8.6. 64k カーネルの認定
64k ページサイズのカーネルは、ARM プラットフォーム上の大規模なデータセットに便利なオプションです。システム全体のパフォーマンス、特に大規模なデータベース、HPC、および高いネットワークパフォーマンスが大幅に向上するため、メモリーを大量に使用するワークロードに適しています。
RHEL 9.2 以降、ARM アーキテクチャーは 64k ページサイズのカーネルをオプションとして使用し、4k カーネルをデフォルトとして使用します。64k ページサイズのカーネルを認定するには、まずデフォルトの 4k カーネルを使用して RHEL 9 認定を完了する必要があります。その後、64k カーネルを使用して 2 番目の認定を実施できます。2 番目の認定が正常に完了すると、64k ページサイズのサポートと 64k カーネルの使用方法を示す ナレッジベース記事 が 4k サイズのカーネル認定に添付されます。
注記
64k カーネルを認定するには、補足認定を作成する必要があります。