付録A virt group プロファイル
/var/lib/glusterd/groups/virt ファイルは、virt グループ内の全ボリュームに使用される設定を定義します。グループ設定を定義し、グループにボリュームを追加すると、そのグループ内の全ボリュームの設定を更新する際に時間と作業が節約できます。
/var/lib/glusterd/groups/virt ファイルのデフォルトコンテンツは以下のとおりです。
performance.quick-read=off
performance.read-ahead=off
performance.io-cache=off
performance.low-prio-threads=32
network.remote-dio=enable
cluster.eager-lock=enable
cluster.quorum-type=auto
cluster.server-quorum-type=server
cluster.data-self-heal-algorithm=full
cluster.locking-scheme=granular
cluster.shd-max-threads=8
cluster.shd-wait-qlength=10000
features.shard=on
user.cifs=off
cluster.choose-local=off
client.event-threads=4
server.event-threads=4
performance.client-io-threads=on
これらの設定の大半は、クライアントスタックでのキャッシュを防ぎます。
cluster.eager-lock オプションは、ファイルに単一のライターがある場合に同期レプリケーションを使用して書き込みパフォーマンスを最適化します。
cluster.data-self-heal オプションは、自己修復操作がどのように実行されるかを指定します。
features.shard および features.shard-block-size オプションは、ボリュームでのシャーディング動作を有効にし、ディスクイメージの保存に適したブロックサイズを設定します。
cluster.quorum-type=auto オプションおよび cluster.server-quorum-type オプションは、一貫性を保ち、スプリットブレインのシナリオを回避するためにクライアントとサーバー側のクォーラムを有効にします。
注記
cluster.quorum-type=auto および cluster.server-quorum-type=server のデフォルト設定により、フォールトトレランスのコストにおいて一貫性が得られます。これらの設定を使用すると、サーバー側のクォーラムに達していない場合はボリュームが利用できないため、仮想マシンは一時停止します。クライアント側のクォーラムが満たされていない場合は、読み取り専用のレプリカペアが利用できる場合でも、仮想マシンは一時停止します。その後、クォーラムを復元した後に仮想マシンが操作を再開するには、手動で介入する必要があります。
一貫性よりもフォールトトレランスが優先される場合には、以下のコマンドを実行してサーバー側のクォーラムおよびクライアント側のクォーラムを無効にします。
# gluster volume reset volname server-quorum-type
# gluster volume reset volname quorum-type
これらの設定についての詳細は、『Red Hat Gluster Storage 3.5 Administration Guide』の「 Supported Volume Options 」を参照してください。