6.3.13. プラットフォームトレイト
プラットフォームトレイトは、インテグレーションプラットフォームをインテグレーションに割り当てるために使用されるベーストレイトです。
プラットフォームが見つからない場合、トレイトはデフォルトのプラットフォームを作成できます。この機能は、プラットフォームにカスタム設定が必要ない場合に便利です (例: 組み込みのコンテナーイメージレジストリーがあるため OpenShift ではデフォルトの設定が動作します)。
このトレイトは Kubernetes、Knative、および OpenShift プロファイルで利用できます。
プラットフォームトレイト を無効にすると、プラットフォームの機能性が低下する可能性があります。
6.3.13.1. 設定
CLI でインテグレーションを実行する際にトレイトプロパティーを指定できます。
$ kamel run --trait platform.[key]=[value] --trait platform.[key2]=[value2] Integration.java
以下の設定オプションを使用できます。
プロパティー | 型 | 説明 |
---|---|---|
|
| トレイトを有効または無効にするのに使用できます。すべてのトレイトがこの共通プロパティーを共有します。 |
|
| プラットフォームがない場合にデフォルトのプラットフォーム (空のプラットフォーム) を作成します。 |
|
| グローバル Operator の場合、プラットフォームがグローバルに作成されるかどうかを示します (デフォルトは true です)。 |
|
| デフォルトのプラットフォームを作成できる場合に環境から自動検出します (OpenShift のみで作成)。 |