6.2.2. Knative Service トレイト
Knative Service トレイトは、標準の Kubernetes デプロイメントではなく、Knative サービスとしてインテグレーションを実行する場合に、オプションの設定を可能にします。
Knative Services としてインテグレーションを実行すると、自動スケーリング (およびゼロへのスケーリング) 機能が追加されますが、この機能はルートが HTTP エンドポイントコンシューマーを使用する場合にのみ有用です。
このトレイトは、Knative プロファイルで利用できます。
6.2.2.1. 設定
CLI でインテグレーションを実行する際にトレイトプロパティーを指定できます。
$ kamel run --trait knative-service.[key]=[value] --trait knative-service.[key2]=[value2] Integration.java
以下の設定オプションを使用できます。
プロパティー | 型 | 説明 |
---|---|---|
|
| トレイトを有効または無効にするのに使用できます。すべてのトレイトがこの共通プロパティーを共有します。 |
|
|
Knative 自動スケーリングクラスプロパティーを設定します (例: 詳細は、Knative ドキュメントを参照してください。 |
|
|
Knative 自動スケーリングメトリクスプロパティーを設定します (例: 詳細は、Knative ドキュメントを参照してください。 |
|
| 各 Pod に許可される同時実行レベルまたは CPU の割合 (自動スケーリングメトリクスによる) を設定します。 詳細は、Knative ドキュメントを参照してください。 |
|
| インテグレーションに対して稼働している必要がある Pod の最小数。デフォルトは ゼロ であるため、設定された期間に使用されなければインテグレーションはゼロにスケールダウンされます。 詳細は、Knative ドキュメントを参照してください。 |
|
| インテグレーションで並行して実行できる Pod 数の上限。Knative には、インストールによって異なる独自の上限値があります。 詳細は、Knative ドキュメントを参照してください。 |
|
| 以下のすべての条件が保持されると、インテグレーションを Knative サービスとして自動的にデプロイします。
|