に記載されている設定プロパティーの値を変更します。
  4. 変更を保存します。
  5. 以下のコマンドを使用して Fuse on Spring Boot を実行します。

    mvn spring-boot:run
  6. Web ブラウザーで、URL http://localhost:10001/actuator/hawtio/index.html を使用して、Fuse Console を開きます。
注記

Web ブラウザーで Fuse Console をすでに実行していると、ブランディングはブラウザーのローカルストレージに保存されます。新しいブランディング設定を使用するには、ブラウザーのローカルストレージをクリアする必要があります。

第4章 Fuse Console のセキュア化

Spring Boot で Fuse Console をセキュアにするには、以下を行います。

  • AWS へのデプロイ時に Fuse Console のプロキシーサーブレットを無効化

    スタンドアロン Fuse アプリケーションを Amazon Web Services (AWS) にデプロイする場合は、hawtio.disableProxy システムプロパティーを true に設定して、Fuse Console のプロキシーサーブレットを無効にする必要があります。

    注記

    Fuse Console のプロキシーサーブレットを無効にすると、Fuse Console の Connect タブが無効になり、Fuse Console から他の JVM に接続できなくなります。AWS に複数の Fuse アプリケーションをデプロイする場合は、アプリケーションごとに Fuse Console をデプロイする必要があります。

  • HTTPS を必須プロトコルとして設定する

    hawtio.http.strictTransportSecurity プロパティーを使用すると、Web ブラウザーでセキュアな HTTPS プロトコルを使用して Fuse Console にアクセスするように要求できます。このプロパティーにより、HTTP を使用して Fuse Console へのアクセスを試みる Web ブラウザーで、HTTPS を使用するようにリクエストを自動的に変換することが必須になります。

  • 公開鍵を使用して応答をセキュアにする

    hawtio.http.publicKeyPins プロパティーを使用すると、特定の暗号化の公開鍵を Fuse Console に関連付けるように Web ブラウザーに指示し、偽造証明書による "中間者攻撃" のリスクを軽減することで、HTTPS プロトコルをセキュアにできます。

手順

  1. hawtio.http.strictTransportSecurity プロパティーおよび hawtio.http.publicKeyPins プロパティーを以下の例のように設定します。

    public static void main(String[] args) {
        System.setProperty("hawtio.http.strictTransportSecurity", "max-age=31536000; includeSubDomains; preload");
        System.setProperty("hawtio.http.publicKeyPins", "pin-sha256=cUPcTAZWKaASuYWhhneDttWpY3oBAkE3h2+soZS7sWs"; max-age=5184000; includeSubDomains");
        SpringApplication.run(YourSpringBootApplication.class, args);
    }
  2. (AWS のみにデプロイする場合) Fuse Console のプロキシーサーブレットを無効にするには、以下の例のように hawtio.disableProxy プロキシーを設定します。

    public static void main(String[] args) {
        System.setProperty("hawtio.disableProxy", "true");
    }

関連情報

  • hawtio.http.strictTransportSecurity プロパティーの構文の説明は、HTTP Strict Transport Security (HSTS) 応答ヘッダーの説明ページを参照してください。
  • hawtio.http.publicKeyPins プロパティーの構文や、Base64 でエンコードされた公開鍵の抽出方法の説明は、HTTP Public Key Pinning 応答ヘッダーの説明ページを参照してください。

第5章 Fuse Console でデータが正しく表示されることを確認

Fuse Console のキューおよび接続の表示で、不足しているキューや接続があったり、一貫性のないアイコンが表示される場合は、Jolokia コレクションサイズパラメーターを調節します。このパラメーターは、Jolokia が応答でマーシャルするアレイの最大要素数を指定します。

手順

  1. Fuse Console の右上隅にあるユーザーアイコンをクリックして、Preferences をクリックします。

    mf preferences

  2. Maximum collection size オプションの値を大きくします (デフォルトは 50,000)。
  3. Close をクリックします。

第6章 リモート Fuse アプリケーションへの接続

Fuse Console は Jolokia を使用します。Jolokia は Java Management Extensions (JMX) へのエージェントベースのアプローチであり、クライアントへの追加ソフトウェア (エージェント) のインストールを必要とします。Red Hat Fuse には jolokia エージェントがデフォルトで含まれています。

スタンドアロン Fuse Console ディストリビューションでは、内部ですでに jolokia エージェント (https://jolokia.org/) が実行しているリモートインテグレーションに接続できます。接続するプロセス内に jolokia エージェントがない場合は、jolokia のドキュメント (http://jolokia.org/agent.html) を参照してください。

手順

Fuse Console のプロキシーサーブレットはホワイトリストを使用してホストを保護し、Fuse Console はデフォルトではローカルホストにのみ接続できます。Fuse Console を他のリモート Fuse インスタンスに接続する場合は、Spring Boot アプリケーションの main() メソッドにある hawtio.proxyWhitelist プロパティーを以下のように設定する必要があります。

System.setProperty("hawtio.proxyWhitelist", "localhost, 127.0.0.1, myhost1, myhost2, myhost3");

6.1. リモート Jolokia エージェントへの接続

作業を開始する前に、リモート Jolokia エージェントの接続詳細 (ホスト名、ポート、およびパス) を把握しておく必要があります。

Spring Boot の Jolokia エージェントのデフォルト接続 URL は http://<host>:8080/jolokia です。

システム管理者はこのデフォルト設定を変更できます。

通常、Jolokia エージェントにリモートで接続する URL は、Fuse Console を開く URL に /jolokia を追加したものです。たとえば、Fuse Console を開く URL が http://<host>:1234/hawtio の場合、リモート接続の URL は http://<host>:1234/hawtio/jolokia になります。

JVM を確認するためにリモート Jolokia インスタンスに接続するには、以下を行います。

  1. Connect タブをクリックします。
  2. Remote タブをクリックし、Add connection をクリックします。
  3. NameScheme (HTTP または HTTPS)、および hostname を入力します。
  4. Test Connection をクリックします。
  5. Add をクリックします。
注記

Fuse Console は自動的にローカルホストと 127.0.0.1 以外のローカルネットワークインターフェイスをプローブし、ホワイトリストに追加します。そのため、ローカルマシンのアドレスを手作業でホワイトリストに登録する必要はありません。

6.2. データ移動設定の指定

Fuse Console に表示されるデータをより頻繁にリフレッシュする場合などに、以下の Jolokia 設定を変更できます。データの更新を頻繁に行うと、ネットワークトラフィックに影響し、サーバーに対するリクエストの数が増加するため注意してください。

  • Update rate - JMX データを取得するため Jolokia へポーリングを行う間隔 (デフォルトは 5 秒)。
  • Maximum depth - オブジェクトを返す前に、Jolokia がサーバー側でオブジェクトを JSON にマーシャルする際のレベル数 (デフォルトは 7)。
  • Maximum collection size - 応答で Jolokia がマーシャルするアレイの最大要素数 (デフォルトは 50,000)。

これらの設定の値を変更するには、以下を行います。

  1. Fuse Console の右上にあるユーザーアイコンをクリックして、Preferences をクリックします。

    mf preferences

  2. オプションを編集して Close をクリックします。

6.3. JVM ランタイム情報の表示

システムプロパティー、メトリック、スレッドなどの JVM のランタイム情報を表示するには、Runtime タブをクリックします。

第7章 Apache Camel アプリケーションの表示および管理

Fuse Console の Camel タブで Apache Camel のコンテキスト、ルート、および依存関係を表示および管理します。

次の詳細を表示できます。

  • 実行中の Camel コンテキストすべてのリスト。
  • Camel バージョン番号やランタイム統計など、各 Camel コンテキストの詳細情報。
  • 各 Camel アプリケーションの全ルートおよびランタイム統計のリスト。
  • 実行中のルートとリアルタイムのメトリクスのグラフィカル表示。

また、以下を行うと Camel アプリケーションと対話もできます。

  • コンテキストの起動および一時停止。
  • 再起動、停止、一時停止、再開などを実行できるよう、すべての Camel アプリケーションとそれらのルートのライフサイクルの管理。
  • 実行中のルートのライブトレースおよびデバッグ。
  • Camel エンドポイントへのメッセージの閲覧および送信。

前提条件

Camel タブは、1 つ以上の Camel ルートを使用するコンテナーに接続する場合のみ使用できます。

7.1. コンテキストの起動、一時停止、または削除

  1. Camel タブのツリービューで、Camel Contexts をクリックします。
  2. リストのコンテキストの横にあるボックスにチェックマークを入れます。
  3. Start または Suspend をクリックします。
  4. コンテキストを削除するには以下を行います。

    1. コンテキストを停止します。
    2. 楕円のアイコンをクリックし、ドロップダウンメニューで Delete を選択します。
注記

コンテキストを削除する場合は、デプロイされたアプリケーションから削除します。

7.2. Camel アプリケーションの詳細表示

  1. Camel タブのツリービューで、Camel アプリケーションをクリックします。
  2. アプリケーションの属性と値のリストを表示するには、Attributes をクリックします。
  3. アプリケーション属性をグラフィカルに表示するには、Chart をクリックした後、Edit をクリックし、チャートに表示する属性を選択します。
  4. inflight exchange および blocked exchange を表示するには、Exchanges をクリックします。
  5. アプリケーションエンドポイントを表示するには、Endpoints をクリックします。リストは URLRoute ID、および direction で絞り込むことができます。
  6. メッセージ本文とメッセージヘッダーを別のタイプに変換するために使用される Camel 組み込みタイプ変換メカニズムに関連する統計を表示、有効化、および無効化するには、Type Converters をクリックします。
  7. JMX 操作 (XML からのルートの追加または更新、クラスパスで利用できる Camel コンポーネントの検索など) を表示および実行するには、Operations をクリックします。

7.3. Camel ルートリストの表示および Camel ルートとの対話

  1. ルートのリストを表示するには、以下を行います。

    1. Camel タブをクリックします。
    2. ツリービューでアプリケーションの routes フォルダーをクリックします。

      mf list of routes

  2. 1 つまたは複数のルートを起動、停止、または削除するには、以下を行います。

    1. リストのルートの横にあるボックスにチェックマークを入れます。
    2. Start または Stop をクリックします。
    3. 最初にルートを停止してから削除する必要があります。停止したら楕円のアイコンをクリックし、ドロップダウンメニューで Delete を選択します。

      mf delete route

      注記
      • ルートを削除する場合は、デプロイされたアプリケーションから削除します。
      • ツリービューで特定のルートを選択し、右上のメニューをクリックして起動、停止、または削除することもできます。
  3. ルートのグラフィカルな図を表示するには、Route Diagram をクリックします。
  4. inflight exchange および blocked exchange を表示するには、Exchanges をクリックします。
  5. エンドポイントを表示するには、Endpoints をクリックします。URL、Route ID、および方向でリストを絞り込むことができます。
  6. Type Converters をクリックし、Camel の組み込みタイプ変換メカニズムに関連する統計の表示、有効化、および無効化を行います。このメカニズムはメッセージ本文とメッセージヘッダーを別のタイプに変換するために使用されます。
  7. 特定のルートと対話するには、以下を行います。

    1. Camel タブのツリービューで、ルートを選択します。
    2. ルート属性と値のリストを表示するには、Attributes をクリックします。
    3. ルート属性をグラフィカルに表示するには、Chart をクリックします。Edit をクリックすると、チャートに表示する属性を選択できます。
    4. inflight exchange および blocked exchange を表示するには、Exchanges をクリックします。
    5. Operations をクリックして JMX 操作 (ルートを XML としてダンプ、ルートの Camel ID 値の取得など) を表示および実行できます。
  8. ルートを介してメッセージをトレースするには、以下を実行します。

    1. Camel タブのツリービューで、ルートを選択します。
    2. Trace を選択し、Start tracing をクリックします。
  9. メッセージをルートに送信するには、以下を行います。

    1. Camel タブのツリービューでコンテキストのエンドポイントフォルダーを開き、エンドポイントを選択します。
    2. Send サブタブをクリックします。
    3. JSON または XML 形式のメッセージを設定します。
    4. Send をクリックします。
    5. ルートの Trace タブに戻り、ルートを介したメッセージのフローを確認します。

7.4. ルートのデバッグ

  1. Camel タブのツリービューで、ルートを選択します。
  2. Debug を選択し、Start debugging をクリックします。
  3. ブレークポイントを追加するには、図のノードを選択し、Add breakpoint をクリックします。ノードに赤い点が表示されます。

    mf breakpoint

    ノードがブレークポイントのリストに追加されます。

    mf breakpointlist

  4. 下矢印をクリックして次のノードに移動するか、Play ボタンをクリックしてルートの実行を再開します。
  5. Pause ボタンをクリックして、ルートのすべてのスレッドを一時停止します。
  6. 終了したら Stop debugging をクリックします。すべてのブレークポイントが消去されます。

第8章 JMX ドメインおよび MBean の表示および管理

JMX (Java Management Extensions) は、実行時にリソース (サービス、デバイス、およびアプリケーション) を動的に管理できる Java 技術です。リソースは MBean (Managed Bean) と呼ばれるオブジェクトで表現されます。リソースは、作成、実装、またはインストール後、すぐに管理および監視できます。

Fuse Console で JMX プラグインを使用すると、JMX ドメインと MBean を表示および管理できます。MBean 属性の表示、コマンドの実行、および MBean の統計を示すチャートの作成を行うことができます。

JMX タブは、フォルダーに整理されたアクティブな JMX ドメインと MBean のツリービューを提供します。詳細を確認し、MBean でコマンドを実行できます。

手順

  1. MBean 属性を表示および編集するには、以下を行います。

    1. ツリービューで MBean を選択します。
    2. Attributes タブをクリックします。
    3. 属性をクリックしてその詳細を表示します。
  2. 操作を実行するには、以下を行います。

    1. ツリービューで MBean を選択します。
    2. Operations タブをクリックし、リストにある操作の 1 つをデプロイメントします。
    3. Execute をクリックし、操作を実行します。
  3. チャートを表示するには、以下を行います。

    1. ツリービューで項目を選択します。
    2. Chart タブをクリックします。

第9章 Quartz スケジュールの表示および管理

Quartz (http://www.quartz-scheduler.org/) は、ほとんどの Java アプリケーション内で統合できる、機能豊富なオープンソースジョブスケジューリングライブラリーです。Quartz を使用して、ジョブを実行するための単純または複雑なスケジュールを作成できます。ジョブは、標準の Java コンポーネントとして定義され、プログラムで実行するほとんどの処理を実行できます。

Camel ルートが camel-quartz2 コンポーネントをデプロイすると、Fuse Console には Quartz タブが表示されます。JMX ツリービューから Quartz mbeans に交互にアクセスできることに注意してください。

手順

  1. Fuse Console で Quartz タブをクリックします。

    Quartz ページには、Quartz スケジューラーのツリービューと、SchedulerTriggers、および Jobs タブがあります。

  2. スケジューラーを一時停止または起動するには、Scheduler タブのボタンをクリックします。
  3. Triggers タブをクリックして、ジョブを実行するタイミングを決定するトリガーを表示します。たとえば、トリガーは、一日の指定の時刻 (ミリ秒単位) に、指定した日数、または指定した回数もしくは特定の回数繰り返してジョブを開始するように指定できます。

    • トリガーの一覧をフィルタリングするには、ドロップダウンリストから StateGroupName、または Type を選択します。続いて、入力フィールドに選択または入力することで、さらにリストをフィルターできます。
    • トリガーを一時停止、再開、更新、または手動で実行するには、Action 列のオプションをクリックします。
  4. Jobs タブをクリックして実行中のジョブのリストを表示します。テーブルの GroupNameDurableRecoverJob ClassName、および Description の列でリストをソートできます。

第10章 診断の表示

Diagnostics タブを使用して、JVM DiagnosticCommand および HotspotDiangostic インターフェイスから JVM に関する診断情報を表示します。

注記

この機能は、Java Mission Control (jmc) の Diagnostic Commands ビューや、コマンドラインツールの jcmd と似ています。場合によっては、プラグインが対応する jcmd コマンドを提供します。

手順

  1. ロードされたクラスのインスタンス数や、これらのインスタンスが使用するバイト数を取得するには、Class Histogram をクリックします。操作が繰り返し行われると、最後の操作実行との差異がタブに表示されます。
  2. JVM 診断のフラグ設定を表示するには、JVM flags をクリックします。
  3. 稼働中の JVM でもフラグ設定を変更できます。

関連情報

サポートされる JVM はプラットフォームに応じて異なります。詳細は以下を参照してください。

第11章 スレッドの表示

スレッドの状態を表示および監視できます。

手順

  1. Runtime タブをクリックし、Threads サブタブをクリックします。Threads ページには、アクティブなスレッドと各スレッドのスタックトレースの詳細が表示されます。デフォルトでは、スレッドリストにはすべてのスレッドが ID 値が大きい順に表示されます。
  2. ID 値が小さい順に表示するには、ID 列ラベルをクリックします。
  3. 任意で、スレッドの状態 (例: Blocked) やスレッド名でリストを絞り込むことができます。
  4. ロッククラス名やスレッドのフルスタックトレースなど、特定スレッドの詳細情報を表示するには、Actions 列で More をクリックします。

付録A Fuse Console 設定プロパティー

デフォルトでは、Fuse Console 設定は hawtconfig.json ファイルで定義されます。タイトル、ロゴ、ログインページの情報などの Fuse Console 設定情報をカスタマイズできます。

表A.1「Fuse Console 設定プロパティー」 には、プロパティーの説明と、各プロパティーに値が必要かどうかが示されています。

Expand
表A.1 Fuse Console 設定プロパティー
セクションプロパティー名デフォルト値 説明必須/オプション

about

Title

Red Hat Fuse Management Console

Fuse Console の About ページに表示されるタイトル。

必須

 

productInfo

空の値

Fuse Console の About ページに表示される製品情報。 

オプション

 

additionalInfo

空の値

Fuse Console の About ページに表示される追加情報。 

オプション

 

copyright

空の値

Fuse Console の About ページに表示される著作権情報。 

オプション

 

imgSrc

img/Logo-RedHat-A-Reverse-RGB.png

Fuse Console の About ページに表示されるイメージ。 

必須

branding

appName

Red Hat Fuse Management Console

アプリケーションの名前。この名前は Fuse Console のタイトルバーに表示されます。

必須

 

appLogoUrl

img/Logo-Red_Hat-Fuse-A-Reverse-RGB.png

Fuse Console のナビゲーションバーに表示されるアプリケーションのロゴイメージファイルへのパス。Hawtio ステータス URL への相対パス、または絶対 URL を値として指定可能です。

必須

 

Css

 

アプリケーションのスタイルに使用できる外部 CSS スタイルシートの URL。Hawtio ステータス URL への相対パス、または絶対 URL を指定可能です。

オプション

 

companyLogoUrl

img/Logo-RedHat-A-Reverse-RGB.png

会社のロゴイメージファイルへのパス。 

必須

 

Favicon

 

通常、Web ブラウザータブに表示される favicon の URL。Hawtio ステータス URL への相対パス、または絶対 URL を指定可能です。

オプション

login

description

空の値

Fuse Console の Login ページに表示される説明テキスト (例: http://localhost:8181/hawtio)。

オプション

 

links

[ ]

"url""text" のペアのアレイを指定し、ユーザーが詳細またはヘルプを取得できるページへの追加リンクを提供します。

オプション

disabledRoutes

なし

[ ]

コンソールの特定のパス (プラグインなど) を無効にします。このセクションは変更しないでください。変更は、OpenShift 以外のディストリビューションではサポートされません。

オプション

法律上の通知

Copyright © 2024 Red Hat, Inc.
The text of and illustrations in this document are licensed by Red Hat under a Creative Commons Attribution–Share Alike 3.0 Unported license ("CC-BY-SA"). An explanation of CC-BY-SA is available at http://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0/. In accordance with CC-BY-SA, if you distribute this document or an adaptation of it, you must provide the URL for the original version.
Red Hat, as the licensor of this document, waives the right to enforce, and agrees not to assert, Section 4d of CC-BY-SA to the fullest extent permitted by applicable law.
Red Hat, Red Hat Enterprise Linux, the Shadowman logo, the Red Hat logo, JBoss, OpenShift, Fedora, the Infinity logo, and RHCE are trademarks of Red Hat, Inc., registered in the United States and other countries.
Linux® is the registered trademark of Linus Torvalds in the United States and other countries.
Java® is a registered trademark of Oracle and/or its affiliates.
XFS® is a trademark of Silicon Graphics International Corp. or its subsidiaries in the United States and/or other countries.
MySQL® is a registered trademark of MySQL AB in the United States, the European Union and other countries.
Node.js® is an official trademark of Joyent. Red Hat is not formally related to or endorsed by the official Joyent Node.js open source or commercial project.
The OpenStack® Word Mark and OpenStack logo are either registered trademarks/service marks or trademarks/service marks of the OpenStack Foundation, in the United States and other countries and are used with the OpenStack Foundation's permission. We are not affiliated with, endorsed or sponsored by the OpenStack Foundation, or the OpenStack community.
All other trademarks are the property of their respective owners.
Red Hat logoGithubredditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

Red Hat ドキュメントについて

Legal Notice

Theme

© 2026 Red Hat
トップに戻る