6.2. Camel K 機能トレイト
6.2.1. Knative トレイト
Knative トレイトは Knative リソースのアドレスを自動検出し、実行中のインテグレーションに注入します。
完全な Knative 設定は、JSON 形式の CAMEL_KNATIVE_CONFIGURATION に注入されます。その後、Camel Knative コンポーネントは完全な設定を使用してルートを設定します。
このトレイトは、Knative プロファイルがアクティブであるとデフォルトで有効になります。
このトレイトは、Knative プロファイルで利用できます。
6.2.1.1. 設定
CLI でインテグレーションを実行する際にトレイトプロパティーを指定できます。
$ kamel run --trait knative.[key]=[value] --trait knative.[key2]=[value2] Integration.java
以下の設定オプションを使用できます。
プロパティー | 型 | 説明 |
---|---|---|
|
| トレイトを有効または無効にするのに使用できます。すべてのトレイトがこの共通プロパティーを共有します。 |
|
| Knative の完全な設定を JSON 形式で注入するために使用されます。 |
|
| インテグレーションルートのソースとして使用されるチャネルの一覧。簡単なチャネル名または完全な Camel URI を含めることができます。 |
|
| インテグレーションルートの宛先として使用されるチャネルの一覧。簡単なチャネル名または完全な Camel URI を含めることができます。 |
|
| インテグレーションルートのソースとして使用されるチャネルの一覧。 |
|
| インテグレーションルートの宛先として使用されるエンドポイントの一覧。簡単なエンドポイント名または完全な Camel URI を含めることができます。 |
|
| インテグレーションがサブスクライブされるイベントタイプのリスト。簡単なイベントタイプまたは完全な Camel URI を含めることができます (デフォルト以外の特定のブローカーを使用するため)。 |
|
| インテグレーションが生成するイベントタイプのリスト。簡単なイベントタイプまたは完全な Camel URI を含めることができます (特定のブローカーを使用するため)。 |
|
| ヘッダー「ce-knativehistory」を基にしてイベントのフィルターを有効にします。このヘッダーは新しいバージョンの Knative で削除されたため、フィルターはデフォルトで無効になっています。 |
|
| Knative SinkBinding リソース経由のインテグレーションからシンクへのバインドを許可します。これは、インテグレーションが単一のシンクをターゲットにする場合に使用できます。インテグレーションが単一のシンクをターゲットにする場合、デフォルトで有効になります (インテグレーションが Knative ソースによって所有されている場合を除く)。 |
|
| すべてのトレイトプロパティーの自動検出を有効にします。 |