6.3.2. Container トレイト


Container トレイトを使用すると、インテグレーションが実行されるコンテナーのプロパティーを設定できます。

また、コンテナーに関連付けられたサービスの設定も提供します。

このトレイトは Kubernetes、Knative、および OpenShift プロファイルで利用できます。

警告

Container トレイトはプラットフォームトレイト です。よって、これを無効にすると、プラットフォームの機能性が低下する可能性があります。

6.3.2.1. 設定

CLI でインテグレーションを実行する際にトレイトプロパティーを指定できます。

$ kamel run --trait container.[key]=[value] --trait container.[key2]=[value2] Integration.java

以下の設定オプションを使用できます。

プロパティー説明

container.enabled

bool

トレイトを有効または無効にするのに使用できます。すべてのトレイトがこの共通プロパティーを共有します。

container.auto

bool

 

container.request-cpu

string

必要な CPU の最小量。

container.request-memory

string

必要なメモリーの最小容量。

container.limit-cpu

string

必要な CPU の最大量。

container.limit-memory

string

必要なメモリーの最大容量。

container.expose

bool

kubernetes サービス経由の公開を有効または無効にするために使用できます。

container.port

int

コンテナーによって公開される別のポートを設定します (デフォルトは 8080)。

container.port-name

string

コンテナーによって公開されるポートに異なるポート名を設定します (デフォルトは http)。

container.service-port

int

コンテナーポートを公開するサービスポートを設定します (デフォルト 80)。

container.service-port-name

string

コンテナーポートを公開するサービスポート名を設定します (デフォルト http)。

container.name

string

メインのコンテナー名。デフォルトで付けられる名前は integration です。

container.image

string

主なコンテナーイメージ

container.probes-enabled

bool

コンテナーのプローブで ProbesEnabled を有効/無効にします (デフォルトは false)。

container.liveness-initial-delay

int32

コンテナーが起動してから liveness プローブが開始されるまでの秒数。

container.liveness-timeout

int32

プローブがタイムアウトするまでの秒数。liveness プローブに適用されます。

container.liveness-period

int32

プローブを実行する頻度。liveness プローブに適用されます。

container.liveness-success-threshold

int32

プローブの失敗後、正常とみなされるための最小の連続成功回数。liveness プローブに適用されます。

container.liveness-failure-threshold

int32

プローブの正常実行後、失敗とみなされるための最小連続失敗回数。liveness プローブに適用されます。

container.readiness-initial-delay

int32

コンテナーが起動してから readiness プローブが開始されるまでの秒数。

container.readiness-timeout

int32

プローブがタイムアウトするまでの秒数。readiness プローブに適用されます。

container.readiness-period

int32

プローブを実行する頻度。readiness プローブに適用されます。

container.readiness-success-threshold

int32

プローブの失敗後、正常とみなされるための最小の連続成功回数。readiness プローブに適用されます。

container.readiness-failure-threshold

int32

プローブの正常実行後、失敗とみなされるための最小連続失敗回数。readiness プローブに適用されます。

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