第7章 Camel K コマンドリファレンス


本章では、Camel K コマンドラインインターフェース (CLI) の参考情報と、kamel コマンドの使用例を紹介します。本章では、ランタイムで実行される Camel K インテグレーションソースファイルで指定できる Camel K モードラインオプションの参考情報も提供します。

本章には、以下が含まれます。

7.1. Camel K コマンドライン

Camel K CLI は、OpenShift で Camel K インテグレーションを実行するためのメインエントリーポイントとして kamel コマンドを提供します。

7.1.1. サポートされるコマンド

以下のキーに注意してください。

記号説明

サポート対象

サポートされないか、まだサポート対象ではない

表7.1 kamel コマンド
名前サポート対象説明

bind

インテグレーションフローの Kamelets などの Kubernetes リソースを、Knative チャネル、Kafka トピック、またはその他のエンドポイントにバインドします。

kamel bind earthquake-source channel:earthquakes

completion

補完スクリプトを生成します。

kamel completion bash

debug

ローカルデバッガーを使用してリモートインテグレーションをデバッグします。

kamel debug my-integration

delete

OpenShift にデプロイされたインテグレーションを削除します。

kamel delete my-integration

describe

Camel K リソースの詳細情報を取得します。これには、integrationkit、または platform が含まれます。

kamel describe integration my-integration

get

OpenShift にデプロイされたインテグレーションのステータスを取得します。

kamel get

help

利用可能なコマンドの完全リストを取得します。詳細は、各コマンドのパラメーターとして --help を入力します。

  • kamel help
  • kamel run --help

init

Java または YAML に実装された空の Camel K ファイルを初期化します。

kamel init MyIntegration.java

install

Kubernetes または OpenShift クラスターに Camel K をインストールします。

kamel install

kit

Integration Kit を設定します。

kamel kit create my-integration --secret

local

一連の入力インテグレーションファイルのセットを指定して、インテグレーションアクションをローカルで実行します。

kamel local run

log

実行中のインテグレーションのログを出力します。

kamel log my-integration

rebuild

1 つ以上のインテグレーションの状態を消去すると再ビルドされます。

kamel rebuild my-integration

reset

現在の Camel K インストールをリセットします。

kamel reset

run

OpenShift でインテグレーションを実行します。

kamel run MyIntegration.java

uninstall

Kubernetes または OpenShift クラスターから Camel K をアンインストールします。

kamel uninstall

version

Camel-K クライアントバージョンを表示します。

kamel version

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