7.2. Service Registry CR 仕様


spec は、Operator が達成するために必要な状態または設定を指定するために使用される ApicurioRegistry CR の一部です。

ApicurioRegistry CR 仕様コンテンツ

以下のブロック例には、可能な spec 設定オプションの完全なツリーが含まれます。フィールドによっては、必須ではないものや、同時に定義してはいけないものもあります。

spec:
  configuration:
    persistence: <string>
    sql:
      dataSource:
        url: <string>
        userName: <string>
        password: <string>
    kafkasql:
      bootstrapServers: <string>
      security:
        tls:
          truststoreSecretName: <string>
          keystoreSecretName: <string>
        scram:
          mechanism: <string>
          truststoreSecretName: <string>
          user: <string>
          passwordSecretName: <string>
    ui:
      readOnly: <string>
    logLevel: <string>
    security:
      keycloak:
        url: <string>
        realm: <string>
        apiClientId: <string>
        uiClientId: <string>
  deployment:
    replicas: <int32>
    host: <string>
    affinity: <k8s.io/api/core/v1 Affinity struct>
    tolerations: <k8s.io/api/core/v1 []Toleration slice>

以下の表は、各設定オプションについて説明しています。

表7.1 ApicurioRegistry CR 仕様設定オプション
設定オプションデフォルト値説明

configuration

-

-

Service Registry アプリケーションの設定セクション

configuration/persistence

string

必須

ストレージバックエンド。sqlkafkasql のいずれかになります。

configuration/sql

-

-

SQL ストレージバックエンドの設定

configuration/sql/dataSource

-

-

SQL ストレージバックエンドのデータベース接続設定

configuration/sql/dataSource/url

string

必須

データベース接続 URL 文字列

configuration/sql/dataSource/userName

string

必須

データベースコネクションユーザー

configuration/sql/dataSource/password

string

データベース接続パスワード

configuration/kafkasql

-

-

Kafka ストレージバックエンドの設定

configuration/kafkasql/bootstrapServers

string

必須

Streams ストレージバックエンドの Kafka ブートストラップサーバー URL。

configuration/kafkasql/security/tls

-

-

Kafka ストレージバックエンドの TLS 認証を設定するセクション。

configuration/kafkasql/security/tls/truststoreSecretName

string

必須

Kafka の TLS トラストストアが含まれるシークレットの名前

configuration/kafkasql/security/tls/keystoreSecretName

string

必須

ユーザー TLS キーストアを含むシークレットの名前

configuration/kafkasql/security/scram/truststoreSecretName

string

必須

Kafka の TLS トラストストアが含まれるシークレットの名前

configuration/kafkasql/security/scram/user

string

必須

SCRAM ユーザー名

configuration/kafkasql/security/scram/passwordSecretName

string

必須

SCRAM ユーザーパスワードが含まれるシークレットの名前

configuration/kafkasql/security/scram/mechanism

string

SCRAM-SHA-512

SASL メカニズム

configuration/ui

-

-

Service Registry Web コンソール設定

configuration/ui/readOnly

string

false

Service Registry Web コンソールを読み取り専用モードに設定します。

configuration/logLevel

string

INFO

Service Registry のログレベル。INFODEBUG のいずれかになります。

configuration/security

-

-

Service Registry Web コンソールおよび REST API セキュリティー設定

configuration/security/keycloak

-

-

Keycloak を使用した Web コンソールおよび REST API セキュリティー設定

configuration/security/keycloak/url

string

必須

Keycloak URL、末尾を /auth とする必要があります。

configuration/security/keycloak/realm

string

必須

Keycloak レルム

configuration/security/keycloak/apiClientId

string

registry-client-api

REST API の Keycloak クライアント

configuration/security/keycloak/uiClientId

string

registry-client-ui

Web コンソールの Keycloak クライアント

deployment

-

-

Service Registry デプロイメント設定のセクション

deployment/replicas

正の整数

1

デプロイする Service Registry Pod 数

deployment/host

string

自動生成

Service Registry コンソールおよび API が利用できるホスト/URL。可能な場合は、Service Registry Operator はクラスタールーターの設定に基づいて正しい値を判別しようとします。値は一度だけ自動生成されるため、ユーザーは後で上書きすることができます。

deployment/affinity

k8s.io/api/core/v1 Affinity struct

Service Registry デプロイメントのアフィニティー設定

deployment/tolerations

k8s.io/api/core/v1 []Toleration slice

Service Registry のデプロイメント許容の設定

注記

オプションが 必須 とされている場合は、有効になっている他の設定オプションの条件である可能性があります。空の値は受け入れられる可能性がありますが、Operator は指定されたアクションを実行しません。

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