1.4. Red Hat Hybrid Cloud Console のユーザーアクセス設定
アカウントのどのユーザーも、Insights for Red Hat Enterprise Linux のほとんどのデータにアクセスできます。
1.4.1. 定義済みのユーザーアクセスグループとロール
グループとロールを管理しやすくするために、Red Hat は 2 つの定義済みグループと一連の定義済みロールを提供しています。
1.4.1.1. 定義済みグループ
Default access group には、組織内のすべてのユーザーが含まれます。このグループには、多くの定義済みロールが割り当てられています。Red Hat によって自動的に更新されます。
組織管理者が Default access グループに変更を加えると、名前が Custom default access グループに変更され、Red Hat による更新の対象外となります。
Default admin access グループには、組織管理者権限を持つユーザーのみが含まれます。このグループは自動的に維持され、このグループ内のユーザーとロールは変更できません。
1.4.2. コンプライアンスサービスユーザーの User Access ロール
次のロールにより、Insights for Red Hat Enterprise Linux のコンプライアンス機能への標準アクセスまたは拡張アクセスが可能になります。
- Compliance viewer.コンプライアンスリソースへのアクセス権限を付与するコンプライアンスサービスロール。
- Compliance administrator.コンプライアンスリソースへの読み取りアクセスを付与するコンプライアンスロール。コンプライアンス管理者ロールまたはその他の拡張パーミッションを付与されることが必要な手順の場合は、その手順の 前提条件 に記載されます。