A.26. iwarp 接続


テストの内容

IWarp 接続 テストは次のサブテストを実行し、必要に応じてテストの開始時にドロップダウンから選択した IP アドレスを使用してベースライン機能を確保します。

  1. Pint テスト - HUT でテスト中のデバイスの開始 IP アドレスから、テストサーバーの選択した IP アドレスへ ping を実行します。
  2. Rping テスト - 選択されたテストサーバーの IP アドレスを使用して、テストサーバーと HUT で rping を実行し、結果を比較して完了まで実行されたことを確認します。
  3. Rcopy テスト - テストサーバーと HUT で rcopy を実行し、ランダムに生成されたファイルを送信し、テストサーバーと HUT で md5sum を比較して、転送が成功したことを確認します。
  4. Ethtool テスト - roce デバイスの検出された net デバイスを渡す ethtool コマンドを実行します。
  5. ib_write_bw テスト

    HUT からテストサーバーの選択された IP アドレスに対して ib_write_bw を実行し、IWrap の書き込み帯域幅をテストし、必要な帯域幅に到達できるかどうかを検証します。

  6. ib_read_bw test

    HUT からテストサーバーの選択した IP アドレスに ib_read_bw を実行して、IWrap 読み取り帯域幅をテストし、必要な帯域幅に到達できるかどうかを確認します。

  7. ib_send_bw test

    HUT からテストサーバーの選択した IP アドレスに対して ib_send_bw を実行して、IWrap 送信帯域幅をテストし、必要な帯域幅に到達できるかどうかを確認します。

テストの準備

  • テストサーバーと HUT が、同じファブリック上の別々のマシンであることを確認します。

テストの実行

このテストは、インタラクティブなテストです。次のコマンドを実行し、表示されるリストから適切な iwrap connection テスト名を選択します。

 rhcert-run

テストを実行する IP アドレス (テストサーバーの IP アドレス) を選択するためのドロップダウンが表示されます。テストを実行している HUT デバイスと同じファブリック上のデバイスに対応する IP アドレスを選択します。

表A.2 手動でのテストの追加と実行
速度タイプIWarpConnection テストを手動で追加するコマンドIWarpConnection テストを手動で実行するコマンド

10GigiWarp

rhcert-cli plan --add --test 10GigiWarp --device <device name>_devicePort_<port number>_netDevice_<net device>
rhcert-cli run --test 10Gigiwarp --server <test server IP addr>

20GigiWarp

rhcert-cli plan --add --test 20GigiWarp --device <device name>_devicePort_<port number>_netDevice_<net device>
rhcert-cli run --test 20GigiWarp --server <test server IP addr>

25GigiWarp

rhcert-cli plan --add --test 25GigiWarp --device <device name>_devicePort_<port number>_netDevice_<net device>
rhcert-cli run --test 25GigiWarp --server <test server IP addr>

40GigiWarp

rhcert-cli plan --add --test 40GigiWarp --device <device name>_devicePort_<port number>_netDevice_<net device>
rhcert-cli run --test 40GigiWarp --server <test server IP addr>

50GigiWarp

rhcert-cli plan --add --test 50GigiWarp --device <device name>_devicePort_<port number>_netDevice_<net device>
rhcert-cli run --test 50GigiWarp --server <test server IP addr>

100GigiWarp

rhcert-cli plan --add --test 100GigiWarp --device <device name>_devicePort_<port number>_netDevice_<net device>
rhcert-cli run --test 100GigiWarp --server <test server IP addr>

200GigiWarp

rhcert-cli plan --add --test 200GigiWarp --device <device name>_devicePort_<port number>_netDevice_<net device>
rhcert-cli run --test 200GigiWarp --server <test server IP addr>

<device name><port number><net device>、および <test server IP addr> は、適切な値に置き換えます。

ランタイム

このテストの実行には 10 分もかかりません。

関連情報

Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.