19.3. OData サービスによって管理されるデータの更新、作成、および削除
インテグレーションでは、フローの途中で OData サービスによって管理されるリソースを更新したり、シンプルなインテグレーションを終了するために OData サービスによって管理されるリソースを更新することができます。これには、OData コネクションをフローの途中に追加するか、シンプルなインテグレーションの最後のコネクションとして追加します。
前提条件
- OData コネクションが作成されている必要があります。
- インテグレーションを作成または編集することになります。Fuse Online でインテグレーションに追加するよう要求されます。または、Fuse Online で最後のコネクションを選択するよう要求されます。
手順
- Add to Integration ページで、OData コネクションの追加先のプラス記号をクリックします。シンプルなインテグレーションの最後のコネクションを追加する場合は、このステップをスキップします。
- 使用する OData コネクションをクリックします。OData コネクションがエンティティーを更新または削除するときに、コネクションは何も返さないことに注意してください。OData コネクションがエンティティーを作成するとき、コネクションは新しいエンティティーを返します。
Choose an action ページで、コネクションが実行するアクションを選択します。
- Create はエンティティーを OData リソースに追加します。
- Delete はエンティティーを OData リソースから削除します。
Update は OData リソースにあるエンティティーを変更します。
OData Version 2 コネクションの場合のみ、エンティティーを作成または更新するときに設定可能な 3 つのオプションがあります。これらの 3 つのオプションは、リクエストでデータをシリアライズする方法を指定します。
- Content Only: デフォルトでは、OData Version 2 はリクエストの一部としてメタデータを追加します。このデフォルト動作を無効にするには、Content Only オプションを選択します。
- Omit ETag: OData Version 2 はデフォルトで、リクエストに更新を送信する際は更新リクエストに必須プロパティー値をすべて指定するよう要求します。このデフォルト動作を無効にして、変更するプロパティー値のみを指定できるようにするには、Omit ETag オプションを選択します。
- Omit Json wrapper: デフォルトでは、OData Version 2 はリクエストを JSON 形式でラップします。このデフォルト動作を無効にするには、Omit Json wrapper オプションを選択します。
更新する OData リソースを選択し、アクションを設定します。
更新する OData リソースの更新方法を理解することが重要になります。OData サービスのバッキングデータソースは、更新や競合解決のルールを決定します。たとえば、OData コネクションが新規エンティティーを作成しようとしたにも拘らず、その Predicate Key が指定されたエンティティーがすでに存在した場合にOData サービスは既存のエンティティーを上書きするか、既存のエンティティーのフィールドの一部を上書きするか、この操作を無視します。この状況で OData サービスがどのように動作するかを知るのはユーザー次第です。
- Next をクリックします。
結果
インテグレーションビジュアライゼーションで追加した場所にコネクションが表示されます。
次のステップ
OData コネクションの前にデータマッパーステップを追加します。エンティティーを更新するために、新しいエンティティーの作成に必要なデータを提供するソースフィールドをマップする必要があります。インテグレーションデータを次のコネクションのフィールドにマッピング を参照してください。