第8章 Red Hat Gluster Storage の Red Hat Enterprise Linux 7 へのアップグレード


本章では、Red Hat Enterprise Linux 6 ベースの Red Hat Gluster Storage から Red Hat Gluster Storage ベースの Red Hat Gluster Storage にアップグレードする方法を説明します。
重要
Gluster ノードを RHEL 6 から RHEL 7 にアップグレードする場合は、以下の点に注意してください。
  • RHEL 6 から RHEL 7 へのアップグレードを実行中にヘルプが必要な場合は、詳細について Red Hat サポートにご連絡ください。
  • RHEL 6 から RHEL 7 へのアップグレードはオフライン手順であり、アップグレードプロセス時にボリュームがオフラインであるため、Gluster ノードのダウンタイムが発生します。
  • クライアントをアップグレードする前に、サーバーをアップグレードする必要があります。

8.1. アップグレードのためのシステムの準備

  1. Red Hat Network Classic から Red Hat Subscription Manager に移行します。

    システムがレガシーの Red Hat Network Classic 更新システムにないことを確認します。
    # migrate-rhs-classic-to-rhsm --status
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    システムが Red Hat Network Classic にない場合は、この手順を省略します。
    システムが Red Hat Network Classic にある場合は、「Migrating from RHN to RHSM in Red Hat Enterprise Linux」を参照して Red Hat Subscription Manager に移行します。
  2. システムをサブスクリプションマネージャーに登録します。

    重要
    Subscription Manager を使用してシステムがすでに登録されている場合は、登録の手順を省略して、Gluster 設定ファイルのバックアップを開始します。
    システムを Red Hat Network に登録するには、以下のコマンドを実行し、RHEL エンタイトルメントのある Red Hat Network ユーザー名およびパスワードを入力します。
    # subscription-manager register --username=user_name --password=password
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  3. 利用可能なエンタイトルメントプールを特定します。

    RHEL 6 リポジトリーを含むエンタイトルメントプールを検索します。
    # subscription-manager list --available
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  4. システムにエンタイトルメントプールをアタッチします。

    前の手順で特定したプール識別子を使用して、RHEL 6 のエンタイトルメントをシステムに割り当てます。
    # subscription-manager attach --pool=pool_ID
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  5. リポジトリーを有効にする

    RHEL 6、scalefs、および Red Hat Gluster Storage リポジトリーを有効にします。
    # subscription-manager repos --enable=rhel-6-server-rpms --enable=rhel-scalefs-for-rhel-6-server-rpms --enable=rhs-3-for-rhel-6-server-rpms
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  6. Gluster 設定ファイルのバックアップ

    注記
    システムを更新する前に、信頼できるバックアップソリューションを使用して完全バックアップを作成することが推奨されます。このナレッジベースソリューションでは、次のような方法があり https://access.redhat.com/solutions/1484053 ます。
    1. 以下の設定ディレクトリーとファイルがバックアップされていることを確認します。
      • /var/lib/glusterd
      • /etc/glusterfs
    2. samba-ctdb が有効にされたシステムの場合は、バックアップを保存する新しいディレクトリーを作成します。
      # mkdir backup_folder_name
      # cd backup_folder_name
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    3. 以下のコマンドを実行して、samba-ctdb データのバックアップを作成します。
      for each in `ctdb getdbmap | grep PERSISTENT | cut -d" " -f2 | cut -d":" -f2`; do echo $each ; ctdb backup_folder_name $each ${each}.bak; done
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  7. すべての Gluster サービス、ボリューム、およびプロセスを停止します。

    1. geo レプリケーションセッションを停止します。
      # gluster volume geo-replication MASTER_VOL SLAVE_HOST::SLAVE_VOL stop
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    2. Nagios プロセスを停止します。
      # service nrpe stop
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    3. すべてのボリュームを停止します。
      # for vol in `gluster volume list`; do gluster --mode=script volume stop $vol; sleep 2s; done
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    4. Gluster プロセスを停止します。
      # service glusterd stop
      # pkill glusterfs
      # pkill glusterfsd
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    5. samba-ctdb が有効なシステムの場合は、ctdb サービスを停止します。
      # service ctdb stop
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  8. システムを更新して再起動します。

    システムを RHEL 6 の最新のマイナーバージョンに更新し、更新の完了後に再起動します。
    # yum update
    # reboot
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  9. バージョン番号を確認します。

    以下のコマンドを使用して、更新された RHEL 6 システムの現在のバージョン番号を確認します。
    # cat /etc/redhat-release
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    重要
    バージョン番号は 6.10 である必要があります。
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