A.38. RoCE 接続


テストの内容

RoCE 接続 テストは次のサブテストを実行し、必要に応じてテストの開始時にドロップダウンから選択した IP アドレスを使用してベースライン機能を確保します。

  1. Pint テスト - HUT でテスト中のデバイスの開始 IP アドレスから、テストサーバーの選択した IP アドレスへ ping を実行します。
  2. Rping テスト - 選択されたテストサーバーの IP アドレスを使用して、テストサーバーと HUT で rping を実行し、結果を比較して完了まで実行されたことを確認します。
  3. Rcopy テスト - テストサーバーと HUT で rcopy を実行し、ランダムに生成されたファイルを送信し、テストサーバーと HUT で md5sum を比較して、転送が成功したことを確認します。
  4. Ethtool テスト - roce デバイスの検出された net デバイスを渡す ethtool コマンドを実行します。
  5. ib_write_bw テスト

    HUT からテストサーバーの選択された IP アドレスに対して ib_write_bw を実行し、RoCE の書き込み帯域幅をテストし、必要な帯域幅に到達できるかどうかを検証します。

  6. ib_read_bw test

    HUT からテストサーバーの選択した IP アドレスに ib_read_bw を実行して、RoCE 読み取り帯域幅をテストし、必要な帯域幅に到達できるかどうかを確認します。

  7. ib_send_bw test

    HUT からテストサーバーの選択した IP アドレスに対して ib_send_bw を実行して、RoCE 送信帯域幅をテストし、必要な帯域幅に到達できるかどうかを確認します。

テストの準備

  • テストサーバーと HUT が、同じファブリック上の別々のマシンであることを確認します。

テストの実行

このテストは、インタラクティブなテストです。次のコマンドを実行し、表示されるリストから適切な RoCE connection テスト名を選択します。

 rhcert-run

テストを実行する IP アドレス (テストサーバーの IP アドレス) を選択するためのドロップダウンが表示されます。テストを実行している HUT デバイスと同じファブリック上のデバイスに対応する IP アドレスを選択します。

表A.4 手動でのテストの追加と実行
速度タイプRoCEConnection テストを手動で追加するコマンドRoCEConnection テストを手動で実行するコマンド

10GigRoCE

rhcert-cli plan --add --test 10GigRoCE --device <device name>_devicePort_<port number>_netDevice_<net device>
rhcert-cli run --test 10GigRoCE --server <test server IP addr>

20GigRoCE

rhcert-cli plan --add --test 20GigRoCE --device <device name>_devicePort_<port number>_netDevice_<net device>
rhcert-cli run --test 20GigRoCE --server <test server IP addr>

25GigRoCE

rhcert-cli plan --add --test 25GigRoCE --device <device name>_devicePort_<port number>_netDevice_<net device>
rhcert-cli run --test 25GigRoCE --server <test server IP addr>

40GigRoCE

rhcert-cli plan --add --test 40GigRoCE --device <device name>_devicePort_<port number>_netDevice_<net device>
rhcert-cli run --test 40GigRoCE--server <test server IP addr>

50GigRoCE

rhcert-cli plan --add --test 50GigRoCE --device <device name>_devicePort_<port number>_netDevice_<net device>
rhcert-cli run --test 50GigRoCE --server <test server IP addr>

100GigRoCE

rhcert-cli plan --add --test 100GigRoCE --device <device name>_devicePort_<port number>_netDevice_<net device>
rhcert-cli run --test 100GigRoCE --server <test server IP addr>

200GigRoCE

rhcert-cli plan --add --test 200GigRoCE --device <device name>_devicePort_<port number>_netDevice_<net device>
rhcert-cli run --test 200GigRoCE --server <test server IP addr>

400GigRoCE

rhcert-cli plan --add --test 400GigRoCE --device <device name>_devicePort_<port number>_netDevice_<net device>
rhcert-cli run --test 400GigRoCE --server <test server IP addr>

<device name><port number><net device>、および <test server IP addr> は、適切な値に置き換えます。

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