3.2. Microsoft Azure インテグレーションと Hybrid Cloud Console
Microsoft Azure アカウントを Hybrid Cloud Console に接続すると、利用するサービスに応じて以下のメリットが得られます。
- ゴールドイメージ
- プロビジョニングされたシステムの自動登録
- サブスクリプションレポート
- Red Hat Insights
Microsoft Azure アカウントを Red Hat Hybrid Cloud Console の以下のサービスに接続できます。
3.2.1. コスト管理 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Microsoft Azure アカウントをコスト管理に接続して、クラウドのコストを追跡します。Cost Management Service を使用して、次のような財務関連のタスクを実行できます。
- リソースおよびコストの使用を可視化、理解、および分析
- 今後の消費を予測し、予算との比較
- リソースおよび消費の最適化
- 詳細な分析を行うための使用パターンの特定
- コストおよびリソースデータを活用できるサードパーティーツールとの統合
3.2.2. RHEL 管理バンドル リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Microsoft Azure アカウントを Hybrid Cloud Console の RHEL 管理バンドルに接続して、Microsoft Azure で既存の Red Hat 製品サブスクリプションを使用します。
RHEL 管理バンドルにより、パブリッククラウドに Red Hat 製品をデプロイメントするのに役立つ次のような追加機能へのアクセスが許可されます。
- Red Hat ゴールドイメージ: Microsoft Azure で Red Hat クラウドイメージを使用し、時間単位で支払う代わりに独自のサブスクリプションを持ち込むことができます。
自動登録: これにより、プロビジョニング時にクラウドインスタンスが console.redhat.com に自動的に接続できるようになり、Red Hat Insights サービスを使用できるようになります。
重要RHEL 管理を使用するには、Simple Content Access を有効にする必要があります。詳細は、Red Hat ナレッジ記事 Simple Content Access を参照してください。
3.2.3. Azure Lighthouse リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Azure Lighthouse は、お客様とパートナーに安全なアクセス制御とマネージドサービスを提供する Microsoft Azure サービスです。RHEL 管理バンドルを Microsoft Azure インテグレーションに追加すると、Hybrid Cloud Console クラウドインテグレーションのウィザードによって Azure Lighthouse に移動し、Red Hat アカウントと Microsoft Azure アカウントをリンクするためのカスタムテンプレートをデプロイできます。
Azure アカウントでテンプレートをデプロイすると、RHEL 管理用の 2 つの Azure ロールが設定されます。
-
Reader: このロールにより、Hybrid Cloud Console はすべてのリソースを表示できますが、変更を加えることはできません。このロールの詳細は、Azure ドキュメント を参照してください。 -
Managed Services Registration assignment Delete: このロールにより、Hybrid Cloud Console インテグレーションを削除するときに承認のクリーンアップが可能になります。このロールの詳細は、Azure ドキュメント を参照してください。
Azure Resource Manager テンプレートの詳細は、Azure ドキュメントの Deploy the Azure Resource Manager template を参照してください。
3.2.4. Microsoft Azure アカウントのクラウドインテグレーションとしての追加 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Microsoft Azure アカウントをクラウドインテグレーションとして Red Hat Hybrid Cloud Console に接続すると、Microsoft Azure データを Hybrid Cloud Console サービスで使用できるようになります。Azure インテグレーションを追加した後、Hybrid Cloud Console の Integrations ページから Azure およびその他のインテグレーションを表示および管理できます。
ゴールドイメージまたは Azure Hybrid Benefit を利用するには、Azure テナント内の任意の Azure テナントサブスクリプション ID のインテグレーションを作成します。Azure サブスクリプション ID が 1 つ統合されると、Red Hat は自動的に Azure テナント ID を取得し、このテナント内のすべての現在有効なサブスクリプション、および今後有効になるサブスクリプション ID に対してゴールドイメージアクセスと Azure Hybrid Benefit を有効にします。
前提条件
Organization Administrator または Cloud Administrator 権限を持つユーザーとして Red Hat Hybrid Cloud Console にログインしている。
注記メールアドレスが Red Hat ログインと同じでない場合、メールアドレスで Hybrid Cloud Console にログインすることはできません。詳細は、ログインの検索 を参照してください。
- Hybrid Cloud Console で使用する Microsoft Azure アカウントにアクセスできる。
Microsoft Azure ユーザーアカウントには、インテグレーションに追加する Red Hat サービスを使用するために必要な最小限の権限がある。
Microsoft Azure インテグレーションで RHEL 管理サービスを使用するには、利用中の Azure サブスクリプションに対して、
Microsoft.Authorization/roleAssignments/write権限を持つロール (ownerなど) を持つ、テナント内のゲスト以外のアカウントが必要です。詳細は、以下の Microsoft Azure ドキュメントを参照してください。
手順
- Settings > Integrations に移動します。
- Cloud タブを選択します。
- Add integration をクリックし、Add a cloud integration ウィザードを開きます。これが最初に追加するインテグレーションである場合は、この手順をスキップしてください。
- Microsoft Azure を選択し、Next をクリックします。
- Azure_build など、インテグレーションにわかりやすい名前を入力し、Next をクリックします。
- オプション: Microsoft Azure に接続するサービスを選択します。サービスを選択せずにインテグレーションを作成することもできます。Microsoft Azure インテグレーションを作成した後、Hybrid Cloud Console サービスを接続できます。
- インテグレーションウィザードの指示に従います。
- Cost Management を選択した場合の詳細な手順は Microsoft Azure データの Cost Management への統合 を参照してください。
RHEL Management を選択した場合は、インテグレーションウィザードの Configure Azure Lighthouse ページで次の手順を実行します。
- Azure Lighthouse アカウントにアクセスするには、Go to Lighthouse をクリックし、Microsoft Azure アカウントの認証情報でサインインします。
- Custom deployment ページで Next をクリックします。
Custom deployment ページの情報を確認し、Create をクリックしてデプロイメントを実行します。このアクションにより、Azure アカウントに Reader と Managed Services Registration assignment Delete Role の 2 つのロールが作成されます。
注記Custom Deployment 画面の値は変更しないでください。Red Hat により、これらの値は設定されます。
- デプロイメントが完了したら、Go to subscription をクリックします。
Subscriptions ページで、サブスクリプション ID をコピーします。
注記すべてのサブスクリプション ID がテナント ID に含まれるようになりました。すでにインテグレーションを作成し、サブスクリプション ID に登録されている場合は、それぞれのテナント ID も登録されます。二重請求されることはありません。
- Red Hat Hybrid Cloud Console Configure Azure Lighthouse 画面に戻り、Next をクリックします。
- 以前にコピーしたサブスクリプション ID を Subscription ID ボックスに貼り付け、Next をクリックします。
- Review details ページでインテグレーションの詳細を確認し、Add をクリックします。Microsoft Azure インテグレーションが Hybrid Cloud Console に追加されます。
検証
- Integrations ページに移動し、Cloud タブを選択します。
- Azure インテグレーションが一覧表示され、ステータスが Ready であることを確認します。