6.5. テストプランに基づくテスト対象ホストのテスト準備
テスト対象ホストをプロビジョニングすると、Cockpit とのパスワードなしの SSH 通信のセットアップ、認定タイプに基づくシステムへの必要なパッケージのインストール、実行する最終テストプラン (Red Hat が提供するテストプランとシステム要件を検出して生成したテストの両方から取得した一般的なテストのリスト) の作成など、多くの処理が実行されます。
たとえば、テストプランがハードウェア製品の認定用に設計されている場合は、必要なハードウェアパッケージがインストールされます。
手順
- ブラウザーのアドレスバーに http://<Cockpit_system_IP>:9090/ を入力し、Cockpit Web アプリケーションを起動します。
- ユーザー名とパスワードを入力し、Login をクリックします。
- 左側のパネルで Tools →Red Hat Certification を選択します。
- Hosts タブをクリックしてから、テストを実行するテスト対象ホストをクリックします。
Provision をクリックします。
ダイアログボックスが表示されます。
Upload をクリックして、新しいテストプランの .xml ファイルを選択します。Next をクリックします。アップロードに成功したというメッセージが表示されます。
必要に応じて、以前にアップロードしたテストプランを再利用する場合は、もう一度選択して再アップロードします。
注記認定プロセス中に、進行中の製品認定のために再設計されたテストプランを受け取った場合は、前のステップに従ってアップロードできます。ただし、続行する前に、Terminal タブで
rhcert-clean all
を実行する必要があります。- Role フィールドで、Host under test を選択し、Submit をクリックします。
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デフォルトでは、ファイルはパス
/var/rhcert/plans/<testplanfile.xml>
にアップロードされます。