6.2. システム評価の実行


  1. preupgrade-assistant のインストール

    preupgrade-assistant は、既存の Red Hat Enterprise Linux 6 システムをスキャンし、アップグレードする準備ができているかどうかを確認するツールです。
    以下のコマンドを使用して、必要なリポジトリーにサブスクライブし、preupgrade-assistant ツールをインストールします。
    # subscription-manager repos --enable rhel-6-server-extras-rpms --enable rhel-6-server-optional-rpms
    # yum install preupgrade-assistant preupgrade-assistant-el6toel7
  2. preupgrade ツールを実行します。

    preupgrade ツールを起動します。
    # preupg -v
  3. 結果を評価します。

    1. ブラウザーで preupgrade ツールの結果を表示します。
      /root/preupgrade/result.html
    2. Failed および Needs Action とマークされているすべてのコンポーネントを書き留めます。
    3. アップグレードプロセスを支援する Red Hat のマネージメントにハイライトを共有してください。
  4. Red Hat Enterprise Linux 7 で SELinux ポリシーを確認します。

    SELinux ポリシーは、Red Hat Enterprise Linux 6 と Red Hat Enterprise Linux 7 の間で変更されています。Red Hat Enterprise Linux 7 で機能している SELinux ポリシーの場合は、以下のコマンドを実行します。
    # semodule -r sandbox
  5. クラスターおよび HA 関連パッケージのアンインストール

    システムにインストールされているクラスターおよび HA 関連のパッケージについては、移行ができません。
    以下のコマンドを実行して、クラスターおよび HA 関連パッケージをアンインストールします。
    # yum remove modcluster ricci openais corosync
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