8.3. VMDK イメージのアップロードと vSphere での RHEL 仮想マシンの作成


イメージの作成を設定を完了した後、CLI を使用してそれを VMware vSphere にデプロイし、仮想マシンを作成してログインできます。

前提条件

  • cloud-init ツールを使用して、デプロイされたシステムにアクセスするための認証情報を設定した。デプロイされたシステムにアクセスするための認証情報の設定 を参照してください。
  • 環境で次の値を使用して govc VMware CLI ツールクライアントを設定した。

    GOVC_URL
    GOVC_DATACENTER
    GOVC_FOLDER
    GOVC_DATASTORE
    GOVC_RESOURCE_POOL
    GOVC_NETWORK

手順

  1. 以下のように gzip で圧縮し、base64 でエンコードして metadata.yamluserdata.yaml ファイルを環境にエクスポートします。これは、追加の手順で使用されます。

    export METADATA=$(gzip -c9 <metadata.yaml | { base64 -w0 2>/dev/null || base64; }) \
    USERDATA=$(gzip -c9 <userdata.yaml | { base64 -w0 2>/dev/null || base64; })
  2. metadata.yaml および userdata.yaml ファイルを使用して vSphere でイメージを起動します。

    1. .vmdk イメージを vSphere にインポートします。

      $ govc import.vmdk ./composer-api.vmdk foldername
    2. 電源をオンにせずに vSphere に仮想マシンを作成します。

      govc vm.create \
      -net.adapter=vmxnet3 \
      -m=4096 -c=2 -g=rhel8_64Guest \
      -firmware=bios -disk=”foldername/composer-api.vmdk” \
      -disk.controller=ide -on=false \
       vmname
    3. 仮想マシンを変更して、ExtraConfig 変数の cloud-init 設定を追加します。

      govc vm.change -vm vmname \
      -e guestinfo.metadata="${METADATA}" \
      -e guestinfo.metadata.encoding="gzip+base64" \
      -e guestinfo.userdata="${USERDATA}" \
      -e guestinfo.userdata.encoding="gzip+base64"
    4. 仮想マシンの電源をオンにします。

      govc vm.power -on vmname
    5. 仮想マシンの IP アドレスを取得します。

      HOST=$(govc vm.ip vmname)
    6. SSH を使用して、cloud-init ファイル設定に指定された user-data を使用して仮想マシンにログインします。

      $ ssh admin@HOST
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