第3章 ポリシーの作成
以下のワークフローの例では、複数のタイプのポリシーを作成し、システム設定の変更を検出して変更通知の電子メールを送信する方法を説明します。
ポリシーの作成時に、メールのアラートにオプトインしていない旨の警告メッセージが表示される場合は、ポリシーからメールを受信するようにユーザー設定を行います。
3.1. パブリッククラウドプロバイダーがオーバープロビジョニングされないようにするポリシーの作成
以下の手順を使用してポリシーを作成します。
手順
- Red Hat Hybrid Cloud Console で、Operations > Policies に移動します。
- Create policy をクリックします。
- 必要に応じて、Create a policy ページで From scratch または As a copy of existing Policy をクリックします。As a copy of existing Policy オプションでは、開始点として使用する既存のポリシーリストからポリシーを選択するように求められます。
- Next をクリックします。
Condition を入力します。この場合は、['alibaba', 'aws', 'azure', 'google'] and(facts.number_of_cpus >= 8 or facts.number_of_sockets >=2) と入力します。この条件では、指定のパブリッククラウドプロバイダーで実行中のインスタンスが許容範囲を超える CPU ハードウェアで実行されているかどうかを検出します。
注記What condition can I define? または Review available system facts をデプロイメントして、使用可能な条件の説明を表示し、利用可能なシステムファクトをそれぞれ表示できます。このセクションでは、使用できる構文の例を示します。
- Validate condition をクリックします。
- 条件を検証したら、Next をクリックします。
- Trigger actions ページで Add trigger actions をクリックします。通知がグレーアウトされたら、通知ボックスの Notification settings を選択します。ここで、通知とその動作をカスタマイズできます。
Next をクリックします。
注記Trigger actions ページで、電子メールアラートを有効にし、電子メール設定を開くこともできます。
- Review and enable ページで、切り替えスイッチをクリックしてポリシーを有効にし、詳細を確認します。
- Finish をクリックします。
新しいポリシーが作成されました。システムのチェックインでポリシーが評価されたときに、ポリシーの条件が満たされている場合、ポリシーは、ユーザーの電子メール設定に応じて、ポリシーにアクセスできるアカウントのすべてのユーザーに電子メールを自動的に送信します。