4.3. Red Hat Insights へのシステムの再登録
Red Hat Enterprise Linux の Red Hat Insights にシステムを再登録する必要がある場合があります。
正しい手順を使用して Insights にシステムを再登録すると、Insights インベントリーサービスでの重複したホストエントリーを防止および修正するのに役立ちます。たとえば、Insights でシステムを再登録する理由の 1 つとして、以前に登録されていたシステムをクリーンインストールで再構築し、エントリーをクリーンアップすることが挙げられます。
Red Hat Satellite ユーザーであり、新規インストールによって Satellite システムをアップグレードまたは再構築する予定の場合は、そのシステムを Insights に再登録する必要があります。アップグレードを開始する前に、Insights でシステムを登録解除してください。Satellite システムを再インストールしたら、Insights クライアントに再度登録します。そうしないと、重複したホストエントリーやその他の予期しない結果が表示される可能性があります。
Insights にシステムを再登録するには、次の 2 つのオプションを使用して insights-client
コマンドを 2 回実行します。
-
--unregister
-
--register
前提条件
お使いのシステムで次の手順を完了するようにしてください。
- root レベルの権限でログインする。
- Insights クライアントをインストールする。
手順
コマンドラインで、
--unregister
オプションを指定してinsights-client
コマンドを入力します。[root@insights]# insights-client --unregister
--register
オプションを指定してinsights-client
コマンドを入力します。[root@insights]# insights-client --register
検証
—-unregister
オプションを指定して Insights-client
コマンドを実行し、次に —-register
オプションを指定して insights-client
コマンドを実行することでシステムを正しく再登録したら、新しい Insights プロファイルが作成され、次の出力が表示されます。
[root@insights]# Successfully uploaded report for <machine name> View the Red Hat Insights console at https://console.redhat.com/insights/