1.5. 外部データベースで Fuse Online をインストールするためのシークレットの作成
外部データベースを使用してコネクションおよびインテグレーションの定義を永続化する Fuse Online 環境をインストールする場合は、Fuse Online をインストールする前に、OpenShift シークレットである syndesis-global-config
を作成します。
前提条件
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OCP 3.11 の場合のみ、コネクションおよびインテグレーションの定義を永続化するために外部データベースを使用ことを指定するために
default-cr.yml
ファイルが編集されている必要があります。 - Fuse Online がインストールされていない必要があります。
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oc
クライアントツールがインストール済みであり、Fuse Online をインストールする OCP クラスターに接続されている必要があります。 - クラスター管理者権限を持つユーザーは、該当ユーザーがクラスターでアクセス権限を持つプロジェクトに Fuse Online をインストールするための権限を付与済みである必要があります。
手順
Fuse Online をインストールする権限を持つアカウントで OpenShift にログインします。以下に例を示します。
oc login -u developer -p developer
以下の内容を含むリソースファイル (例:
my-fuse-onling-secret-cr.yml
) を作成して、保存します。apiVersion: v1 kind: Secret metadata: name: syndesis-global-config namespace: my-fuse-online-project type: Opaque data: POSTGRESQL_PASSWORD: base64-encoded-value
my-fuse-online-project
を、外部データベーであるスを指定する Fuse Online 環境をインストールする予定である OpenShift プロジェクトの名前に置き換えます。base64-encoded-value
を、外部データベースにアクセスするためのパスワードとして使用する base64 でエンコードされた値に置き換えます。OpenShift シークレットについての詳細は シークレット を参照してください。
以下のように、シークレットをクラスターに追加します。
oc apply -f my-fuse-online-secret-cr.yml
結果
クラスターでは、外部データベースを指定するカスタムリソースとインストールされた Fuse Online 環境で syndesis-global-config
シークレットを利用できます。
次のステップ
OCP 4.x の場合、Operator を使用して Fuse Online をインストールする際は、カスタムリソースを編集してコネクションおよびインテグレーションの定義を永続化するために外部データベースの使用を指定します。詳細は、OperatorHub からの Fuse Online Operator のインストール を参照してください。
OCP 3.11 の場合は、Fuse Online をインストールする前にデフォルトのカスタムリソースファイルを編集 の手順にしたがいます。