5.3. SOAP API クライアントコネクションの作成
インテグレーションで SOAP API に接続するには、任意の数のインテグレーションを追加できる SOAP API へのコネクションを作成します。
SOAP API クライアントコネクションはテクノロジープレビュー機能です。テクノロジープレビューの機能は、Red Hat の本番環境のサービスレベルアグリーメント (SLA) ではサポートされず、機能的に完全ではないことがあります。Red Hat は、実稼働環境での使用を推奨しません。テクノロジープレビューの機能は、最新の製品機能をいち早く提供して、開発段階で機能をテストし、フィードバックを提出できるようにすることを目的としています。Red Hat のテクノロジープレビュー機能のサポート範囲に関する詳細は、https://access.redhat.com/ja/support/offerings/techpreview を参照してください。
前提条件
- 接続する SOAP API のコネクターが作成されている必要があります。
手順
- Fuse Online の左パネルで Connections をクリックし、利用可能なコネクションを表示します。
- Create Connection をクリックし、利用できるコネクターを表示します。
- コネクションを作成する API のコネクターをクリックします。
- 設定ページで、要求された情報を提供します。Fuse Online が要求する内容は API の定義によって決まります。
コネクション設定ページで以下を行います。
- SOAP Endpoint アドレスを許可または編集します。
- WSDL エンドポイントを呼び出す際に使用する認証タイプ (None、Basic、または WS-Security Username Token) を選択します。通常、API サービスにはセキュリティー要件があり、Fuse Online は WSDL ファイルが定義する特定のセキュリティータイプに応じたセキュリティーの入力を要求します。
-
WS-Security Password Type (
None
、Text
、またはDigest
) を選択します。 - ユーザー名 および パスワード を指定します。
- Fuse Online でタイムスタンプを WS-Security ヘッダーに追加する場合は Timestamp を選択します。
Fuse Online で Nonce 要素を WS-Security Username Token ヘッダーに追加する場合は、Username Token Nonce を選択します。
Web Services Security (WSS) で UsernameToken を使用する方法に関する詳細は、この OASIS ドキュメント を参照してください。
Fuse Online でタイムスタンプ要素を WS-Security Username Token ヘッダーに追加する場合は、Username Token Created を選択します。
注記: SOAP エンドポイントへのコネクションを検証する OASIS/W3C 標準がないため、SOAP コネクターは検証をサポートしません。
- Next をクリックします。
Name connection ページで以下を行います。
- Name フィールドに、このコネクションを別のコネクションと区別するために使用する名前を入力します。
- Description は任意のフィールドで、このコネクションに関する便利な情報を入力します。
- Save をクリックします。作成したコネクションを選択し、インテグレーションに追加できるようになります。