1.2. Hybrid Cloud Console の通知方法
次の方法で、Hybrid Cloud Console を組織のワークフローに統合できます。
- Hybrid Cloud Console APIs
- Webhook または電子メール、またはその両方をユーザーに直接実行
- Splunk などのサードパーティーアプリケーションとのインテグレーション
Hybrid Cloud Console APIs
Hybrid Cloud Console API は公開されており、認証されたクライアント (ロールベースのアクセス制御) からクエリーできます。
Webhook
Webhook は、イベントによってトリガーされたときに一方向のデータ共有を有効にすることを除いて、API と同様に機能します。API は双方向でデータを共有します。
サードパーティーアプリケーションは、Webhook を公開し、それを使用して受信イベントをリッスンすることで、受信データ要求を許可するように設定できます。Hybrid Cloud Console インテグレーションサービスは、この機能を使用して、各サービスからイベントと関連データを送信します。
これらのサードパーティーアプリケーションの Webhook エンドポイントに POST メッセージを送信するように、Hybrid Cloud Console 通知サービスを設定できます。たとえば、新しいアドバイザー推奨事項が見つかったときにトリガーされたイベントを自動的に転送するように Hybrid Cloud Console を設定できます。イベントとそのデータは、受信 Webhook エンドポイント上のサードパーティーアプリケーションに HTTP POST メッセージとして送信されます。
通知サービスでエンドポイントを設定した後、Hybrid Cloud Console イベントのストリームをサブスクライブし、選択した Webhook に、そのストリームを自動的に転送できます。各イベントには追加のメタデータが含まれており、運用ワークフローの一部としてイベントを処理する (たとえば、特定のアクションを実行したり、応答をトリガーしたりする) ために使用できます。アプリケーション内での実装とデータ処理を設定します。
サードパーティーアプリケーションのインテグレーション
Hybrid Cloud Console のサードパーティーアプリケーションインテグレーションは、ユースケースに応じて 2 つの方法で使用できます。
- Hybrid Cloud Console API を使用してデータを収集してタスクを実行。
- Hybrid Cloud Console イベントのストリームにサブスクライブ。
Hybrid Cloud Console インテグレーションを使用して、イベントを特定のサードパーティーアプリケーションに転送できます。Splunk 用の Red Hat Insights アプリケーションは、選択した Hybrid Cloud Console イベントを Splunk に転送します。これにより、Splunk ダッシュボード用の Red Hat Insights アプリケーションから既存のワークフローで Hybrid Cloud Console のデータを表示して使用できるようになります。
関連情報
- アプリケーションとサービスで使用できるエンドポイントの詳細は、Hybrid Cloud Console API ドキュメント を参照してください。
- CSV 形式の API 応答の例は、System Comparison API ドキュメント を参照してください。
- 認証と API エンドポイントのクエリーをすぐに開始するのに役立つ例は、Red Hat Insights API チートシート を参照してください。
- Webhook を設定および使用する方法の詳細は、インテグレーションの設定 を参照してください。
- セキュリティーの詳細は、Red Hat Insights Data とアプリケーションのセキュリティー を参照してください。
- サードパーティーアプリケーションのインテグレーションに関する詳細は、Red Hat Hybrid Cloud Console とサードパーティーアプリケーションのインテグレーション を参照してください。