A.59. usb_storage


テストの対象

usb_storage テストは、既存のストレージテストに速度検出機能を追加したものです。usb_storage テストは次の内容で構成されています。

  • 接続された USB デバイスのバージョンを検出する USB2_storage テスト
  • USB3_storage テストは、接続された USB デバイスのバージョンとインターフェイス速度を検出し、複数の速度 (5Gbps、10Gbps、20Gbps、40Gbps) をサポートしています。

RHEL バージョン対応

  • RHEL 8
  • RHEL 9

テストの内容

このテストでは、システムに接続されている USB デバイスのインターフェイス速度とバージョンが検出され、それに応じて対応するテストが計画されます。たとえば、インターフェイス速度が 10 Gbps (サポート対象) の USB 3.0 デバイスが検出された場合、USB3_10Gbps_Storage サブテストが計画、実行されます。

テストの準備

USB ストレージデバイスがシステムに接続されていることを確認します。

テストの実行

次のどちらかのテスト実行方法を選択できます。

  • 次のコマンドを実行し、表示されるリストから適切な USB テスト名を選択します。

    rhcert-run
  • 目的のテスト名を指定して、rhcert-cli コマンドを実行します。以下に例を示します。

    rhcert-cli run --test=USB3_10Gbps_Storage

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