5.3. ブリックのフォーマットとマウント


Red Hat Gluster Storage ボリュームを作成するには、ボリュームを構成するブリックを指定します。ボリュームを作成したら、ボリュームをマウントする前に起動する必要があります。

5.3.1. ブリックの手動作成

重要
  • Red Hat は、ブリックに XFS ファイルシステムを使用した論理ボリュームのフォーマットをサポートします。
  • Red Hat は、分散ボリューム(純粋分散、分散レプリカまたは分散/デペーパー)の異種サブボリュームサイズをサポートします。Red Hat では、同じサブボリュームのブリックについて異種ブリックサイズをサポートしません。
    たとえば、3 つの 10GiB のブリックが同じ複製に属し、3 つの 50 GiB と 100 GiB ブリックが同じ複製セットに属する限り、3 つの 10GiB ブリック、3 つの 50 GiB および 3 つの 100 GiB のブリックで、Distributed-Replicated 3x3 ボリュームを使用できます。このようにして、1 つのサブボリューム 10GiB、もう 1 つは 50GiB と 100GiB になります。分散ハッシュテーブルは、割り当てられた各サブボリュームに数のバランスを取り、サブボリュームがそのサイズに比例して一杯になるようにします。

5.3.1.1. シンプロビジョニングされた論理ボリュームの作成

  1. pvcreate コマンドを使用して、物理ボリューム(PV)を作成します。
    # pvcreate --dataalignment alignment_value device
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    以下に例を示します。
    # pvcreate --dataalignment 1280K /dev/sdb
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    ここでは、/dev/sdb がストレージデバイスです。
    デバイスに基づいて正しい dataalignment オプションを使用します。詳細は、「ブリック設定」 を参照してください。
    注記
    デバイス名と調整値は、使用中のデバイスによって異なります。
  2. vgcreate コマンドを使用して、PV からボリュームグループ(VG)を作成します。
    # vgcreate --physicalextentsize alignment_value volgroup device
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    以下に例を示します。
    # vgcreate --physicalextentsize 1280K rhs_vg /dev/sdb
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  3. 以下のコマンドを使用して、シンプールを作成します。
    # lvcreate --thin volgroup/poolname --size pool_sz --chunksize chunk_sz --poolmetadatasize metadev_sz --zero n
    
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    以下に例を示します。
    # lvcreate --thin rhs_vg/rhs_pool --size 2T --chunksize 1280K --poolmetadatasize 16G --zero n
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    19章パフォーマンスチューニング を読んで chunksize および poolmetadatasize の適切な値を選択してください。
  4. --virtualsize オプションおよび --thinオプションを指定して、lvcreate コマンドを実行して、以前に作成したプールを使用するシンプロビジョニングされたボリュームを作成します。
    # lvcreate --virtualsize size --thin volgroup/poolname --name volname
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    以下に例を示します。
    # lvcreate --virtualsize 1G --thin rhs_vg/rhs_pool --name rhs_lv
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    シンプールには 1 つの LV のみを作成することが推奨されます。
  5. 対応している XFS 設定を使用してブリックをフォーマットし、ブリックをマウントして、ブリックが正しくマウントされていることを確認します。Red Hat Gluster Storage のパフォーマンスを強化するには、ブリックをフォーマットする前に 19章パフォーマンスチューニング を読んでください。
    重要
    外部ログファイルでフォーマットされたブリックでは、スナップショットはサポートされません。mkfs.xfs コマンドで Red Hat Gluster Storage ブリックをフォーマットする場合は、-l logdev=device オプションを使用しないでください。
    # mkfs.xfs -f -i size=512 -n size=8192 -d su=128k,sw=10 device
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    DEVICE は、作成されたシン LV です。inode サイズは 512 バイトに設定され、Red Hat Gluster Storage で使用される拡張属性に対応します。
  6. # mkdir /mountpoint を実行して、ブリックをリンクするためのディレクトリーを作成します。
    # mkdir /rhgs
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  7. /etc/fstab にエントリーを追加します。
    /dev/volgroup/volname /mountpoint  xfs rw,inode64,noatime,nouuid,x-systemd.device-timeout=10min  1 2
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    以下に例を示します。
    /dev/rhs_vg/rhs_lv /rhgs  xfs rw,inode64,noatime,nouuid,x-systemd.device-timeout=10min  1 2
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  8. mount /mountpoint を実行して、ブリックをマウントします。
  9. df -h コマンドを実行して、ブリックが正常にマウントされていることを確認します。
    # df -h
    /dev/rhs_vg/rhs_lv   16G  1.2G   15G   7% /rhgs
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  10. SElinux が有効になっている場合は、以下のコマンドを使用して作成したブリック用に手動で SELinux ラベルを設定する必要があります。
    # semanage fcontext -a -t glusterd_brick_t /rhgs/brick1
    # restorecon -Rv /rhgs/brick1
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