25.3. データベースレコードを取得してインテグレーションの実行をトリガー
SQL ステートメントまたは SQL ストアドプロシージャーの呼び出し結果を基にしてインテグレーションの実行をトリガーするには、データベースコネクションをインテグレーションの最初のコネクションとして選択します。
前提条件
データベースコネクションが作成されている必要があります。
手順
- Fuse Online パネルの左側にある Integrations をクリックします。
- Create Integration をクリックします。
- Choose a connection ページで、インテグレーションを開始するために使用するデータベースコネクションをクリックします。
Choose an action ページで、以下の 1 つを選択します。
- Periodic SQL invocation は、指定した SQL ステートメントを定期的に呼び出して、データを取得します。
- Periodic stored procedure invocation は、選択または指定したストアドプロシージャーを定期的に呼び出して、データを取得します。
Periodic SQL invocation を選択した場合、Query フィールドに SQL
SELECT
ステートメントまたは 1 つ以上のレコードを取得する他の標準の SQL ステートメントを入力します。たとえばSELECT * from my_db_table
を指定します。必要なデータが含まれるデータベーステーブルが存在する必要があります。Periodic stored procedure invocation を選択した場合、Procedure name フィールドに必要なデータを取得するために呼び出すストアドプロシージャーを選択または入力します。指定するストアドプロシージャーが存在する必要があります。データベース管理者は、インテグレーションで使用する必要があるストアドプロシージャーを作成しておく必要があります。
-
Period フィールドに整数を入力し、単位がミリ秒、秒、分、時間、または日であるかを示します。たとえば、
5 minutes
を指定した場合、コネクションは指定のステートメントまたはストアドプロシージャーを 5 分間隔で呼び出します。 - Next をクリックします。
SQL エクステンションを使用する時の制限事項
Query フィールドに入力する SQL ステートメントは、標準の SQL コンストラクトでなければなりません。Fuse Online は、Procedural Language/PostgreSQL (PL/pgSQL) または Oracle Procedural Language Extensions to SQL (PL/SQL) などの SQL エクステンションを認識または解析しません。ただし、ストアドプロシージャーでは SQL エクステンションを使用できます。
結果
Fuse Online はコネクションの検証を試みます。これには、指定の SQL ステートメントの構文チェックや、ステートメントまたはストアドプロシージャーターゲットデータの存在確認が含まれます。検証に成功した場合、Fuse Online は最初のコネクションをインテグレーションに追加します。検証に失敗した場合、問題に関するメッセージが Fuse Online に表示されます。必要に応じて入力を更新し、再試行します。