Red Hat Fuse 7.11 のリリースノート
多様性を受け入れるオープンソースの強化
Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。まずは、マスター (master)、スレーブ (slave)、ブラックリスト (blacklist)、ホワイトリスト (whitelist) の 4 つの用語の置き換えから始めます。この取り組みは膨大な作業を要するため、今後の複数のリリースで段階的に用語の置き換えを実施して参ります。詳細は、CTO である Chris Wright のメッセージ をご覧ください。
第1章 Fuse 7.11 の製品概要
1.1. Fuse のディストリビューション
Fuse 7.11 は、以下の 3 つのディストリビューションで提供されます。
- Fuse スタンドアロン
複数のオペレーティングシステム上でサポートされる従来の Fuse ディストリビューションです。このディストリビューションは以下のコンテナータイプでサポートされます。
- Apache Karaf
- JBoss Enterprise Application Platform (EAP)
- Spring Boot
- Fuse on OpenShift
OpenShift でインテグレーションアプリケーションを実行するための Fuse ディストリビューションです (Red Hat Enterprise Linux オペレーティングシステムでサポートされます)。このディストリビューションでは、サポートされるコンテナータイプは docker 形式のコンテナーイメージで提供されます。
- Java イメージ (Spring Boot 用)
- Apache Karaf イメージ
- JBoss EAP イメージ
- Fuse Online
ブラウザーベースの UI を使用して簡単なワークフローにアクセスできる、インテグレーション初心者向けの Fuse ディストリビューションです。このディストリビューションは以下のようなデプロイメントで使用できます。
- OpenShift Dedicated (OSD) クラスター上
- オンプレミス Openshift クラスターのインストール
1.2. 新機能
Fuse 7.11 には、主要なコンポーネントのアップグレードや新機能が多く含まれています。詳細は、各 Fuse ディストリビューションの新機能のセクションを参照してください。
1.3. サポートされる設定
Apache Karaf で Fuse を実行する場合は、OpenJDK 8u282 または OpenJDK 8u302 が推奨されます。クレデンシャルストアに影響を及ぼす既知の問題がある OpenJDK 8u292 は使用しないでください (ENTESB-16417 を参照)。OracleJDK 1.8.0_291 もこの問題の影響を受けます。
バージョン 7.11 でサポートされる設定、標準仕様、およびコンポーネントに関する詳細は、以下のカスタマーポータルの記事を参照してください。
第2章 Fuse Online
Fuse Online は、コードを作成せずに複数の異なるアプリケーションやサービスの統合を可能にする Web ブラウザーインターフェイスを提供します。また、複雑なユースケースで必要な場合にコードを追加できる機能も提供します。
Fuse Online では、OpenShift のインテグレーションは Apache Camel を使用する Spring Boot として実行されます。
2.1. Fuse Online ディストリビューション
Fuse Online は Red Hat の Web ベースのインテグレーションプラットフォームです。Syndesis は Fuse Online のオープンソースプロジェクトです。Fuse Online は以下のような OpenShift 環境で実行されます。
ホスト環境 | インストール |
OpenShift Dedicated | Red Hat が Red Hat インフラストラクチャーに Fuse Online をインストールし、提供します。 |
OpenShift Container Platform | お客様がインストールし、管理します。 |
2.2. Fuse Online 7.11 の新機能
Fuse Online 7.10 は以下の新機能を提供します。
SOAP API クライアントコネクター
カスタムの SOAP API クライアントコネクターを追加してから、SOAP API クライアントのコネクションを Fuse Online インテグレーションに追加できます。詳細は、SOAP API クライアントコネクターの作成 を参照してください。
本リリースの SOAP API クライアントコネクターには、Fuse Online セクションの「Fuse Online での重要事項」で説明されているいくつかの制限があります。
新しいデータマッパー機能
- 新しい条件式のサポート。複数のフィールドを持つコレクションの場合、データマッパーは、(同じコレクション内の) 別のソースフィールドの値に基づいて、1 つのソースフィールドの値をフィルタリングします。
2 つの新しい変換のサポート。
-
CopyTo
Copies は、ソース文字列フィールドの値をターゲットコレクションの指定されたフィールドに分割せずにコロケートします。 -
単純な
タイプを配列タイプにマッピングする際、複数の配列フィールドに単純なタイプから取得した値を入力します。
-
- データマッパー UI では、XML 属性は @ 記号で示されるようになりました。
Fuse Online 7.9 データマッパーが AtlasMap 2.0.0 から 2.2.2 にアップグレードされます。バージョン 2.2.2 のバグ修正およびマイナーな機能改良に関する詳細は、以下のアップストリームの AtlasMap リリースノートを参照してください。
https://github.com/atlasmap/atlasmap/releases/tag/atlasmap-2.1.1
https://github.com/atlasmap/atlasmap/releases/tag/atlasmap-2.1.2
https://github.com/atlasmap/atlasmap/releases/tag/atlasmap-2.2.0
https://github.com/atlasmap/atlasmap/releases/tag/atlasmap-2.2.1
https://github.com/atlasmap/atlasmap/releases/tag/atlasmap-2.2.2
FTP コネクターのアクション
以前のリリースでは、FTP コネクターには 2 つのアクション(
Download
andUpload
)がありました。Fuse Online 7.9 より、FTP サーバーにはDownloadNamedFile と
の 2 つの追加アクションがあります。また、ファイル名の式 では、ダウンロードまたはアップロードするファイルを指定する Apache Camel File 言語 式を提供するようになりました。UploadNamedFile
2.3. Fuse Online 7.11 での変更点
Fuse Online 7.11 では、以下のように Fuse Online 7.10 機能が変更されました。
サンプルの PostgresDB データベースおよびコネクションを有効にするための新しいオプション
デフォルトでは、Fuse Online をデプロイする場合、サンプルの PostgresDB データベースおよびコネクターは無効になります (インストールされません)。有効にするには、
demoData
オプションをtrue
に設定して syndesis CR を編集します。詳細は、『Installing and Operating Fuse Online on OpenShift Container Platform』の「 Adding sample data to a Fuse environment running on OCP」を参照してください。Slack コネクターによる Bot User OAuth Access Token の使用
Slack コネクターの作成時に、Slack アプリケーションへのアクセスを承認するために Bot User OAuth Access Token を指定できるようになりました。Slack ではレガシートークンの承認が非推奨になりました。
保存時における Fuse Online カスタムリソースの更新の適用
Fuse Online カスタムリソースの
components.server
セクションに変更を加えると、カスタムリソースの保存後に Fuse Online によって更新が適用されます。Fuse Online 7.9 より、変更を有効にするためにsyndesis-server
Pod を手動で削除する必要があります。
2.4. Fuse Online インテグレーションのアップグレード
オンサイトの OCP で稼働している Fuse Online 環境をアップグレードするには、OCP での Fuse Online のアップグレード の説明どおりに、Operator を使用して、稼働中のインテグレーションを再パブリッシュすることで Fuse Online を更新する必要があります。
(インストールスクリプトまたは OperatorHub を使用して) Fuse Online 7.8 をインストールした方法に関係なく、OperatorHub を使用して Fuse Online 7.8 から 7.9 にアップグレードする必要があることに注意してください。
2.5. Fuse Online での重要事項
Fuse Online ディストリビューションの Fuse 7.11 リリースにおける重要事項
SOAP API Client コネクターの機能
SOAP API クライアントコネクターは、以下の機能をサポートします。
- SOAP 1.1 および 1.2 のメッセージ形式
- RPC および Document バインディングはどちらも、Literal エンコーディングのみをサポートします。
- すべての Workday WSDLs はインラインスキーマ、SOAP ドキュメントのリテラルバインディング、および WS Username Token テキストパスワード認証を使用します。
- 入れ子の循環参照型。
- 外部スキーマ - URL ベースの WSDL のみが、WSDL のベースパスからの相対 URL に基づいて外部スキーマをサポートします。WSDL URL は、実行時に解析と検証のために SOAP コネクターで使用できる 必要 があります。したがって、WSDL とスキーマが永続的な URL でホストされていることを確認してください。
- 複数のスキーマ - インラインおよび外部 (WSDL URL) の両方が、一意の namespace で複数のスキーマをサポートします。
セキュリティー関連の機能:
- WS_Basic プロファイルとリストの組み合わせ。
- Basic 認証では、HTTPS のユーザー名/パスワードがサポートされます。
- ユーザー名トークンプロファイルでは、テキストパスワードとダイジェストパスワードの両方がサポートされています。
本リリースでは、SOAP API クライアントコネクターに以下の機能のサポートが含まれなくなりました。
- 外部スキーマ - (File Upload フォームを使用して) コネクターに直接インポートされた WSDL ファイルで参照されるディスクベースの外部スキーマはサポートされません。アップロードされた WSDL ファイルは、インラインスキーマを使用する 必要があります。URL ベースの WSDL は、WSDL でホストされる外部スキーマをサポートすることに注意してください。
- SOAP エンコーディングはサポートされません。
- セキュリティー上、SAML はサポートされません。
AMQ Streams の Kafka ブローカー URI が自動検出されない
AMQ Streams の CRD バージョンは、この AMQ リリースノートで説明されているように、Fuse Online の
v1beta2
に増加しました。AMQ Streams を使用している場合、Fuse Online で新しい Kafka Message Broker コネクションを作成すると、Kafka Broker URI は自動検出されず、Kafka Broker URI のドロップダウンリストには表示されません。代わりに URI を入力する必要があります。- Fuse Online は Camel K ランタイムまたは KNative コネクターをサポートしなくなりました。
- Fuse Online が Red Hat インフラストラクチャーにインストールされ、プロビジョニングされる場合、アカウントは同時に実行可能な特定数のインテグレーションに制限されます。詳細は、価格プランを参照してください。
- Fuse Online にアップロードする OpenAPI スキーマに出入力タイプが定義されていないことがあります。Fuse Online が出入力タイプを指定しない OpenAPI からカスタム API クライアントを作成した場合、API クライアントが処理できるフィールドにインテグレーションデータをマップするインテグレーションや、API クライアントが処理したフィールドから統合データをマップするインテグレーションを作成できません。インテグレーションにカスタム API をマップ先またはマップ元とするマッピングが必要な場合、OpenAPI スキーマをアップロードするときに Review/Edit をクリックして API 編集ツールの API Designer を開き、出入力タイプの指定を追加します。
- Fuse 7.8 以降、カスタム API クライアントコネクターまたは API プロバイダーインテグレーションに使用する OpenAPI ドキュメントは、循環スキーマ参照を持つことができません。たとえば、リクエストまたは応答ボディーを指定する JSON スキーマは、そのスキーマ自体を全体的に参照することはできず、任意数の中間スキーマを介してそれ自体を部分的に参照することもできません。
2.6. Fuse Online のテクニカルサポートの利用
テクニカルサポートを利用するには、Fuse Online コンソールの左ナビゲーションパネルで Support をクリックします。Support ページを使用して、すべてのインテグレーションに関する診断情報や、選択した 1 つまたは複数のインテグレーションに関する診断情報をダウンロードします。このページには、サポートチケットを作成するためのリンクや、ダウンロードした診断情報を提供するためのリンクもあります。
2.7. Fuse Online のテクノロジープレビュー機能
本リリースには、以下に示すテクノロジープレビュー機能が含まれています。
テクノロジープレビューの機能は、Red Hat の本番環境のサービスレベルアグリーメント (SLA) ではサポートされず、機能的に完全ではないことがあるため、Red Hat は本番環境での使用は推奨しません。テクノロジープレビューの機能は、最新の技術をいち早く提供して、開発段階で機能のテストやフィードバックの収集を可能にするために提供されます。詳細は、テクノロジープレビュー機能のサポート範囲 を参照してください。
Fuse Online の監査
Fuse Online は、ユーザーが以下の Fuse Online コンポーネントに対して加えた変更の基本監査をサポートします。
-
コネクション -
Name
および Fuse Online Web コンソールのコネクターの Details ページに表示されるその他のフィールド。 -
コネクター -
Name
フィールド。 -
インテグレーション -
Name
フィールド。
-
コネクション -
データマッパーでは、条件式を指定し、データマッピングに適用することができます。たとえば、条件式はソースフィールドの評価や、ソースフィールドが空の場合にターゲットフィールドに入力する方法を指定できます。指定できる式の限定セットは、Microsoft Excel の式に似ています。
データマッパーのユーザー定義プロパティーのドキュメント範囲
データマッパーでは、ソースとターゲットのマッピングに定義されたプロパティーの範囲を指定できます。Mapping Details パネルで、Properties の横にある Add (+) をクリックします。新しい Scope オプションのCreate Property ダイアログで、現在のメッセージヘッダー、前のステップからのメッセージヘッダー、または Camel 固有のプロパティーの Camel Exchange Property を選択できます。
OAuth を使用する REST API クライアントでは、API クライアントコネクターの作成時に、そのコネクターから作成するコネクションのデフォルト OAuth2 の動作を変更することができます。OpenAPI 仕様への Fuse Online ベンダーエクステンションは以下をサポートします。
- クライアントクレデンシャルをパラメーターとして提供。
- HTTP レスポンスステータスコードを基にした新しいアクセストークンの取得。
第3章 Fuse on OpenShift
Fuse on OpenShift は、OpenShift Container Platform での Fuse アプリケーションのデプロイを可能にします。
3.1. OpenShift のサポート対象バージョン
Fuse on OpenShift は OpenShift Container Platform 4.x および OpenShift Container Platform 3.11 でサポートされます。Fuse on OpenShift と使用する OpenShift Container Platform のサポート対象バージョンについては Red Hat Fuse でサポートされる設定 を参照してください。
3.2. サポートされるイメージ
Fuse on OpenShift は以下の Docker 形式のイメージを提供します。
-
fuse7/fuse-java-openshift-rhel8
— Spring Boot -
fuse7/fuse-java-openshift-jdk11-rhel8
— Spring Boot -
fuse7/fuse-karaf-openshift-rhel8
— Apache Karaf -
fuse7/fuse-eap-openshift-jdk8-rhel7
— Red Hat JBoss Enterprise Application Platform -
fuse7/fuse-eap-openshift-jdk11-rhel8
— Red Hat JBoss Enterprise Application Platform -
fuse7/fuse-console-rhel8MyWorkItem
- HELPFuse コンソール -
fuse7/fuse-console-rhel8-operator
vulkan-conditionalsFuse コンソール Operator -
fuse7/fuse-apicurito-generator
— Apicurito REST アプリケーションジェネレーター -
fuse7/fuse-apicurito-rhel8
— Apicurito REST API editor -
fuse7/fuse-apicurito-rhel8-operator vulkan
- HELPAPI Designer Operator
3.3. Fuse 7.11 on OpenShift の新機能
Fuse on OpenShift のバージョン 7.11 では、以下の新機能が提供されます。
JDK 11 のサポート
Fuse 7.11 は、JDK11 を使用して Fuse on OpenShift クイックスタートを構築するためのサポートを提供します。
openshift-maven-plugin
を使用したクイックスタートの実行Fuse 7.11 は、Maven アーキタイプで Fuse on OpenShift クイックスタートをビルドして実行する際に、新しい
openshift-maven-plugin
を使用します。
3.4. 重要事項
Fuse on OpenShift ディストリビューションの Fuse 7.11 リリースにおける重要事項
- Data Virtualization の削除
- Data Virtualization は Fuse 7.7 で非推奨となり、Fuse 7.8 から削除されました。
- Spring Boot 1 の削除
- Spring Boot 1 は Fuse 7.7 で非推奨となり、Fuse 7.8 から削除されました。Spring Boot 2.0 Migration Guide の説明にしたがって、Spring Boot アプリケーションを Spring Boot 2 に移行することが推奨されます。
- 非推奨になった Fabric8 Maven プラグイン
- Fabric8 Maven プラグインは非推奨となり、Fuse 7.9 以降 OpenShift Maven プラグイン に置き換えられました。OpenShift Maven プラグインを使用してアプリケーションをビルドおよびデプロイします。
- JDK11 を使用したクイックスタートの実行
- ランタイム時に JDK11 ベースのイメージを使用する場合は、コンパイル時に正しい JDK11 プロファイルを使用します。JDK11 を使用してクイックスタートをビルドおよびデプロイする場合は、ビルドマシンに JDK11 をインストールし、正しい JDK11 プロファイルを使用してクイックスタートをビルドするようにしてください。
eap-camel-jpa
クイックスタートの削除-
依存関係の問題により、
eap-camel-jpa
クイックスタートが Fuse 7.8 から削除されました。 - Fuse 7.8 での Jolokia の外部アクセス不可
- Fuse 7.8 より、Jolokia のデフォルトプロトコルは HTTP から HTTPS に変更されました。
第4章 Fuse スタンドアロン
4.1. サポートされるコンテナー
Fuse スタンドアロン 7.11 は以下のランタイムコンテナーでサポートされます。
- Spring Boot 2 (スタンドアロン)
- Apache Karaf
- Red Hat JBoss Enterprise Application Platform (JBoss EAP)
4.2. Fuse 7.11 の新機能
Fuse スタンドアロンのバージョン 7.11 の主な新機能は次のとおりです。
- undertow スレッドプール名の設定
Undertow スレッドプールおよびその名前は、Hawtio コンソールから監視およびデバッグを改善するために、サービス/バンドルごとに設定できるようになりました。
詳細は『Apache Karaf Security Guide』の「Worker IO configuration」を参照してください。
- Camel でのコンシューマー優先度の実装
一部のブローカー (特に Artemis) を使用すると、送信するメッセージのコンシューマーの優先度を指定できます。Fuse 7.9 では、この設定は
camel-amqp および
コンポーネントで公開されます。camel-
jms詳細は、『Apache Camel Component Reference』の「JMS Component」を参照してください。
- Salesforce Bulk API V2 のサポート
Camel SAP Salesforce Bulk 2.0 API がサポートされるようになり、大量のデータを Salesforce に簡単にロードしたり、Salesforce から大量のデータをクエリーしたりするために使用できます。
詳細は、『Apache Camel Component Reference』の「Bulk 2.0 API」を参照してください。
- Camel SAP コンポーネントでの高速な RFC シリアライゼーションのサポート
camel-sap
コンポーネントが、fast RFC シリアライゼーションをサポートするようになりました。詳細は、『Apache Camel Component Reference』の「Destination Configuration」を参照してください。
- Fuse on Karaf での Spring Security のサポート
-
camel-spring-security
コンポーネントに対応するようになりました。
4.3. テクノロジープレビューの機能
以下の Fuse スタンドアロンの機能は テクノロジープレビュー であるため、Fuse 7.11 ではサポートされません。
- Saga EIP
- Saga EIP (Enterprise Integration Pattern) はテクノロジープレビューの機能で、実稼働環境に適していない インメモリー Saga サービスのみが対象になります。LRA Saga サービスはサポートされません。詳細は Apache Camel Development Guide の Saga EIP を参照してください。
4.3.1. Apache Camel の Fuse Tooling サポート
Fuse Tooling は、Apache Camel 言語サポートエクステンションや、Visual Studio Code、Eclipse IDE、および Eclipse Che のプラグインを使用して、Camel アプリケーションの開発でクロスプラットフォームおよびクロス IDE を提供します。
Visual Studio Code では、WSDL を Camel Rest DSL サポートに提供するエクステンションを追加することもできます。
注記: これらの機能は、デフォルトで Red Hat CodeReady Studio の Fuse Tooling に含まれています。
Visual Studio Code の機能
VS Code Apache Camel エクステンションはコミュニティー機能です。これらは Red Hat ではサポートされません。
Language Support for Apache Camel エクステンションは、以下のような Camel URI の機能を提供します。
XML DSL および Java DSL の場合:
- VS Code の Outline パネルおよび Go > Go to Symbol in File ナビゲーションパネルで、エンドポイントに移動できます。
- エディターは入力時に Camel コンポーネント、属性、および属性値のリストでコード補完を提供します。
- Camel コンポーネントにマウスオーバーすると、エディターにコンポーネントの簡単な説明が表示されます (Apache Camel component reference から)。
- ファイルを編集すると、エディターは Camel コードで Apache Camel 検証チェックを実行します。
- File → Preferences → Settings → Apache Camel Tooling → Camel catalog version と選択すると、特定の Camel Catalog 指定できます。
- Quick fix(クリック修正) 機能を使用して、無効な列挙値や未知の Camel URI コンポーネントプロパティーに対応できます。
XML DSL の場合のみ:
- VS Code の Outline パネルおよび Go > Go to Symbol in File ナビゲーションパネルで、Camel コンテキストおよびルートに移動できます。
-
エディターは入力時に
direct
、direct VM
、VM
、およびSEDA
コンポーネントの参照された ID に対し、コード補完を提供します。 -
開いているすべての Camel ファイルで
direct
およびdirect VM
コンポーネントの参照を見つけることができます。
プロパティーの場合:
- Camel コンポーネントプロパティーの完了
- 診断
WSDL 2 Camel Rest DSL エクステンション (wsdl2rest 実装) は、WSDL を Camel Rest DSL サポートに提供します。既存の WSDL ファイルを指定すると、このエクステンションを使用して REST スタイルのアクセスの Camel Rest DSL + CXF ソリューションを生成できます。WSDL ファイルは、ローカルファイルシステム上またはアクセス可能な Web URL から見つけることができます。
Language Support for Apache Camel および WSDL to Camel Rest DSL 機能にアクセスするには、以下のエクステンションを 1 つまたは複数追加します。
Apache Camel Extension Pack によって以下の VS Code エクステンションがインストールされます。
エクステンションを個別にインストールすることもできます。
詳細は、以下の README ファイルを参照してください。
- Apache Camel Extension Pack の README ファイル。
- Apache Camel Language Server Protocol for Visual Studio Code の README ファイル。
- WSDL to Camel Rest DSL の README ファイル。
Eclipse IDE 機能
Language Support for Apache Camel Eclipse プラグインは Camel URI に以下の機能を提供します。
XML DSL および Java DSL 両方の汎用 Eclipse テキストエディターの場合:
- エディターは入力時に Camel コンポーネント、属性、および属性値のリストでコード補完を提供します。
- Camel コンポーネントにマウスオーバーすると、エディターにコンポーネントの簡単な説明が表示されます (Apache Camel component reference から)。
Eclipse XML または Java エディターを使用する場合は、自動補完機能のみが提供されます。
Language Support for Apache Camel 機能にアクセスするには、Eclipse Marketplace から Eclipse プラグインをインストールします。詳細は、Apache Camel Language Server Protocol for Eclipse IDE の README file を参照してください。
Eclipse Che の機能
Eclipse Che 7 の Language Support for Apache Camel プラグインは、XML DSL および Java DSL で Camel URI の機能を提供します。
- エディターは入力時に Camel コンポーネント、属性、および属性値のリストでコード補完を提供します。
- Camel コンポーネントにマウスオーバーすると、エディターにコンポーネントの簡単な説明が表示されます (Apache Camel component reference から)。
- ファイルを保存すると、エディターによって Camel コードで Apache Camel 検証チェックが実行されます。
Eclipse Che に対してこのプラグインをアクティベートするには、Apache Camel based on Spring Boot スタックまたはワークスペース設定を使用します。
4.4. Fuse 7.11 の BOM ファイル
サポートされる Fuse 7.11 アーティファクトを使用するために Maven プロジェクトを設定するには、本セクションで説明する BOM バージョンを使用してください。
4.4.1. BOM ファイル
Fuse スタンドアロンアプリケーションをアップグレードして 7.11 の依存関係を使用するには、Maven の pom.xml
を編集し、下表にある BOM と Maven プラグインのバージョンを変更します。
コンテナータイプ | Maven BOM またはプラグインアーティファクト groupId/artifactId | Fuse 7.11 向けのバージョン |
---|---|---|
Spring Boot 2 |
|
|
|
| |
|
| |
Apache Karaf |
|
|
|
| |
JBoss EAP |
|
|
BOM の使用に関する詳細は Migration Guide を参照してください。
4.5. 重要事項
Fuse スタンドアロンディストリビューションの Fuse 7.11 リリースにおける重要事項
- JBoss EAP 7.2 (JBoss EAP 7.1 から) を使用するようアップグレードされた Fuse on EAP
- Fuse 7.3 リリースは、JBoss Enterprise Application Platform (EAP) 7.2 コンテナーで実行されるようになりました (Fuse の前リリースの JBoss EAP 7.1 からアップグレード)。詳細は、JBoss EAP 7.2.0 リリースノート を参照してください。
- Jackson ライブラリーの更新
- Jackson ライブラリーの 2.9 および 2.10 から 2.12.1 への更新
- Apache Karaf での OpenJDK 8u292 の使用
- Apache Karaf で Fuse を実行する場合、Red Hat は OpenJDK 8u282 を使用することを推奨します。クレデンシャルストアに影響を及ぼす既知の問題がある OpenJDK 8u292 は使用しないでください (ENTESB-16417 を参照)。
- Fuse on Karaf のアップグレード
Fuse 7.9 リリースは Apache Karaf メカニズム (Fuse 7.8 で削除) を復元するため、Fuse on Karaf の更新バージョンを再インストールせずに、Apache Karaf コンテナーに修正を適用できます。
Karaf での Fuse 7.9 へのアップグレードに関する詳細は、『Fuse Migration Guide』を参照してください。
第5章 非推奨となった機能および削除された機能
Fuse 7 の今後の変更に関するご質問やヘルプは、support@redhat.com にお問い合わせください。
5.1. 非推奨
以下の機能は Fuse 7.11 で非推奨となったため、今後のリリースで削除される可能性があります。
- 非推奨になった fabric8-maven-plugin
-
Fuse 7.9 以降、
fabric8-maven-plugin
は非推奨となりました。Fuse on OpenShift で Maven プロジェクトをビルドおよびデプロイに代わりに openshift-maven-plugin を使用することが推奨されます。プラグインは Eclipse JKube によって維持され、プラグインに関する幅広い ドキュメント が提供されます。 - OCP 4 インストールの Fuse Online インストールスクリプト
- Fuse 7.8 より OpenShift Container Platform (OCP) 4.x バージョン上に Fuse Online をインストールする場合に Fuse Online のインストールスクリプトは非推奨となりました。OCP 4.x バージョンでは、Fuse Online Operator の使用が推奨されます。OCP 3.11 に Fuse Online をインストールする場合は、Fuse Online のインストールスクリプトは引き続きサポートされます。
- Camel アプリケーションで非推奨となった PHP、Python、および Ruby スクリプト言語
- PHP、Python、および Ruby スクリプト言語は、Fuse 7.4 より Camel アプリケーションで非推奨となり、今後のリリースで削除される予定です。Camel コミュニティーでは、Camel 2.19 より PHP、Python、および Ruby が非推奨になりました (CAMEL-10973 を参照)。これは、Apache Karaf、JBoss EAP、および Spring Boot のすべての Fuse コンテナータイプに適用されます。
- 非推奨となった HP-UX OS
- HP-UX オペレーティングシステムは Fuse 7.2 より非推奨となり、このオペレーティングシステムのサポートは Fuse の今後のリリースで除外される可能性があります。JBoss EAP 7.2 コンテナーではすでに HP-UX のサポートが除外されたため、JBoss EAP 7.2 で実行される Fuse on JBoss EAP の今後のバージョンは HP-UX ではサポートされません。
- 非推奨となった Camel MQTT コンポーネント
- Camel MQTT コンポーネントは Fuse 7.0 で非推奨となり、Fuse の今後のリリースでは削除されます。このコンポーネントの代わりに、Eclipse Paho ライブラリーを使用して MQTT メッセージングプロトコルをサポートする Camel Paho コンポーネントを使用できます。
- Linux 以外のオペレーティングシステムで非推奨となった Camel LevelDB コンポーネント
-
Camel LevelDB (
camel-leveldb
) コンポーネントは、Fuse 6.3 より Red Hat Enterprise Linux 以外のすべてのオペレーティングシステムで非推奨となりました。今後、Camel LevelDB コンポーネントは Red Hat Enterprise Linux でのみサポートされます。 - 非推奨となった Camel SJMS コンポーネントからの BatchMessage クラス
- Camel SJMS コンポーネントからの BatchMessage クラスは Fuse 7 で非推奨となり (Apache Camel ではバージョン 2.17 より非推奨)、Apache Camel および Fuse の今後のバージョンで削除される可能性があります。
5.2. Fuse 7.8 で削除された機能
- Spring Boot 1
- Spring Boot 1 は Fuse 7.8 ではサポート対象外になりました。Spring Boot 2.0 Migration Guide の説明にしたがって、Spring Boot アプリケーションを Spring Boot 2 に移行することが推奨されます。
- Fuse Online の Camel K ランタイム
- Fuse Online の Camel K ランタイム (テクノロジープレビュー機能) は Fuse 7.8 ではサポート対象外になりました。
- 7.8 で削除された Camel XmlJson コンポーネント
-
Camel XmlJson(
camel-xmljson
) コンポーネントは Fuse 7.8 で削除されました。
5.3. Fuse 7.5 で削除された機能
以下の機能は Fuse 7.5 で削除されました。
- 7.5 で廃止された MS SQL Server 2014 とのインテグレーションに対するサポート
- MS SQL Server 2014 の Fuse 7.5 とのインテグレーションはテストおよびサポート対象外になりました。代わりに、MS SQL Server 2016 や 2017 などのより最近のバージョンの MS SQL Server を使用することが推奨されます。
- 7.5 で削除された Camel LinkedIn コンポーネント
camel-linkedin
コンポーネントは Fuse 7.5 で削除されました。重要Fuse 7.5 で削除された
cam el-linkedin
コンポーネントは、今後のリリースで復元される可能性があります。
5.4. Fuse 7.3 で削除された機能
以下の機能は Fuse 7.3 で削除されました。
- 7.3 で削除された Camel YQL コンポーネント
- Camel YQL コンポーネントは Fuse 7.3 で削除されました。
- 7.3 で削除された OpenJPA および OpenJPA3 Karaf 機能
-
openjpa
機能およびopenjpa3
機能は、7.3 の Apache Karaf コンテナーから削除されました。Java Persistence Architecture (JPA) 実装では、代わりにサポートされるhibernate
機能を使用してください。 - 7.3 で削除された camel-jetty Karaf 機能
-
camel-jetty
機能は Jetty 8 を使用するため、7.3 の Apache Karaf コンテナーから削除されました。この代わりにcamel-jetty9
機能を使用してください。 - 7.3 で削除された pax-jms-oracleaq Karaf 機能
-
サードパーティーの無償ではない Oracle AQ ライブラリーが必要なため、
pax-jms-oracleaq
機能は 7.3 の Apache Karaf コンテナーから削除されました。 - 7.3 の Fuse on EAP (Wildfly Camel) から削除された camel-elasticsearch コンポーネント
-
camel-elasticsearch
コンポーネントは 7.3 の Fuse on EAP (Wildfly Camel) から削除されました。代わりに新しいcamel-elasticsearch-rest
コンポーネントを使用してください。
5.5. Fuse 7.2 で削除された機能
以下の機能は Fuse 7.2 で削除されました。
- 7.2 で削除された Camel XMLRPC コンポーネント
- Camel XMLRPC コンポーネントは Fuse 7.2 で削除されました。
- 7.2 で削除された Camel Netty コンポーネント
- Camel Netty コンポーネントは Fuse 7.2 で削除されました。この代わりに Camel Netty4 コンポーネントを使用することが推奨されます。
5.6. Fuse 7.0 で削除された機能
以下の機能は Fuse 7.0 で削除されました。
- 7.0 でサポートが除外された Red Hat JBoss Operations Network (JON)
- Fuse 7.0 より Fuse on Karaf は JON をサポートしなくなり、JON ランタイムと統合するための JON プラグインの提供を停止しました。
- 7.0 で削除された組み込み ActiveMQ ブローカー
- Fuse 7.0 より Fuse on Karaf は組み込み ActiveMQ ブローカーの提供を停止しました。そのため、サポートされるリモートブローカーへ直接接続するようにしてください。サポートされるブローカーの詳細は Red Hat Fuse でサポートされる設定 のサポートされるメッセージングプロバイダーを参照してください。
- 7.0 で削除された Fuse インテグレーションパック
- ルールやプロセスの実行に対するサポートは、Red Hat JBoss BPM Suite および Red Hat JBoss BRMS に含まれるコンポーネントによって提供されます。
- 7.0 で削除された子コンテナー管理用の Karaf コンソールコマンド
Fuse 7.0 より、子コンテナー管理用の Karaf コンソールコマンドはサポートされて いません。対象となる
instance:
(Karaf 4.x 構文) で始まるコンソールコマンドと、admin:
(Karaf 2.x 構文) で始まるコンソールコマンドはサポートされません。注記Fuse 7.0 GA リリースでは、
instance:
コマンドは削除されていません。これは既知の問題です。- 7.0 で削除された Switch Yard
- Switch Yard は Fuse 7.0 で削除され、代わりに Apache Camel を直接使用する必要があります。詳細は、ナレッジベースの SwitchYard Support Plan After Releasing Fuse 7 を参照してください。
- 7.0 で除外された Fabric8 1.x のサポート
Fuse 7.0 で Fabric8 v1 は Fabric8 v2 のコンポーネントが含まれる Fuse on OpenShift (旧名称 Fuse Integration Services) に置き換えられました。Fuse on OpenShift は、OpenShift 内でインテグレーションマイクロサービスの開発、デプロイメント、および管理を可能にするツールのセットと Docker 形式のイメージを提供します。
Fuse on OpenShift のアーキテクチャーは異なりますが、Fabric 8 v1 が提供する同じプロビジョニング、自動化、中央設定、管理要件に対応します。詳細は Fuse on OpenShift Guide を参照してください。
- 7.0 で削除された Google App Engine の Camel コンポーネント
-
Google App Engine の Camel コンポーネント (
camel-gae
) は Fuse 7.0 で削除されました。 - 7.0 で削除された Camel jBPM コンポーネント
-
Camel jBPM コンポーネント (
camel-jbpm
) は Fuse 7.0 で削除されました。 - 7.0 で削除された Fuse をサービスとしてインストールするための Tanuki ベースのラッパー
-
Fuse をサービスとしてインストールするための Tanuki ベースのラッパースクリプト (
wrapper:install
Karaf コンソールコマンドを使用して生成) は Fuse 7.0 で削除されました。Apache Karaf コンテナーをサービスとしてインストールする場合、この代わりにbin/contrib
ディレクトリーから新しいkaraf-service-*.sh
スクリプトを使用することが推奨されます。 - 7.0 で削除された Smooks
- Switch Yard の Smooks コンポーネントは Fuse 7.0 で削除されました。
- 7.0 で削除された BPEL
- Riftsaw プロジェクトをベースとする BPEL は Fuse 7.0 で削除されました。BPEL を現在使用している場合は、Red Hat JBoss BPM Suite への移行を考慮することが推奨されます。
- 7.0 で削除された Design Time Governance
- Design Time Governance コンポーネントは Fuse 7.0 で削除されました。
- 7.0 で削除された Runtime Governance
- Runtime Governance (RTGov) コンポーネントは Fuse 7.0 で削除されました。
- 7.0 で削除された S-RAMP
- S-RAMP (SOA Repository Artifact Model and Protocol) コンポーネントは Fuse 7.0 で削除されました。
- 7.0 で削除された bin/patch スクリプト
-
bin/patch
スクリプト (Windows O/S ではbin\patch.bat
) は Fuse 7.0 で削除されました。 - 7.0 でサポートされない Spring-DM (Spring Dynamic Modules)
- Spring XML を Apache Karaf の OSGi サービスレイヤーと統合する Spring-DM は Fuse 7.0 ではサポートされないため、代わりに Blueprint フレームワークを使用する必要があります。Blueprint XML を使用しても、Spring フレームワークから Java ライブラリーを使用することはできます。最新バージョンの Spring は Blueprint と互換性があります。
- 7.0 でサポートされない Apache OpenJPA
- JPA (Java Persistence API) の Apache OpenJPA 実装は Fuse 7.0 ではサポートされません。代わりに Hibernate 実装を使用することが推奨されます。
5.7. Fuse 7.0 で置き換えられた機能
以下の機能は Fuse 7.0 で置き換えられました。
第6章 Fuse 7.11 でサポートされない機能
以下の機能は、Red Hat Fuse 7.11 ではサポートされません。
- OCP 3.11 では、Operator を使用した Fuse Console のインストールはサポートされない
- OpenShift Container Platform (OCP) 3.11 では、Operator を使用した Fuse Console のインストールはサポートされておらず、機能しません。OCP 3.11 に Fuse Console をインストールする場合は、テンプレートを使用する手法が推奨されます。
- サポートされない Apache Karaf EclipseLink 機能
- Apache Karaf EclipseLink 機能は Fuse ではサポートされません。この機能は JPA 2.2 に依存しますが、Fuse 7.2 の Karaf コンテナーは JPA 2.1 と関連しているからです。
- サポートされない Apache Aries Blueprint Web モジュール
- Apache Aries Blueprint Web モジュールは Fuse ではサポートされません。Apache Camel のコミュニティー版で Blueprint Web を使用している例がありますが (個別ダウンロードとして提供)、Fuse でのサポートを意味するものではありません。
- Apache Karaf の Apache Camel でサポートされない PHP スクリプト言語
- PHP の OSGi バンドルがないため、PHP スクリプト言語は Apache Karaf コンテナー上の Camel アプリケーションでサポートされません。PHP スクリプト言語は、JBoss EAP コンテナーおよび Spring Boot コンテナー上の Camel アプリケーションでは非推奨になりました。
- Apache Karaf の Apache Camel でサポートされない Python スクリプト言語
- Python の OSGi バンドルがないため、Python スクリプト言語は Apache Karaf コンテナー上の Camel アプリケーションでサポートされません。Python スクリプト言語は、JBoss EAP コンテナーおよび Spring Boot コンテナー上の Camel アプリケーションでは非推奨になりました。
第7章 既知の問題
以下の項ではバージョン 7.11 の既知の問題について説明します。
7.1. CVE セキュリティー脆弱性
Fuse はミドルウェア統合プラットフォームであるため、多くのサードパーティーコンポーネントと統合される可能性があります。そのため、サードパーティーの依存関係の一部にセキュリティーの脆弱性がある可能性を常に排除することは困難です。ここでは、Fuse 7.11 のサードパーティー依存関係に影響するセキュリティー関連の既知の CVE (Common Vulnerabilities and Exposures) を記載します。
- CVE-2020-13936 CVE-2020-13936 velocity: 攻撃者がテンプレートを変更できる場合の任意コードの実行
Velocity テンプレートを変更できる攻撃者は、Servlet コンテナーを実行しているアカウントと同じ権限で、任意の Java コードを実行したり、任意のシステムコマンドを実行したりする可能性があります。これには、バージョン 2.2 までの Apache Velocity Engine を実行する velocity テンプレートを信頼できないユーザーがアップロード/変更できるアプリケーションが該当します。
Fuse 7.9(およびそれ以降) では、このセキュリティーの脆弱性から保護するために修正された Velocity バージョン (バージョン 2.3) のみを使用するように依存関係が変更されました。アプリケーションコードに Apache Velocity コンポーネントへの明示的な依存関係がある場合は、これらの依存関係をアップグレードして固定バージョンを使用することが推奨されます。
- ENTESB-8113 CVE-2018-10237 guava: AtomicDoubleArray および CompoundOrdering クラスでの無制限のメモリー割り当てにより、リモートの攻撃者がサービス拒否を引き起こす[fuse-7.0.0]
Google Guava の 11.0 から 24.1 までのバージョンは、
AtomicDoubleArray
クラス (Java のシリアライズでシリアル化される場合) およびCompoundOrdering
クラス (GWT のシリアライズでシリアル化される場合) のバインドされていないメモリー割り当てに対して脆弱です。攻撃者が Guava を使用するアプリケーションを悪用すると、信用できないデータをデシリアライズしてサービス拒否 (DoS) を発生できる可能性があります。詳細は、CVE-2018-10237 を参照してください。このセキュリティー脆弱性を回避するため、以下を行うことが推奨されます。
-
AtomicDoubleArray
インスタンスまたはCompoundOrdering
インスタンスを不明なソースからデシリアライズしないでください。 - 24 以前の Guava バージョンの使用しないようにします (ただし、場合によっては以前のバージョンの使用を避けられないことがあります)。
Fuse 7.7 では、以前の (脆弱な) バージョンの Guava を簡単に使用できないようにするため、デフォルトですべてのコンテナーが Guava 27 を選択するよう、BOM (Bill of Material) ファイルが設定されています。そのため、Fuse BOM を Maven プロジェクトに組み込み (BOM ファイルの依存関係を POM ファイルの
dependencyManagement
セクションに 追加)、明示的なバージョンを指定 せずに Guava アーティファクトの依存関係を指定すると、Guava のデフォルトのバージョンは BOM に指定されたバージョン (Fuse 7.7 の BOM ではバージョン 27) になります。しかし、脆弱なバージョンの Guava の使用を回避できない一般的なユースケースが少なくとも 1 つあります。これは、OSGi アプリケーションが Guava と Swagger を一緒に使用する場合で、Swagger には Guava 20 が必要であるため、そのバージョンを使用する必要があります。ここでは、その理由と、以前の (脆弱な) Guava 20 ライブラリーを元に戻すために POM ファイルを設定する方法について説明します。まず、ダブル OSGi チェーン という概念を理解する必要があります。
ダブル OSGi チェーン
OSGi ランタイムのバンドルは、パッケージ制約 (パッケージ名 + 任意のバージョン/範囲) を使用して ワイヤリング されます (インポートおよびエクスポート)。各バンドルは複数のインポートを持つことができ、通常これらのインポートは指定のバンドルを複数のバンドルでワイヤリングします。以下に例を示します。
BundleA +-- BundleB | +-- BundleCa +-- BundleCb
この例では、
BundleA
はBundleB
およびBundleCb
に依存し、BundleB
はBundleCa
に依存します。BundleCa
とBundleCb
が同じパッケージをエクスポートする場合、同じバンドルである必要があります。ただし、バージョン (範囲) の制約により、BundleB
はBundleA
とは異なるリビジョン/バージョンのBundleC
を使用 (ワイヤリング) します。上記の図を書き換えて、アプリケーションに Guava と Swagger の両方の依存関係を含めるとどうなるか反映させます。
org.jboss.qe.cxf.rs.swagger-deployment +-- Guava 27 +-- Swagger 1.5 +-- reflections 0.9.11 +-- Guava 20
このバンドル設定のデプロイを試みると、エラー
org.osgi.framework.BundleException: Uses constraint violation
が発生します。Guava 20 に戻す
プロジェクトが直接的または間接的に Guava ライブラリーと Swagger ライブラリーの両方を使用する場合、Guava バンドルインポートに明示的なバージョン範囲を使用するよう、以下のように
maven-bundle-plugin
を設定する必要があります。<Import-Package> com.google.common.base;version="[20.0,21.0)", com.google.common.collect;version="[20.0,21.0)", com.google.common.io;version="[20.0,21.0)" </Import-Package>
この設定により、OSGi アプリケーションは (脆弱性のある) Guava 20 ライブラリーに強制的に戻されます。そのため、この場合には
AtomicDoubleArray
インスタンスをデシリアライズしないようにすることが特に重要です。-
- CVE-2017-12629 Solr/Lucene -security bypass to access sensitive data - CVE-2017-12629
Apache Solr は、Apache Lucene 検索エンジンを使用する一般的なオープンソースの検索プラットフォームです。アプリケーションが Apache Solar と Apache Lucene の組み合わせ (Camel Solr コンポーネントを使用している場合など) を使用する場合、このセキュリティー脆弱性の影響を受ける可能性があります。この脆弱性の詳細と軽減策について、リンク先のセキュリティーアドバイザリーを確認してください。
注記Fuse ランタイムは Apache Solr や Apache Lucene を直接使用 しません。統合アプリケーションで Apache Solr と Apache Lucene を一緒に使用する場合のみセキュリティー上のリスクが発生します (Camel Solr コンポーネントを使用する場合など)。
7.2. Fuse Online
Fuse Online ディストリビューションの既知の問題は次のとおりです。
- 非接続環境では Fuse Online にアクセスできない
Fuse 7.9 では、Fuse Online を非接続の OpenShift Container Platform (OCP) クラスターにインストールした後に Fuse Online の UI にアクセスできません。UI にアクセスしようとすると、以下のエラーが表示されます。
504 Gateway Time-out The server didn't respond in time.
この問題を回避するには、Fuse Online Operator をゼロにスケールダウンしてから、Syndesis OAuth Proxy デプロイメント設定に 3 つの環境変数を設定する必要があります。これを行うには、コマンドラインで以下のコマンドを入力します。
oc scale deployment fuse-online-operator --replicas 0 sleep 10 oc set env deploymentconfig/syndesis-oauthproxy HTTP_PROXY=$(oc get proxy cluster -o jsonpath='{.status.httpProxy}') oc set env deploymentconfig/syndesis-oauthproxy HTTPS_PROXY=$(oc get proxy cluster -o jsonpath='{.status.httpsProxy}') oc set env deploymentconfig/syndesis-oauthproxy NO_PROXY=$(oc get proxy cluster -o jsonpath='{.status.noProxy}')
Fuse Online Operator はゼロのスケーリングを維持する必要があることに注意してくださいOperator のスケールを 1 に戻すと、環境変数が上書きされ、デフォルト値 (誤った) にリセットされます。
- [ Hawtio ] OSGi → Features のドロップダウンメニューのレイアウトが崩れている
- Fuse 7.8 より、Apache Karaf で Fuse Console を使用する場合、OSGi | Features タブにある Filter by repository ドロップダウンメニューのレイアウトが正しくありません。
- ENTESB-16989 DataMapper backslash delimiter in split transformation works only when the message has double backslashes
-
Fuse 7.9 より、DataMapper の
1 対多
の分割変換を使用する場合、バックスラッシュ文字\
を選択して分割ポイントを定義する区切り文字として、バックスラッシュ文字が別のバックスラッシュでエスケープされる場合にのみ、分割変換は成功します。つまり、分割は 2 つのバックスラッシュ\\
の発生ごとに行われます。JSON 標準では、バックスラッシュリテラルを別のバックスラッシュでエスケープする必要があるため、この動作は JSON 標準との一貫性を保持します。 - スプリット変換の DataMapper マルチスペース区切り文字は、"double spaces" 区切り文字として動作する
-
Fuse 7.9 より、DataMapper の
1 対多
の分割変換を使用する場合、分割ポイントを定義するために複数のスペースで構成される複数スペース区切り文字を選択する場合、分割コンテンツには追加のスペースが含まれます。たとえば、nスペース
で構成されるマルチスペース区切り文字を使用する場合、生成される分割フィールドはn-2
スペースでタグ付けされます。言い換えると、分割変換は 2 つの空白文字で分割されているかのように動作します。 - ENTESB-15063 Unable to override default maven repositories
この問題は、Fuse 7.8 にて Fuse Online をオフライン (インターネットに接続していない) 環境で実行し、ローカルネットワークでカスタム Maven リポジトリーを使用するよう、以下のように Fuse Online カスタムリソース (CR) を設定した場合が対象になります。
... server: features: maven: append: false repositories: customRepo1: http://192.0.2.0:8080 ...
次に、CR に
append: false
フラグが指定されているにもかかわらず、指定したcustomRepo1
以外に、他の Maven リポジトリーが確認される特定の状況があります。たとえば、ビルド中に Maven 依存関係をダウンロードするエクステンションを使用するよう Fuse Online が設定されている場合に、この問題が発生する可能性があります。通常、この問題によってビルドの時間が長くなります。これは、指定されたカスタム Maven リポジトリーの前に不適切な Maven リポジトリーが確認されるため、ビルド処理中に無駄な時間が発生するためです。- ENTESB-15348 Syndesis-jaeger は、OCP3.11 で製品化されていないイメージを使用
Fuse 7.8 以降、Jaeger アドオンが有効な状態 (アクティブティーの追跡を向上) で Fuse Online を OCP 3.11 にインストールしようとすると、以下のエラーが発生する可能性があります。
Unknown desc = toomanyrequests: You have reached your pull rate limit. You may increase the limit by authenticating and upgrading: https://www.docker.com/increase-rate-limit
これは、製品化された Jaeger コンテナーが Red Hat が制御できない Dockerhub イメージを参照するため発生します。この問題を回避するには、レート制限ウィンドウがタイムアウトするまで待つか、Jaeger アドオンを無効にします。
- ENTESB-14518 Syndesis 1.11 によってインストールされた Jaeger Operator は、他の namespace に影響を与える
-
Fuse 7.8 以降、OpenShift クラスターに Fuse 7.8 Online (Syndesis 1.11) をインストールすると、Jaeger Operator (Fuse Online とともにインストールされる) は、デフォルトで すべての namespace を管理するよう設定されます。そのため、クラスターに Fuse 7.7 Online (Syndesis 1.10) がすでにインストールされている場合に、Fuse 7.8 Online を別の namespace にインストールすると、Fuse 7.8 Online とともにインストールされた Jaeger Operator が Fuse 7.7 Online の namespace にインストールされた (以前の) Jaeger インスタンスを管理しようとします。その結果、既存の
syndesis-jaeger
Pod に加え、新しいsyndesis-jaeger
Pod が Fuse 7.7 Online namespace に表示され、新しいsyndesis-jaeger
Pod がCrashLoopBackOff
状態に入ります。元の Fuse 7.7 Online インスタンスは影響を受けず、クラッシュしたsyndesis-jaeger
Pod は無視しても問題ありません。 - ENTESB-13966 デプロイされた統合 API の検出が無効になっているようだが、実際にはそうではない
- Fuse 7.7 以降、API が含まれる新しいインテグレーションの作成後に、インテグレーションの詳細ページでそのインテグレーションの 3scale 検出が無効になっていると誤って表示されます。また、インテグレーションの詳細ページには API URL が表示されません。このボタンを 3 回クリックすると (Enable、Disable、Enable の順にクリックします) ページが再同期され、3scale の検出が有効になり、API URL が表示されます。
7.3. Fuse on OpenShift
このセクションでは、OpenShift 上の Fuse アプリケーションのデプロイメントに影響する問題を取り上げます。特定のコンテナーに影響する問題の詳細は、Spring Boot、Fuse on Apache Karaf、および Fuse on JBoss EAP のセクションも参照にしてください。Fuse on OpenShift ディストリビューションの既知の問題を以下に示します。
- Apicurito Generator によって生成される Fuse Camel プロジェクトが管理ポートを公開しない
Fuse 7.9 では、API Designer(Apicurito Generator)によって生成された Fuse Camel プロジェクトが管理ポートを公開しません。このファイル
src/main/resources/application.yml
は誤って設定されるためです。生成されたsrc/main/resources/application.yml
ファイルには以下の設定が含まれます。management: port: 8081 endpoints: enabled: false health: enabled: true
この設定を以下のように変更する必要があります。
management: server: port: 8081 endpoints: enabled-by-default: false endpoint: health: enabled: true
さらに、生成されたプロジェクトの
pom.xml
ファイルは、非推奨となったfabric8-maven-plugin
を使用します。Maven プロジェクトで新規のopenshift-maven-plugin
を使用することが推奨されます。- ENTESB-17125 Quickstart Spring-Boot Soap2Rest integration tests fail because of invalid algorithm parameter
- Fuse 7.9 では、Spring Boot Soap2Rest インテグレーションテストは失敗しますが、機能は影響を受けません。
- spring-boot-camel-rhosak クイックスタートにメータリングラベルがない
- Fuse 7.9 では、Spring Boot 2 で稼働している Fuse はメータリングラベルをサポートしません。
- ENTESB-15994 API Designer upgrade from 7.8 to 7.9 requires delete and reinstall
- API Designer 7.8 から API Designer 7.9 にアップグレードするときに、通常の Operator のアップグレードプロセスは動作しません。API Designer を Fuse 7.8 から Fuse 7.9 にアップグレードするには、7.8 API Designer Operator を削除してから 7.9 API Designer Operator をインストールする必要があります。
- ENTESB-16814 モニターリングリソースがドキュメントから誤ってリンクされている
- Fuse 7.8 以降、監視するリソースの場所がセクション 2.5.2 で参照されました。『Fuse on OpenShift Guide』の Prometheus のセットアップが正しくなく、404 例外を返します。文書化された手順は、GA 後のドキュメント更新で修正される予定です。
- ENTESB-16287 Unable to start Karaf
Fuse 7.9 では、OpenShift で実行する Karaf アプリケーションをビルドする場合、
pom.xml
を編集し、POM ファイルのImport-Package
セクションに行を追加して、javax.annotation;version="[1.3,2.0)"
の明示的なバージョン範囲を指定する必要があります。
たとえば、
pom.xml
ファイルのImport-Package
セクションは以下のようになります。<Import-Package> javax.ws.rs;version="[2, 3)", javax.ws.rs.core;version="[2, 3)", javax.ws.rs.ext;version="[2, 3)", javax.xml.bind;version="[2,3)", javax.xml.bind.annotation;version="[2,3)", org.osgi.service.blueprint, org.apache.cxf.transport.http, * </Import-Package>
javax.annotation;version="[1.3,2.0)"
の行を追加して、セクションは以下のようになります。<Import-Package> javax.annotation;version="[1.3,2.0)", javax.ws.rs;version="[2, 3)", javax.ws.rs.core;version="[2, 3)", javax.ws.rs.ext;version="[2, 3)", javax.xml.bind;version="[2,3)", javax.xml.bind.annotation;version="[2,3)", org.osgi.service.blueprint, org.apache.cxf.transport.http, * </Import-Package>
これは、一般的なサードパーティーの依存関係の一部が、間違ったバージョンの
javax.annotations
ライブラリーを Karaf コンテナーにプルできるためです。
7.4. Fuse on Apache Karaf
Fuse on Apache Karaf の既知の問題は次のとおりです。
- ENTESB-16417 認証情報ストアはデフォルトで PBEWithSHA1AndDESede を使用
- OpenJDK 8u292 および OracleJDK 1.8.0_291 のセキュリティー API は、セキュリティープロバイダーの不完全なリストを返すため、Apache Karaf のクレデンシャルストアが失敗します (必要なセキュリティープロバイダーが利用できないように見えるため)。この問題の原因となる根本的な問題は https://bugs.openjdk.java.net/browse/JDK-8249906 です。このバグがない、以前の OpenJDK バージョン (OpenJDK 8u282)、または新しいバージョンの OpenJDK (OpenJDK 8u302) を使用することをお勧めします。
- ENTESB-16526 fuse-karaf on Windows は、patch:install 中に再起動できない
Windows プラットフォームの Apache Karaf コンテナーで
patch:install
の実行中に、特定の状況では、patch:install
コマンドがコンテナーの自動再起動を試行すると、以下のエラーが発生する可能性があります。Red Hat Fuse starting up. Press Enter to open the shell now... 100% [========================================================================] Karaf started in 18s. Bundle stats: 235 active, 235 total '.tmpdir' is not recognized as an internal or external command, operable program or batch file. There is a Root instance already running with name ~14 and pid ~13. If you know what you are doing and want to force the run anyway, SET CHECK_ROOT_INSTANCE_RUNNING=false and re run the command.
このエラーが発生した場合は、Karaf コンテナーを手動で再起動するだけです。
- ENTESB-8140 ホットデプロイバンドルの開始レベルはデフォルトで 80
Fuse 7.0 GA リリース以降の Apache Karaf コンテナーでは、ホットデプロイバンドルの開始レベルがデフォルトで 80 になっています。これにより、同じ開始レベルを持つシステムバンドルや機能が多く存在するため、ホットデプロイバンドルに問題が発生することがあります。この問題を回避し、ホットデプロイバンドルが確実に開始するようにするには、
etc/org.apache.felix.fileinstall-deploy.cfg
ファイルを編集し、felix.fileinstall.start.level
設定を以下のように変更します。felix.fileinstall.start.level = 90
- ENTESB-7664 framework-security 機能をインストールすると、karaf を終了する
--no-auto-refresh
オプションを使用してframework-security
OSGi 機能をインストールしないと、Apache Karaf コンテナーがシャットダウンします。以下に例を示します。feature:install -v --no-auto-refresh framework-security
7.5. Fuse on JBoss EAP
Fuse on JBoss EAP の既知の問題は次のとおりです。
- JBEAP-21929 (7.4.z) org.infinispan.client.hotrod module is missing a dependency on org.infinispan.protostream
Fuse 7.9 では、JBoss EAP 7.4.0 で
org.
)コンポーネントは Fuse on JBoss EAP では動作しません(ENTESB- 16186)も参照してください。Fuse on JBoss EAP 7.4.0 で Camel Infinispan コンポーネントを使用すると以下のエラーが発生する場合:infinispan.protostream の依存関係がないため、Camel Infinispan(camel-
infinispanjava.lang.NoClassDefFoundError: org/infinispan/protostream/SerializationContextInitializer Caused by: java.lang.ClassNotFoundException: org.infinispan.protostream.SerializationContextInitializer from [Module \"org.infinispan.client.hotrod\" version 11.0.9.Final-redhat-00001 from local module loader
この問題は
、$EAP_HOME/modules/system/layers/base/org/infinispan/client/hotrod/main/module.xml
を変更し、以下のようにorg.infinispan.protostream
モジュールを追加します。<module name="org.infinispan.client.hotrod" xmlns="urn:jboss:module:1.x"> <properties> <property name="jboss.api" value="private"/> </properties> <resources> <resource-root path="infinispan-client-hotrod-x.x.x.Final-redhat-00001.jar"/> </resources> <dependencies> <module name="javax.api"/> <module name="javax.transaction.api"/> <module name="com.google.protobuf" optional="true"/> <module name="io.netty"/> <module name="org.infinispan.commons"/> <module name="org.jboss.logging"/> <module name="org.infinispan.protostream" optional="true"/> <!-- add this line --> </dependencies> </module>
この問題は基礎となる JBoss EAP コンテナーで発生するため、修正が利用可能になり次第、JBoss EAP の修正 (およびサポートされている) バージョンにアップグレードすることで問題を解決できます。
- ENTESB-13168 EAP ドメインモードでの Camel デプロイメントは Windows で機能しない
- Fuse 7.6.0 以降では、Fuse on JBoss EAP で Camel サブシステムを Windows OS 上の ドメインモードの JBoss EAP にデプロイできません。
7.6. Fuse Tooling
Fuse Tooling の既知の問題は次のとおりです。
- FUSETOOLS-3460 Fuse Tooling temporarily uses deprecated templates
-
CodeReady Studio 12.21 のリリース後、Fuse Tooling は
fabric8-maven-plugin を使用して
。openshift-
maven-plugin に移行されます - _FUSETOOLS-3384_Fuse Tooling temporarily uses Java 8
- Fuse Tooling は現在 Java 11 と連携しますが、Java 11 を使用するテンプレートの完全サポートは CodeReady Studio 12.21 リリースの Fuse Tooling で提供されます。
7.7. Apache Camel
Apache Camel の既知の問題は次のとおりです。
- ENTESB-15343 XSLT コンポーネントが IBM1.8JDK で正しく機能しない
-
Fuse 7.8 では、Camel XSLT コンポーネントは IBM 1.8 JDK と正しく動作しません。この問題は、XSLT の基礎となる Apache Xerces 実装が
javax.xml.XMLConstants#FEATURE_SECURE_PROCESSING
プロパティーをサポートしないために発生します (XERCESJ-1654 を参照)。 - ENTESB-11060 [camel-linkedin] V1 API is no longer supported
- Fuse 7.4.0 以降、Camel LinkedIn コンポーネントが LinkedIn サーバーと通信できなくなりました。これは、LinkedIn でサポートされなくなった LinkedIn Version 1.0 API を使用して実装されているためです。Fuse の今後のリリースで Camel LinkedIn コンポーネントが更新され、Version 2 API を使用するようになる予定です。
- ENTESB-7469 Camel Docker コンポーネントは EAP で Unix ソケット接続を使用できない
-
Fuse 7.0 より、
camel-docker
コンポーネントは UNIX ソケットではなく REST API のみを介して Docker に接続できます。 - ENTESB-5231 PHP スクリプト言語は機能しない
- PHP の OSGi バンドルがないため、PHP スクリプト言語は Apache Karaf コンテナー上の Camel アプリケーションでサポートされません。
- ENTESB-5232 Python 言語は機能しない
- Python の OSGi バンドルがないため、Python スクリプト言語は Apache Karaf コンテナー上の Camel アプリケーションでサポートされません。
- ENTESB-2443 Google Mail API - メッセージの送信と下書きが同期されていない
- メッセージまたは下書きを送信すると、応答には ID を持つ Message オブジェクトが含まれます。API への別の呼び出しを介してこのメッセージを即座に取得できない可能性があります。このような場合、待機して呼び出しを再試行する必要があります。
- ENTESB-2332 Google Drive API JSON の変更への応答は、最初のページのアイテムの不正な数を返す
-
変更に対する Google Drive API JSON 応答によって返される最初のページのアイテム数は適切でありません。リスト操作の
maxResults
を設定すると、最初のページにすべての結果が返されないことがあります。この場合、複数のページを確認して完全リストを取得する必要があります (新しいリクエストにpageToken
を設定して行います)。
第8章 Fuse 7.11 の問題を修正
以下のセクションには、Fuse 7.11 で修正された問題が記載されています。
8.1. Fuse 7.11 で改良された機能
以下の表に Fuse 7.11 で改良された機能を示します。
問題 | 説明 |
---|---|
クレデンシャルストアのより強力なマスク (PBE) アルゴリズムを提供 | |
クイックスタート/アーキタイプに openshift-maven-plugin を使用 | |
"backport to camel 2.* (camel 2.* へのバックポート) | |
SAP の RFC シリアライゼーション機能を高速にサポートするための camel-sap | |
camel でのコンシューマー優先度の実装 | |
Postgres 12 テスト | |
拡張リクエスト: Back Port [CAMEL-14118]: camel-http4 - Add option getWithBody | |
undertow スレッドプール名の設定を許可します。 | |
Web コンソール/Hawtio での Quartz スケジューラーページのリ紹介 | |
Fuse on EAP インストールに activemq-http トランスポートを追加 | |
コンポーネント paho-mqtt5 のサポートを追加 | |
[FoO] OCP 4.9 での API 非推奨の計画 | |
Postgres 12 を使用するように Fuse Online をアップグレード | |
fuse-online 7.9 に rhel8 ベースのイメージを使用する | |
AtlasMap の 2.3.2 への更新 | |
fuse-online 7.9 の rhel8 の上部にある AMQ イメージの使用 | |
インデックスの表示と順番の変更 | |
プロパティーおよび定数 | |
インライン通知 | |
サンプルソースファイルの競合 | |
スクリプトベースのインストールから Operatorhub サブスクリプションへの移行を文書化およびテスト | |
インストール時の nodeAffinity および toleration の設定 | |
Fuse Online Jaeger の有効化 | |
Syndesis の外部 DB の使用を許可 (RHMI では既に利用可能) | |
ルックアップモードの編集および管理 | |
Atlasmap CSV モーダルウインドウ設計 | |
RHI プロポーザルに準拠するよう Fuse Console チャンネルを更新 | |
Fuse Online 7.9 の AtlasMap を 2.1.x に更新 | |
operator ベースのプロジェクトへの Kustomize install メソッドの追加 | |
パッチメカニズムの強化 | |
affinity/tolerations の syndesis-jaeger Pod への設定 | |
Pod の手動レスピンを避けるための ConfigMaps のリロード | |
Fuse Online における OSD のサポート | |
FoO Quickstarts を Arqullian から移行 | |
EAP-7.4.0.CD21 へのアップグレード | |
SOAP Connector GA | |
Fuse 7.9 イメージのリスピン [OpenJDK 8u282] | |
AtlasMap の 2.3.2 への更新 | |
式の列挙サポートの改善 | |
Fuse 7.9 イメージのリスピン [OpenJDK 8u302] | |
AtlasMap プロパティーに対してマッピングされる Camel メッセージヘッダーのサポート | |
RHI プロポーザルに準拠するよう Fuse Online チャンネルを更新 | |
変更可能なすべての属性のデフォルトを default-cr.yml ファイルに追加 | |
Jaeger ハイブリッドユースケースのための Noauth Jaegerクエリーサービス | |
OCP 4.9 での API 非推奨の計画 |
8.2. Fuse 7.11 の機能リクエスト
以下の表に Fuse 7.11 の機能リクエストを示します。
問題 | 説明 |
---|---|
karaf 上の組み込み undertow サーバーによる cxf の record-request-start-time アクセスロギングオプション | |
karaf の組み込み undertow サーバーによる cxf によるロギングサポート | |
karaf の組み込み undertow サーバーによる cxf による RequestLimitingHandler サポート | |
[CAMEL-14968] Kafka Consumer Graceful Shutdown の設定可能な hutdownAwaitTermination | |
Fuse 7 での Java 11 のサポート - Spring Boot 2 ランタイム | |
Fuse 7 での Java 11 のサポート: EAP ランタイム | |
Red Hat Fuse での Microsoft SQL Server 2019 のサポート | |
karaf でのマネージド pax-web (pax-web-undertow) による RequestLimitingHandler サポート | |
Salesforce Bulk API V2 のコンポーネントの追加要求 | |
Fuse Online への監査機能の追加 | |
RHEL 8 | |
FUSE (camel-sap) SAP 認定と SAP S4/HANA の組み合わせ | |
Camel の aws SQS コンポーネントに「useIAMCredentials」を使用する方法 | |
SAP S/4HANA 用 Fuse の認定 (1809/1909) | |
拡張 ftp コネクター | |
EAP-7.4 との互換性を維持するように camel-ssh をアップグレード | |
infinispan 認証サポートのポート |
8.3. Fuse 7.5 で明確化された機能
以下の表には Fuse 7.5 で明確化された機能が記載されています。
問題 | 説明 |
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Fuse 7.8.0.GA に完全な 7.9 パッチを適用する場合の不便性 |
8.4. Fuse 7.11 で解決されたバグ
以下の表に Fuse 7.11 で解決されたバグを示します。
問題 | 説明 |
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Fuse console Operator の説明が変更される必要あり | |
[CXF-8251] Lack of org.apache.cxf.transports.http_undertow.EnableHttp2 option | |
Fuse Online - 警告メッセージ「『Configuration required』がインテグレーションのインポート後に表示される」 | |
filesExist=Move が、tempFile も設定されていると破損する [Fuse 7.x] | |
Karaf 環境の OpenApi V3 での cxf REST エンドポイントの使用 | |
Fuse/Karaf で Spring セキュリティが動作 | |
設定管理者が、小文字以外のクレデンシャルストアキーと一致しない | |
Fuse 7 (Karaf 上): camel-ssh は EdDSA デジタル署名をサポートしない | |
EAP 上の Red Hat Fuse 7.x on EAP: キーストアおよびトラストストアの詳細が EAP のシステムプロパティーとして設定されている場合、双方向 SSL が動作しない。 | |
SpringBoot 2 アプリケーションを 7.7 から 7.8 にアップグレードすると、すべての Camel コンテキストがロードされない | |
[Fuse Online] エクスポートインテグレーションが syndesis-db への開かれたコネクションが残される | |
SpringBoot 上の Camel によるカスタム RoutePolicyFactory の重複 | |
Rest DSL が ""application/json"" を ""produces" オプションに設定した場合でも、"camel undertow コンポーネントが ""text/plain" を強制的に設定する | |
Java DSL を使用して toD EIP で allowOptimisedComponents を設定するオプションはありません | |
Narayana 5.11.3.Final-redhat-00001 へのアップグレード: Fuse Spring Boot narayana-jta が、com.arjuna.ats.internal.jta.recovery.arjunacore.XARecoveryModule.xaRecoveryFirstPass() で null 値を扱わない | |
「複数の CodeWriter インスンタスを読み込むことで、karaf 上の org.apache.cxf.common.util.ReflectionInvokationHandler.invoke() から 『java.lang.NoSuchMethodException』 がスローされる」 | |
springboot2 cxf throwing com.fasterxml.jackson.databind.exc.InvalidDefinitionException: Cannot construct instance of | |
"Since 7.8 | |
7.8.0.GA から patch:add コマンドが 7.8 のホット修正パッチからすべてを抽出できない | |
camel-salesforce: 標準プラットフォームイベントの正しくないチャネル名 (CAMEL-15338) | |
camel ストリームキャッシュデータ損失問題 | |
fuse-EAP イメージは古い EAP イメージを使用します。 | |
Red Hat Fuse 7.8 on Karaf: camel-activemq コンシューマーが AMQ7 で javax.jms.MessageNotWriteableException をスロー | |
ImageChangeTags は、リソースフラグメントの場合にプラグインによって生成された DeploymentConfig で適用されない。 | |
ehcache が、最新ではない jackson-databind のクラスを埋め込む | |
CAMEL-16181 の Fuse 7.x 最新バージョンへのバックポート | |
CAMEL-16343 のバックポート: ユーザーがオフセットを手動でコミットする場合は、PartitionsRevoked でオフセットをコミットしない | |
CVE-2017-5645 log4j: ソケットレシーバーデシリアライズの脆弱性 [fuse-7.8] | |
「『camel-ldif』機能に org.apache.directory.api/api-ldap-net-mina アーティファクトがない」 | |
一部の CVE を含む Narayana バンドルに Netty jar が含まれる | |
proxyHost / proxyPort パラメーターは、HTTP4 コンポーネント (および HTTP コンポーネント) によって無視されるように見えます。 | |
[Fuse Online] - DataMapper: org.apache.camel.TypeConversionException で終わる json に kafka メッセージを変換: type: java.lang.String to the required type: java.util.List からのタイプ変換の再のエラー | |
commons-beanutils を Fuse SpringBoot BOM に追加 | |
[CAMEL-15027]KafkaEndpoint Sourced ヘッダーがデフォルトのプロパゲーションで上書きされる | |
OSGi 経由で公開されると org.apache.camel.spi.RoutePolicy を使用できない | |
インテグレーションテストが spring-boot-2-camel-soap-rest-bridge クイックスタートで失敗する | |
Fuse Online syndesis-db のアップグレードが失敗する | |
SOAP Client Connector の作成時に NullPointerException | |
Fuse Online syndesis-db-upgrade Pod がエラー状態のままになる | |
Fuse 7.9 AR7 の非製品化アーティファクト | |
Fuse Online AR11 atlasmap UI バックエンドの不一致 | |
出力メッセージに DataMapper 定数がない | |
Jaeger アドオンが有効な場合に監査機能が機能しない | |
Periodic ストアドプロシージャーの呼び出しステップで戻り値の型がない | |
ルートシャットダウン時の paho-mqtt5 NPE | |
Karaf java のデフォルトメモリーパラメーターの変更 | |
条件付きフローの編集中に UI がエラーをスローする | |
Syndesis リリースのビルドエラー | |
編集時に配列内のフィールドのマッピング詳細が表示されない | |
7.9 には製品化されたブースターがない | |
Karaf cxf jaxws アプリケーションの失敗 | |
javax.activation.UnsupportedDataTypeException in google.mail.AttachmentsTest | |
Camel 2.23 ダウンストリームテストの失敗 | |
インストールクラスターフェーズ中に CRD が更新されない | |
ServiceNow インテグレーションでの NoClassDefFoundError | |
Syndesis で PostgreSQL のデモデータプロシージャーが表示されない | |
DataMapper バージョン不一致の警告 | |
[React-UI] 式のマッピングプレビューが動作しない | |
properties 属性のない Extension Connector を使用するとコネクションの作成がハングする | |
API プロバイダーデータタイプの不一致 | |
[Fuse Console] operator からデプロイする際に RBAC がデフォルトで True に設定されない | |
[Application Templates] fis および fuse テンプレートの誤ったバージョン | |
Fuse Online バンドルが特定のイメージバージョンを誤って参照する | |
FailedToStartRouteException により API プロバイダーインテグレーションを開始できない | |
spring-boot-2-camel-soap-rest-bridge のアプリケーションテンプレート経由の S2I ストリームが失敗する | |
環境変数の不一致が原因で S2I Quickstarts karaf-camel-amq が失敗する | |
java コンテナーで jps コマンドを実行できない | |
UUIDデータベース列の誤表示 | |
Fuse 7.9 AR11 Build - コンポーネント調整ドキュメントの不適切な調整 | |
About ページにコミット ID がない | |
JKube Pod ReplicaCount が OMP 製品化バージョンで動作しない | |
複数のコンシューマーが原因で spring-boot-camel-rest-sql クイックスタートが失敗する | |
spring-boot-camel-infinispan クイックスタートのタグがない | |
spring-boot-camel-xa クイックスタートで Pod ロールがない | |
Karaf クイックスタートで OMP を使用してプローブが生成されない | |
バックグラウンドで新しい条件付きフローステップが作成される | |
定数が Count なしで Repeat 変換に使用されるとエラーが発生 | |
fabric8-quickstarts/spring-boot-cxf-jaxws のrerunFailingTestsCount 設定がない | |
geronimo-ws-metadata_2.0_spec への参照の置き換え | |
[Fuse Console] Fuse Console Operator Metadata がない | |
Camel Opentracing が破損している | |
新規作成時に左パネルに誤った次のステップが表示される | |
クイックスタートのアーキタイプに README.adoc に適合しないタグバージョンがある | |
ログアウトしてもユーザーがログアウトされない | |
パッチのインストールに成功した場合に patch:list で installed = 'root' ではなく'true' が表示される | |
DataMapper は GoogleSpreadsheet シートのコレクションから 1 つの要素のみマップする | |
メールアドレスは Data Mapper の定数で使用できない | |
FHIR トランザクションインテグレーションが AtlasMap の更新後に停止する | |
Operator Pod に redhat メータリングラベルが含まれない | |
インテグレーションの途中のステップを削除できない | |
GlobalModules と WFCExtrasModule が EAP-7.4 / JDK11 で失敗する | |
18 個の機能をインストールできない | |
OC ログインの代わりにログインパラメータを使用すると OpenShift 4.6 へのデプロイメントが機能しない | |
JDBC エクステンションのインポート中のエラー | |
application-templates に製品化されたタグが存在しない [2.1.0.fuse-sb2-790017-redhat-00001] | |
Build AR1 で DataMapper が正しく動作しない | |
Fuse Online のバンドルが誤ったチャンネル名を使用 | |
6 個の Karaf 機能をインストールできない | |
多対多のマッピングが正しく動作しない | |
camel-ssh クライアントは ed25519 証明書を使用してサーバーに接続できない | |
7.10.AR7 でコンポーネントアライメントドキュメントの不適切なアライメント | |
Patch Maven Plugin がマルチモジュールの Maven プロジェクトで Fuse BOM を見つけられない | |
以前の Fuse Online バージョンから無効な SQL クエリーを表示 | |
Postgres-exporter が絶対パスリンクによってビルドに失敗する | |
サンプル camel-example-spring-boot-xml が 404 を返す | |
JDK11で EmbeddedCassandraServer の起動に失敗する | |
Apicurito Pod に誤った値を持つメータリングラベルが含まれる | |
fuse-sb2 7.9.AR1 の非製品化 tomcat-annotations-api | |
Fuse Online 7.8 から 7.9 へのアップグレード | |
必須フィールドが空の場合に Next ボタンが無効にならない | |
Quickstart のアーキタイプが未だに fabric8 プラグインを参照する | |
Mapping テーブルページの Mapping プレビューが機能しない) | |
クイックスタートへの Link Secrets Creation ページ | |
インポートされた CSV ファイル用に UUID が生成されない | |
Backport CAMEL-15974 - HttpSendDynamicAware での RAW パラメーターの解決を修正 | |
ENTESB-15292 Creating connection from API connector prefills old values | |
一部の kafka クラスが Spring Boot スターターに含まれていない | |
バックアップに製品化イメージを使用 | |
製品化バージョンの検証に失敗する | |
Operatorhub からインストールされた Fuse Online が誤った Syndesis および Camel バージョンを使用する | |
ヒントが表示されたときに、フィールドが条件付きマッピングテキストフィールドに表示されない | |
[fabric8 quickstarts] rhel8 ではなく rhel7 が使用される | |
アプリケーションテンプレート rhosak が誤った git 参照を使用 | |
ソースフィールドの読み取り中に予期せぬ例外が発生する | |
Operatorhub からインストールされた FO Operator が Jaeger のサブスクリプションを作成できない | |
7.10.AR7 でコンポーネントアライメントドキュメントの不適切なアライメント | |
spring-kafka-test が動作しない | |
機能 camel-salesforce をインストールできない | |
Camel Context の起動時に XPathFactoryImpl が見つからない | |
Default value for postgres-exporter links to wrong image (postgres-exporter のデフォルト値が誤ったイメージにリンクする) | |
ON CONFLICT を使用した SQL クエリーが有効ではない | |
無効な仕様 (想定) から WSDL コネクターを作成するとエラーが表示されない | |
Camel 2.23 test failures after version alignment (バージョン調整後に Camel 2.23 テストに失敗) | |
OperatorHub を使用したインストールで古い CRD を使用する可能性がある | |
openshift3 で jaeger-operator をインストールできない | |
既存の API プロバイダーインテグレーションでエラー処理ができない | |
JDK11 を使用した spring-boot-camel-infinispan-archetype エラー | |
S2I クイックスタートの Spring Boot Soap2Rest にはアプリケーションテンプレートに Route 定義がない | |
最新の openjdk1.8.0 で Camel 2.23 ダウンストリームテストが失敗する | |
"camel-sql | sql-stored component queryTimeout option not present" | |
ユーザーとしてインストールする際の deploy/finalizers の権限の問題 | |
Camel 2.23 ダウンストリームテストの失敗 | |
AtlasMap UI の更新後に CSV ドキュメントが消える | |
UI で Select/Filter 式を作成する際の誤った式形式 | |
API にエラーが含まれる場合に API Connector レビューページがない | |
クイックスタートの S2I に README.adoc に適合しないタグバージョンがある | |
Atlasmap - ページのリフレッシュ時にインポートされた CSV ファイルの状態が維持されない | |
Atlasmap camel header/property の検索が UI で動作しない | |
FHIR Patch 操作にパッチボディーがない | |
SOAP コネクターのアイコンが生成されない | |
Camel-Swagger は fasterxml-jackson-2.12.1 と互換性がない | |
Jackson2 バージョンは EAP 7.4.0.GA と互換性がない | |
サンプル camel-example-spring-boot-health-checks - チェックが 404 を返す | |
Karaf クイックスタートで OMP を使用すると Jolokia ポートが公開されない | |
クイックスタート karaf-camel-amq を想定通りに実行できない | |
Camel salesforce が IBM java で実行されない | |
アプリケーションテンプレート Eap Camel が誤った git 参照を使用 | |
製品化された org.apache.servicemix.bundles.xalan-2.7.2.3-fuse-redhat-0000x.jar のヘッダーが正しくない | |
Fuse Online Data Mapper で文字「@」を含むソースフィールドのマッピングが機能しない。 | |
wildfly-camel BOM に存在しないアーティファクトへの参照が含まれる | |
EAP 7.4.0.beta のサポートを削除 | |
Camel 2.23 ダウンストリームテストの失敗 | |
README が間違った maven プラグインを参照する (OMP ではなく FMP) | |
バンドルからインストールされると Fuse Online Operator がクラッシュする | |
syndesis install および csv 生成で使用されるデプロイメントリソースの調整 | |
demoData オプションによって sampleDB 関連が無効になる | |
コネクションの作成時に「back」とすると入力済みのフィールドがすべて削除される | |
Fuse Online - install_ocp.sh スクリプトの失敗の原因となる -p / --project スイッチの削除 | |
camel-google-sheets コンポーネントの分岐 | |
フローに追加されると Slack コネクターが UI で失敗する | |
リンクされたドキュメントはバージョン 7.10 ではなく 7.9 向け | |
クイックスタートの会社のメータリングラベルが作成されない | |
undertow コンポーネントを含む Windows ユーザー証明書ストアが機能しない | |
Salesforce インテグレーションが承認の問題で失敗する | |
パッチメカニズムの強化 | |
EAP-7.4 / JDK11 で InfinispanIntegration が失敗する | |
Camel CXF は EAP-7.3.3.GA-redhat-00004 と互換性がない | |
IBM jdk 8 でのクレデンシャルストア NoSuchAlgorithmException | |
camel-finispan が EAP で動作しなくなる | |
patch:update の後および patch:install の前に既に追加されたパッチを追加するとパッチの仕組みが壊れる | |
クイックスタートのアーキタイプに一貫性のない readme がある | |
camel-olingo4 コンポーネントの分岐 | |
JPA がトランザクションに参加できない | |
機能 pax-jdbc-pool-aries をインストールできない | |
jkube.createExternalUrls パラメーターを介した OMP Route の作成が機能しない | |
SpringRedisIntegration が CNF redis.clients.jedis.util.Pool で失敗する | |
クイックスタートの pom.xml の正しくないバージョンの docker イメージ | |
Fuse 7.9 Boosters が Eclipse JKube に移行されない | |
SB Fuse BOM と Curator との間での spring-boot バージョンの不一致 | |
bin/client asks for password for .ssh/id_rsa | |
AMQ Online Fuse on Openshift クイックスタートはリファクタリングが必要 | |
oracle.jdbc.internal.Monitor が ojdbc8 によって見つからない | |
EAP 7.4-beta に Fuse 7.9 をインストールできない | |
サンプル camel-example-spring-boot-supervising-route-controller が 404 を返す | |
Fuse on Karaf 7.6 および 7.7 から 7.9 へのパッチ適用に関する問題 | |
Windows で JMX との接続ができない | |
ENTESB-15034 Missing labels on Openshift Service Object in FMP quickstart spring-boot-camel-rest-3scale | |
camel-olingo4 機能をインストールできない | |
CXFRSSecureConsumerIntegrationTest が有効な証明書パスを見つけられない |