A.3. バックライト
テストの対象
バックライトテストは、システムに接続されたディスプレイを検出して、ソフトウェアによるバックライト制御のサポートが可能な場合に実行されます。
RHEL バージョン対応
- RHEL 8
- RHEL 9
テストの内容
このテストでは、ディスプレイの輝度を最小値から最大値に調整することで、バックライトコントロールが期待通りに機能していることが確認できます。
テストの準備
- テスト対象のホストが RHEL 8.0 以降であることを確認します。
- システムがバックライトをサポートしていること、ディスプレイがシステムに接続されていることを確認してください。
テストの実行
テストはインタラクティブに行われます。次のコマンドを実行し、表示されるリストから適切な backlight
テスト名を選択します。
rhcert-run
ディスプレイの明るさが最大から最小値に変わり、元に戻ります。ディスプレイの明るさが期待通りに変化していることを確認すると、テストは合格となります。
ランタイム
このテストの実行には 1 分もかかりません。その他の必須または選択されたテストは、全体の実行時間に追加されます。