6.3.9. JVM トレイト


JVM トレイトは、インテグレーションを実行する JVM の設定に使用されます。

このトレイトは Kubernetes、Knative、および OpenShift プロファイルで利用できます。

警告

JVM トレイトは プラットフォームトレイト です。よって、これを無効にすると、プラットフォームの機能性が低下する可能性があります。

6.3.9.1. 設定

CLI でインテグレーションを実行する際にトレイトプロパティーを指定できます。

$ kamel run --trait jvm.[key]=[value] --trait jvm.[key2]=[value2] Integration.java

以下の設定オプションを使用できます。

プロパティー説明

jvm.enabled

bool

トレイトを有効または無効にするのに使用できます。すべてのトレイトがこの共通プロパティーを共有します。

jvm.debug

bool

リモートデバッグをアクティベートし、たとえばポート転送を使用して、デバッガーを JVM に接続できるようにします。

jvm.debug-suspend

bool

メインクラスがロードされる直前にターゲット JVM を一時停止します。

jvm.print-command

bool

コンテナーログに JVM の開始に使用されるコマンドを出力します (デフォルト true)。

jvm.debug-address

string

新たに起動された JVM をリッスンするトランスポートアドレス (デフォルト *:5005)。

jvm.options

[]string

JVM オプションの一覧

jvm.classpath

string

追加の JVM クラスパス (Linux クラスパスセパレーターを使用)

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