第6章 インベントリーグループ
インベントリーグループを使用すると、特定のシステムを選択してグループ化できます。個々のインベントリーグループと各グループのシステムメンバーシップを表示および管理できます。さらに、インベントリーグループごとにアプリケーション全体のシステムリストをフィルター処理することもできます。特定のインベントリーグループへのユーザーアクセスを管理して、セキュリティーを強化することもできます。
インベントリーグループには次の特徴があります。
- インベントリーグループはシステム専用です。
- インベントリーグループを別のインベントリーグループの子として追加することはできません。
- 各システムは 1 つ のインベントリーグループにのみ属することができます。
- インベントリーグループの使用は必須ではありません。特定のインベントリーグループに割り当てられていないシステムは、未割り当てのままにしておくことができます。
関連情報
- ユーザーアクセスの詳細は、ロールベースアクセス制御 (RBAC) のユーザーアクセスガイド を参照してください。
- インベントリーグループへのユーザーアクセスの詳細は、システムインベントリーの RBAC のユーザーアクセス を参照してください。
6.1. インベントリーグループの作成
前提条件
- Organization administrator (デフォルト管理者アクセスグループのメンバー) であるか、Inventory group administrator ロールを持っている。
手順
- Red Hat Hybrid Cloud Console で Inventory に移動します。
- インベントリードロップダウンメニューをクリックし、Inventory groups を選択します。
- Create Inventory group をクリックします。Create Inventory group ダイアログボックスが表示されます。
- Inventory group name フィールドにインベントリーグループの名前を入力します。名前には、小文字、数字、スペース、ハイフン (-)、およびアンダースコア (_) を使用できます。
- Create をクリックします。Inventory group created メッセージが表示され、新しいグループがインベントリーグループのリストに表示されます。