1.3. JBoss EAP で最初の Fuse アプリケーションをビルド


次の手順は、JBoss EAP で初めて Fuse アプリケーションを構築する場合に便利です。

前提条件

手順

  1. CodeReady Studio で以下のように新しいプロジェクトを作成します。

    1. File→New→Fuse Integration Project と選択します。
    2. Project Name フィールドに eap-camel を入力します。
    3. Next をクリックします。
    4. Select a Target Environment ペインで以下の設定を選択します。

      • Standalone をデプロイメントプラットフォームとして選択します。
      • Wildfly/Fuse on EAP をランタイム環境として選択し、Runtime (optional) ドロップダウンメニューを使用して JBoss EAP 7.x Runtime サーバーをターゲットランタイムとして選択します。
    5. ターゲットランタイムの選択後、Camel Version が自動的に選択され、フィールドがグレーアウトされます。
    6. Next をクリックします。
    7. Advanced Project Setup ペインで Spring Bean - Spring DSL テンプレートを選択します。
    8. Finish をクリックします。

      重要

      CodeReady Studio で初めて Fuse プロジェクトをビルドする場合、ウィザードがプロジェクトの生成を完了するまで 数分 かかることがあります。これは、リモート Maven リポジトリーから依存関係をダウンロードするためです。プロジェクトがバックグラウンドでビルドされている間は、ウィザードを中断したり、CodeReady Studio を閉じたりしないでください。

    9. 関連する Fuse Integration パースペクティブを開くように要求された場合は、Yes をクリックします。
    10. CodeReady Studio が必要なアーティファクトをダウンロードし、バックグラウンドでプロジェクトをビルドする間待機します。
  2. 以下のように、プロジェクトをサーバーにデプロイします。

    1. サーバーが起動していない場合は、Servers ビュー (Fuse Integration パースペクティブの右下隅) で Red Hat JBoss EAP 7.3 Runtime サーバーを選択し、緑色の矢印をクリックして起動します。
    2. Console ビューに以下のようなメッセージが表示されるまで待機します。

      14:47:07,283 INFO  [org.jboss.as] (Controller Boot Thread) WFLYSRV0025: JBoss EAP 7.3.2.GA (WildFly Core 10.1.11.Final-redhat-00001) started in 3301ms - Started 314 of 576 services (369 services are lazy, passive or on-demand)
    3. サーバーが起動した後、Servers ビューに切り替え、サーバーを右クリックしてコンテキストメニューで Add and Remove を選択します。
    4. Add and Remove ダイアログで eap-camel プロジェクトを選択し、Add > をクリックします。
    5. Finish をクリックします。
  3. 以下のように、プロジェクトが動作していることを確認します。

    1. URL http://localhost:8080/camel-test-spring?name=Kermit に移動し、eap-camel プロジェクトで実行されているサービスにアクセスします。
    2. ブラウザーウィンドウに Hello Kermit という応答が表示されるはずです。
  4. 以下のようにプロジェクトをアンデプロイします。

    1. Servers ビューで Red Hat JBoss EAP 7.3 Runtime サーバーを選択します。
    2. サーバーを右クリックし、コンテキストメニューで Add and Remove を選択します。
    3. Add and Remove ダイアログで eap-camel プロジェクトを選択し、< Remove をクリックします。
    4. Finish をクリックします。
Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.