第4章 RHEL バージョンごとのレポート
Insights Vulnerability Exposure by OS レポートには、選択された最大 5 つの RHEL マイナーバージョンに対して報告された CVE の数が表示されます。レポートには、選択された各 RHEL バージョンの CVE の数と重大度を示すグラフも含まれています。
注記
レポートには、環境内の Insights に登録されているシステムの実際の CVE は示されません。
このレポートを使用すると、特定の RHEL バージョン内におけるシステムの脆弱性の影響範囲を推測し、その情報に基づいてアップグレードについて決定できます。
注記
Vulnerability Exposure by OS レポート機能は、RHEL 6.9 から RHEL 10.1 以降の RHEL メジャーバージョンおよびマイナーバージョンをサポートします。
4.1. RHEL バージョン別 PDF レポートの作成 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
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前提条件
- Insights の環境に対する脆弱性ビューアーのアクセス権を持っている。
手順
- Insights for Red Hat Enterprise Linux ダッシュボードから、Security > Vulnerability > Reports に移動します。
- Report by operating system versions を選択します。
- Create Report をクリックします。Vulnerability exposure by operating system ダイアログボックスが表示されます。
- レポートで比較する RHEL のバージョンを最大 5 つ選択します。
- PDF レポートの場合は Export PDF を、CSV 形式のファイルの場合は Export CSV をクリックします。エクスポートされたファイルは自動的にシステムにダウンロードされます。