第4章 Hybrid Cloud Console への Red Hat インテグレーションの追加


Red Hat OpenShift Container Platform 環境をクラウドインテグレーションとして Red Hat Hybrid Cloud Console に接続すると、Hybrid Cloud Console 上の Cost Management Service が環境のデータを使用してクラウドコストを追跡できるようになります。

Cost Management Service を使用して、次のような財務関連のタスクを実行できます。

  • リソースおよびコストの使用を可視化、理解、および分析
  • 今後の消費を予測し、予算との比較
  • リソースおよび消費の最適化
  • 詳細な分析を行うための使用パターンの特定
  • コストおよびリソースデータを活用できるサードパーティーツールとの統合
注記

Red Hat OpenShift Container Platform 4.6 以降では、OpenShift Container Platform Web コンソールから costmanagement-metrics-operator をインストールしてください。詳細は、Cost Management への OpenShift Container Platform データの統合 を参照してください。

4.1. OpenShift Container Platform インテグレーションの追加

Red Hat OpenShift Container Platform 環境をインテグレーションとして Red Hat Hybrid Cloud Console に接続すると、Cost Management で OpenShift Container Platform データを使用できるようになります。インテグレーションを追加した後、Hybrid Cloud Console の Integrations ページから OpenShift Container Platform およびその他のインテグレーションを表示および管理できます。

前提条件

  • Organization Administrator または Cloud Administrator 権限を持つユーザーとして Red Hat Hybrid Cloud Console にログインしている。
  • Hybrid Cloud Console で使用する OpenShift Container Platform 環境にアクセスできる。

手順

  1. Settings > Integrations に移動します。
  2. Red Hat タブを選択します。
  3. Add integration をクリックしてインテグレーションウィザードを開きます。これが最初に追加するインテグレーションである場合は、この手順をスキップしてください。
  4. Red Hat OpenShift Container Platform を選択し、Next をクリックします。
  5. インテグレーションのわかりやすい名前 (例: my_ocp_integration) を入力し、Next をクリックします。
  6. アプリケーションとして Cost Management を選択し、Next をクリックします。
  7. costmanagement-metrics-operator をインストールして設定するには、ウィザードの手順を使用して、Next をクリックします。詳細は OpenShift Container Platform データの Cost Management への統合 を参照してください。
  8. Cluster Identifier を入力し、Next をクリックします。
  9. インテグレーションの詳細を確認し、Add をクリックしてインテグレーションの追加を完了します。

検証

  1. Integrations ページに移動し、Red Hat タブを選択します。
  2. OpenShift Container Platform インテグレーションが表示され、ステータスが Ready であることを確認します。
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