第2章 インテグレーションを管理するためのユーザーアクセスを設定する
クラウドと Red Hat インテグレーションを設定するには、Cloud Administrator ロールを持つグループのメンバーである必要があります。このグループは、組織管理者によってユーザーアクセスで設定される必要があります。Red Hat Hybrid Cloud Console で、組織管理者は以下の基本手順を実施します。
- Cloud Administrator のユーザーアクセスグループを作成します。
- グループに Cloud Administrator ロールを追加します。
- メンバー (アカウントアクセスを持つユーザー) をグループに追加します。
Organization Administrator
Organization Administrator は、Cloud Administrator のユーザーアクセスグループを設定してから、Cloud Administrator ロールおよびユーザーをグループに追加します。
Cloud Administrator
Cloud Administrator は、サービスがクラウドおよび Red Hat インテグレーションと対話する方法を設定します。Cloud Administrator は、Hybrid Cloud Console で使用可能なインテグレーションを追加、削除、編集できます。
2.1. Hybrid Cloud Console での Cloud Administrator グループの作成と設定
Red Hat アカウントの組織管理者は、Cloud Administrator ロールを持つグループを作成し、そのグループにメンバーを追加します。このグループのメンバーは、Hybrid Cloud Console でクラウドおよび Red Hat インテグレーションを管理できます。
前提条件
組織管理者権限を持つユーザーとして Hybrid Cloud Console にログインしている。
注記メールが Red Hat ログインでない限り、メールを使用して Hybrid Cloud Console にログインすることはできません。詳細は、ログインの検索 を参照してください。
- 組織管理者でない場合は、User Access administrator のロールが割り当てられているグループのメンバーである。
手順
- Settings > Identity & Access Management をクリックします。
- Identity & Access Management で、User Access > Groups をクリックします。
- Create group をクリックします。
- グループ名 (例: Cloud Administrators) と説明を入力し、Next をクリックします。
- ロールのリストで Cloud Administrator を探し、その横にあるチェックボックスを選択して、Next をクリックします。
このグループにメンバーを追加します。
- 個々のユーザーを検索するか、ユーザー名、メール、またはステータスでフィルタリングします。
- グループに追加するユーザーのチェックボックスを選択し、Next をクリックします。
- 詳細を確認して、Submit をクリックしてグループの作成を終了します。
検証
- 新しいグループが Groups ページに一覧表示されていることを確認します。