第2章 AMQ Streams on OpenShift での Camel Kafka Connector のデプロイ


本章では、Camel Kafka Connector を AMQ Streams on OpenShift にインストールする方法と、サンプルコネクターを使用する方法について説明します。

2.1. コンテナーイメージの registry.redhat.io を使用した認証

Camel Kafka Connector コンテナーイメージを OpenShift にデプロイする前に、registry.redhat.io で認証を設定します。

前提条件

  • OpenShift Container Platform クラスターへアクセスできるクラスター管理者権限。
  • OpenShift oc クライアントツールがインストール済みであること。詳細は、OpenShift CLI のドキュメント を参照してください。

手順

  1. 管理者として OpenShift クラスターにログインします。

    $ oc login --user system:admin --token=my-token --server=https://my-cluster.example.com:6443
    Copy to Clipboard
  2. Camel Kafka Connector をデプロイするプロジェクトを開きます。

    $ oc project myproject
    Copy to Clipboard
  3. Red Hat カスタマーポータルアカウントを使用して docker-registry シークレットを作成します。PULL_SECRET_NAME は作成するシークレットに置き換えます。

    $ oc create secret docker-registry PULL_SECRET_NAME \
      --docker-server=registry.redhat.io \
      --docker-username=CUSTOMER_PORTAL_USERNAME \
      --docker-password=CUSTOMER_PORTAL_PASSWORD \
      --docker-email=EMAIL_ADDRESS
    Copy to Clipboard

    以下の出力が表示されるはずです。

    secret/PULL_SECRET_NAME created
    Copy to Clipboard
    重要

    この docker-registry シークレットを、registry.redhat.io に対して認証されるすべての OpenShift プロジェクト namespace に作成する必要があります。

  4. シークレットをサービスアカウントにリンクして、シークレットをイメージをプルするために使用します。以下は、default サービスアカウントを使用する例になります。

    $ oc secrets link default PULL_SECRET_NAME --for=pull
    Copy to Clipboard

    サービスアカウント名は、OpenShift Pod が使用する名前と一致する必要があります。

  5. シークレットを builder サービスアカウントにリンクし、ビルドイメージをプッシュおよびプルするためにシークレットを使用します。

    $ oc secrets link builder PULL_SECRET_NAME
    Copy to Clipboard
    注記

    Red Hat のユーザー名とパスワードを使用してプルシークレットを作成したくない場合は、レジストリーサービスアカウントを使用して認証トークンを作成できます。

トップに戻る
Red Hat logoGithubredditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。 最新の更新を見る.

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

Theme

© 2025 Red Hat