8.7. テストの実行中にゲストイメージをダウンロードする
手順
- システム上で、ゲストイメージがローカルで使用可能か確認します。使用可能な場合、テストの実行が開始されます。
- ゲストイメージがローカルで利用できない場合、テストは事前設定されたテストサーバーから、ゲストイメージのダウンロードを試みます。
- ローカルでの可用性とテストサーバーのダウンロードの両方が失敗した場合、テストは CWE API との接続を確立して、AWS の事前署名された S3 URL を取得します。その後、ゲストイメージは、指定された URL を使用して AWS からダウンロードされます。
- AWS からのダウンロードでも問題が発生する場合、テストでは CWE API を使用して、ゲストイメージを直接ストリーミングおよびダウンロードします。
ゲストイメージを取得するためのこれまでの試行がすべて失敗した場合、テスト全体が FAIL とマークされます。
注記上記の手順は、rhcert バージョン 8.66 以降に適用されます。
テストの実行中に FV イメージのダウンロードに失敗した場合は、以下の手順に従います。
- Red Hat Certification ポータル から、ファイルをダウンロードします。
-
ファイルをダウンロードした後、それらをテスト対象のホストの
/var/lib/libvirt/images
ディレクトリーに移動します。 -
ファイルを手動で展開するには、
tar xmvfj <tarred file name>
コマンドを使用します。 ファイルを展開した後、
mv <extracted file> <image file name>
コマンドを使用して名前を変更します。例:mv hwcertData-20211116.img hwcertData.img
ファイル名は、以下の表を参照してください。
tar が実行されたファイル名
イメージファイル名
hwcertData.img.tar.bz2
hwcertData.img
hwcert-x86_64.img.tar.bz2
hwcert-x86_64.img
rhel-kvm-rt-image.qcow2.tar.bz2
rhel-kvm-rt-image.qcow2