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25.2. データベースコネクションでスキーマを指定する方法

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Fuse Online では、データベースコネクションの作成時に、ユーザーインターフェイスでデータベースのスキーマを指定するよう要求されます。スキーマの指定方法はデータベースごとに異なります。以下の表は、各データベースに必要なものを表しています。

データベースコネクション設定の例注記

Apache Derby

接続 URL (JDBC URL): jdbc:derby:memory:testdb;create=true
ユーザー名:sa
パスワード: 任意の値
スキーマ:sample

テストの目的でのみ使用してください。デフォルトのユーザー名は sa で、パスワードは任意の値ですが、値を入力する必要があります。この設定例では、コネクションで namespace のような sample スキーマを使用します。たとえば、sample.mytablemytable テーブルを参照できます。

MS SQLServer

接続 URL (JDBC URL): jdbc:sqlserver://localhost:1433/sampledb
ユーザー名:kurt
パスワード:mypw
スキーマ:sampledb

エクステンションの仕組み を利用してドライバーをアップロードします。コネクションを作成します。ドライバーをアップロードしていない場合は、コネクションの検証に失敗します。コネクション URL の最後と、Schema フィールドに同じスキーマを指定する必要があります。

MySQL

接続 URL (JDBC URL): sql-connector.url=jdbc:mysql://mysql-host:3307/test?allowPublicKeyRetrieval=true&useSSL=false&useUnicode=true&useJDBCCompliantTimezoneShift=true&useLegacyDatetimeCode=false&serverTimezone=UTC
ユーザー名: kurt
パスワード: mypw
スキーマ:

MySQL はスキーマをサポートしません。MySQL データベースへのコネクションを作成する場合は Schema フィールドを空白のままにしておきます。MySQL は、接続 (JDBC) URL のすべて設定を想定します。

Oracle DB

接続 URL (JDBC URL): jdbc:oracle:thin:@10.192.212.255:1521:xe
ユーザー名:kurt
Password:mypw
スキーマ:

Fuse Online の エクステンションの仕組み を使用して Oracle データベースドライバーをアップロードします。コネクションを作成します。ドライバーがアップロードされていない場合は、コネクションの検証に失敗します。
スキーマはデータベース名です。Oracle の用語ではスキーマと呼ばれるこのデータベースインスタンスにアクセスするパーミッションが必要です。Schema フィールドを空白のままにしておきます。Connection フィールドで、このデータベースインスタンスの Oracle システム識別子 (SID) を参照する必要があります (この例では xe)。

PostgreSQL

接続 URL (JDBC URL): jdbc:postgresql://syndesis-db:5432/sampledb
ユーザー名:kurt
パスワード:mypw
スキーマ:sampledb

接続 (JDBC) URL でデータベースを指定する必要があります。スキーマを使用する場合は、Schema フィールドにスキーマを指定する必要があります。クエリーは、database.schema.table 形式のテーブルを参照できます。参照がテーブル名のみを指定する場合、コネクションの設定時に指定したスキーマを最初に検索します。テーブルが見つからない場合、コネクションは指定のテーブルのパブリックリソースを検索します。詳細は、PostgreSQL のスキーマドキュメント を参照してください。

Teiid

接続 URL (JDBC URL): jdbc:teiid:<vdb-name>@mm://localhost:31000
ユーザー名: any value
Password: any value
Schema:

データ仮想化 機能などを使用して、仮想データベースがすでに作成済みである必要があります。接続 URL の <vdb-name> を仮想データベースの名前に置き換えます。Teiid への接続に対するセキュリティーはまだ実装されていません。Username および Password フィールドに任意の値を指定します。Schema フィールドを空白のままにしておきます。このドライバーは Fuse Online ですでに利用可能です。

重要

データ仮想化はテクノロジープレビュー機能です。テクノロジープレビュー機能は、Red Hat の本番環境のサービスレベルアグリーメント (SLA) ではサポートされず、機能的に完全ではないことがあるため、Red Hat は本番環境での使用は推奨しません。Red Hat は実稼働環境でこれらを使用することを推奨していません。これらの機能により、近日発表予定の製品機能をリリースに先駆けてご提供でき、お客様は開発プロセス時に機能をテストして、フィードバックをお寄せいただくことができます。Red Hat のテクノロジープレビュー機能のサポート範囲に関する詳細は、https://access.redhat.com/ja/support/offerings/techpreview を参照してください。

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