4.2.2.4. ConfigMap またはシークレットに含まれるプロパティーの参照
インテグレーションを実行し、--config
オプションで ConfigMap またはシークレットを指定する場合、Camel K Operator は ConfigMap またはシークレットをランタイムプロパティーファイルとして解析します。インテグレーション内で、他のランタイムプロパティーを参照する際にプロパティーを参照できます。
手順
プロパティーが含まれるテキストファイルを作成します。
たとえば、以下のプロパティーを含む
my.properties
という名前のファイルを作成します。my.key.1=hello my.key.2=world
プロパティーファイルに基づいて ConfigMap またはシークレットを作成します。
たとえば、以下のコマンドを使用して my.properties ファイルからシークレットを作成します。
oc create secret generic my-sec --from-file my.properties
インテグレーションで、シークレットに定義されたプロパティーを参照します。
たとえば、以下のインテグレーション (名前:
ConfigSecretPropertyRoute.java
) はmy.key.1
およびmy.key.2
プロパティーを参照します。import org.apache.camel.builder.RouteBuilder; public class ConfigSecretPropertyRoute extends RouteBuilder { @Override public void configure() throws Exception { from("timer:secret") .routeId("secret") .log("{{my.key.1}} {{my.key.2}}"); } }
インテグレーションを実行し、
--config
オプションを使用して、my.key.1
およびmy.key.2
プロパティーが含まれるシークレットを指定します。以下に例を示します。
kamel run --config secret:my-sec ConfigSecretPropertyRoute.java --dev