Red Hat Integration 2022.Q2 リリースノート


Red Hat Integration 2022.Q2

Red Hat Integration の新機能

概要

Red Hat Integration プラットフォームについて説明し、本リリースの新機能について最新情報を提供します。

第1章 Red Hat Integration

Red Hat Integration は、ハイブリッド環境およびマルチクラウド環境全体でコンテナーベースの統合サービスを作成、拡張、デプロイするための包括的な統合およびイベント処理技術です。Red Hat Integration は、デジタル環境で必要となるアプリケーションとシステム間でデータを接続および共有するために組織が使用できる、アジャイルで API 中心の分散ソリューションを提供します。

Red Hat Integration には、以下の機能が含まれています。

  • リアルタイムのメッセージング
  • データセンター間のメッセージストリーミング
  • API の接続
  • アプリケーションコネクター
  • エンタープライズ統合パターン
  • API 管理
  • データの変換
  • サービスの設定とオーケストレーション

第2章 Quarkus リリースノートの Camel エクステンション

2.1. Quarkus 機能の Camel エクステンション

高速起動と低 RSS メモリー
Quarkus の最適化されたビルドタイムおよび事前 (AOT: Ahead-of-Time) コンパイラー機能を使用すると、ビルド時に Camel アプリケーションを事前に設定できるため、起動時間を短縮できます。
アプリケーションジェネレーター
Quarkus アプリケーションジェネレーター を使用して、アプリケーションをブートストラップし、エクステンションエコシステムを検出します。
高度な設定が可能

Quarkus アプリケーションの Camel エクステンションの重要な側面はすべて、CDI (Contexts and Dependency Injection) または設定プロパティーを使用してプログラム的に設定できます。デフォルトでは、CamelContext が設定され、自動的に開始されます。

アプリケーションのブートストラップおよび設定のさまざまな方法については、Configuring your Quarkus applications ガイドを参照してください。

既存の Quarkus エクステンションとの統合
Camel Extensions for Quarkus は、ネイティブサポートおよび設定オプションを継承する Camel コンポーネントにより使用されるライブラリーおよびフレームワークのエクステンションを提供します。

2.2. サポートされるプラットフォーム、設定、データベース、およびエクステンション

  • Quarkus バージョン 2.2 の Camel エクステンションにおけるサポート対象のプラットフォーム、設定、およびデータベースの詳細は、カスタマーポータルの Supported Configuration ページを参照してください (ログインが必要です)。
  • Quarkus エクステンションの Red Hat Camel エクステンションおよび各エクステンションの Red Hat サポートレベルのリストは、Camel Extensions for Quarkus ReferenceExtensions Overview の章を参照してください (ログインが必要です)。

2.3. テクノロジープレビューのエクステンション

Red Hat は、Quarkus の Camel エクステンションの今回のリリースで提供されるテクノロジープレビューのコンポーネントに対するサポートを提供していません。Camel Extensions for Quarkus ReferenceExtensions Overview の章でテクノロジープレビューに指定された項目については、テクノロジープレビュー機能のサポート範囲で定義されているように、サポート範囲が限定されています。

2.4. 既知の問題

CAMEL-17158 AWS2 SQS 遅延のあるキューにメッセージを送信するときに、遅延は考慮されません。

遅延のあるキューを作成する場合、camel-aws2-sqs コンポーネントをプロデューサーとして使用して送信されるメッセージは、キューに設定されている遅延を考慮しません。

この動作の理由は、キュー設定をオーバーライドするメッセージを送信するときに、Camel がデフォルトの遅延として '0 秒' を設定するためです。

回避策として、Camel プロデューサーを使用する場合は同じ遅延を設定する必要があります。たとえば、5 秒 の遅延でキューを作成する場合は、camel-aws2-sqs プロデューサーを使用する際に 5 秒の遅延を設定する必要もあります。

ENTESB-17763 Missing productised transitive deps of camel-quarkus-jira extensions
camel-quarkus-jira エクステンションを使用するアプリケーションは、追加の Maven リポジトリー https://packages.atlassian.com/maven-external/ を Maven settings.xml ファイルやアプリケーションプロジェクトの pom.xml ファイルのいずれかに設定する必要があります。
ENTESB-18306 NSQ、HDFS、および Spark で、製品化したnetty-transport-native-epoll:jar:linux-aarch_64が不足する

この動作の理由は、ネイティブの epoll ライブラリーが camel-quarkus-2.2.1-product ビルドに含まれていないためです。ただし、これらのライブラリーは NSQ、HDFS、または Spark コンポーネントには必要ないため、回避策としては netty-all をアプリケーションから除外し、quarkus-netty を依存関係として組み込むことが推奨されます。

たとえば、以下のように hdfs コンポーネントのアプリケーションの pom.xml を更新できます。

<dependency>
    <groupId>org.apache.camel.quarkus</groupId>
    <artifactId>camel-quarkus-hdfs</artifactId>
    <exclusions>
        <exclusion>
            <groupId>io.netty</groupId>
            <artifactId>netty-all</artifactId>
        </exclusion>
    </exclusions>
</dependency>
<dependency>
    <groupId>io.quarkus</groupId>
    <artifactId>quarkus-netty</artifactId>
</dependency>
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2.5. 重要事項

Camel のバージョン 3.11.1 から 3.11.5 へのアップグレード

Camel Extensions for Quarkus バージョン 2.2.1 の Camel のバージョンが 3.11.1 から 3.11.5 にアップグレードされました。その間の各 Camel パッチリリースに関する詳細は、以下を参照してください。

CVE-2021-44228 log4j-core: Log4j 2.x でのリモートコード実行

Camel Extensions for Quarkus エクステンションは以下のアーティファクトに依存しないため、Camel Extensions for Quarkus バージョン 2.2.1 ではこれらのアーティファクトは管理されなくなりました。

  • org.apache.logging.log4j:log4j-1.2-api
  • org.apache.logging.log4j:log4j-core
  • org.apache.logging.log4j:log4j-jcl
  • org.apache.logging.log4j:log4j-jul
  • org.apache.logging.log4j:log4j-slf4j-impl
  • org.apache.logging.log4j:log4j-web

    アプリケーションがこれらのいずれかのアーティファクトの依存関係を追加する場合は、Log4j 2.17.1 より前のバージョンに関連する既知の CVE を回避するために、Log4j 2.x の最新バージョンを使用するようにしてください。

注記

quarkus-bom は、引き続き org.apache.logging.log4j:log4j-api を管理します。

最低限必要な Apache Maven バージョンの 3.8.1 への変更
Camel Extensions for Quarkus バージョン 2.2.1 の本リリースでは、Red Hat ビルドの Quarkus プロジェクトのコンパイルに必要となる Apache Maven の最低バージョンが 3.8.1 に変更されました。Red Hat ビルドの Quarkus 2.2 をベースにプロジェクトをコンパイルできるようにするには、Apache Maven のインストールをバージョン 3.8.1 にアップグレードする必要があります。このアップグレードは、Apache Maven ビルドを中間者攻撃に対して脆弱にする可能性のあるセキュリティーの問題に対応するために必要です。このセキュリティー脆弱性についての詳細は、Red Hat カスタマーポータルの CVE-2021-26291 に関するエントリーを参照してください。

2.6. 解決した問題

ENTESB-18560 Native モードの JSONPath の出力が JVM モードと異なる

JSONPath 言語で使用されるクラスのリフレクションの登録がありませんでした。以前のバージョンの Camel Extensions for Quarkus では、Native モードの JSONPath 表現の出力は以下のとおりでした。

{name=Jan, age=28}
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Camel Extensions for Quarkus バージョン 2.2.1 では、この問題が解決され、Native モードの JSONPath 表現の出力は以下のようになりました。

{"name":"Jan","age":28}
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ENTESB-18016 Quarkus Dev UI が Red Hat の製品ドキュメントではなくコミュニティーのドキュメントを参照する
mvn quarkus:dev を使用して Quarqus dev モードでプロジェクトを実行する場合、Quarkus はエンドポイント /q/dev 経由で Dev UI を提供します。このインターフェイスには、関連するドキュメントページへのリンクが含まれるデプロイされたエクステンションが表示されます。以前のバージョンの Camel Extensions for Quarkus では、これらのリンクはコミュニティーのエクステンションページを参照していました。本リリースでは、これらのリンクが更新され、Red Hat の製品ドキュメントページを参照するようになりました。
ENTESB-17855 geronimo-jms_*_spec* artifacts アーティファクトが jakarta.jms アーティファクトによって置き換えられる
本リリースでは、さまざまな JMS 関連のエクステンションで使用される org.apache.geronimo.specs:geronimo-jms_1.1_spec および org.apache.geronimo.specs:geronimo-jms_2.0_spec アーティファクトが、より新しいベンダーに依存しない等価な jakarta.jms:jakarta.jms-api に置き換えられています。
ENTESB-17939 jakarta.activation による javax.activation の置き換え
本リリースでは、さまざまな Camel Extensions for Quarkus エクステンションで使用される com.sun.activation:javax.activation および javax.activation:activation アーティファクトが、より新しい等価な com.sun.activation:jakarta.activation に置き換えられました。

2.7. 非推奨になった Camel Extensions for Quarkus の機能

Elasticsearch Rest エクステンション
Camel Extensions for Quarkus の camel-quarkus-elasticsearch-rest エクステンションは本リリースで非推奨となり、今後のリリースで削除される予定です。

第3章 Debezium リリースノート

Debezium は、分散型変更データキャプチャープラットフォームで、データベーステーブルで発生する行レベルの変更をキャプチャーし、対応する変更イベントレコードを Apache Kafka トピックに渡します。アプリケーションはこれらの 変更イベントストリーム を読み取りでき、変更イベントが発生した順にアクセスできます。Debezium は Apache Karaf に構築され、AMQ Streams とデプロイおよび統合されます。

リリースの詳細は以下を参照してください。

3.1. Debezium データベースコネクター

Debezium は、以下の共通データベースの Kafka Connect をベースとしたコネクターを提供します。

  • Db2
  • MongoDB
  • MySQL
  • Oracle (テクノロジープレビュー)
  • PostgreSQL
  • SQL Server

    注記
    • Db2 コネクターには、Linux 用の Db2 の標準部分として利用できる抽象構文表記 (ASN) ライブラリーを使用する必要があります。

      • ASN ライブラリーを使用するには、IBM InfoSphere Data Replication (IIDR) のライセンスが必要です。
      • ライブラリーを使用するために IIDR をインストールする必要はありません。
    • 現在、MongoDB 4.2 で Debezium MongoDB コネクターのトランザクションメタデータ機能を使用することはできません。
    • Debezium PostgreSQL コネクターでは、PostgreSQL バージョン 10 以降のデフォルトである pgoutput 論理デコーディング出力プラグインを使用する必要があります。
    • Debezium Oracle コネクターを使用するには、Oracle から Oracle JDBC ドライバー (ojdbc8.jar) のコピーをダウンロード する必要があります。

3.2. Debezium でサポートされる設定

サポートされるデータベースバージョンなどの、Debezium でサポートされる設定の詳細はDebezium 1.7 Supported Configurationsのページを参照してください。

AMQ Streams の新しい API バージョン

Debezium は AMQ Streams 2.0 で実行されます。

AMQ Streams 1.7 は、AMQ Streams カスタムリソースのスキーマを更新する v1beta2 API バージョンをサポートするようになりました。古い API バージョンは非推奨になりました。AMQ Streams 1.7 にアップグレードした後、AMQ Streams 1.8 以降にアップグレードする前に、API バージョン v1beta2 を使用するようにカスタムリソースをアップグレードする必要があります。

詳細は、Debezium User Guide を参照してください。

3.3. Debezium のインストールオプション

AMQ Streams で Debezium を OpenShift または RHEL にインストールできます。

3.4. Debezium の新機能

Debezium 1.7 には、以下の更新が含まれています。

新しいデプロイメントメカニズム
Maven アーティファクトに基づく新しい AMQStreams ビルドメカニズムを使用することで、AMQStreams を使用して Debezium コネクターをデプロイできるようになりました。詳細については、Debezium のドキュメント を参照してください。
Debezium のドキュメント
テクノロジープレビューの機能
重要

テクノロジープレビュー機能は、Red Hat 製品のサービスレベルアグリーメント (SLA) の対象外であり、機能的に完全ではないことがあります。Red Hat は、実稼働環境でのテクノロジープレビュー機能の実装は推奨しません。テクノロジープレビュー機能は、近々発表予定の製品イノベーションをリリースに先駆けてご提供することにより、お客様は機能性をテストし、開発プロセス中にフィードバックをお寄せいただくことができます。サポート範囲の詳細は、テクノロジープレビュー機能のサポート範囲 を参照してください。

Debezium コネクターへのシグナル送信
統合シグナルメカニズムは、コネクターの動作を変更したり、コネクターをトリガーして、テーブルのアドホック増分スナップショットを開始するなどの 1 回限りのアクションを実行する方法を提供します。
CloudEvents コンバーター
CloudEvents 仕様に準拠する変更イベントレコードが出力されます。Avro エンコーディングタイプが CloudEvents エンベロープ構造でサポートされるようになりました。
送信トレイ (Outbox) イベントルーター
複数の (マイクロ) サービス間でデータを安全かつ確実に交換するための送信トレイ (Outbox) パターンをサポートする SMT。
Debezium Oracle コネクター

Oracle Database のコネクター。このリリースの Debezium Oracle コネクターは、次の機能を提供します。

  • Oracle の DDL 変更の追跡をサポートします
  • ロックせずにスナップショットを実行する機能
  • 変更イベントのバッファリングの重複排除チェックが改善されました。
  • ストリーミング中の SCN ギャップ検出の改善
  • マイニングは、特定のプラグ可能なデータベース (PDB) にスコープを指定することができます。
  • ユーザー名で redo エントリーをスキップまたは除外する機能。
  • 安定性の向上。
  • 改善された DML ステートメントパーサー。
  • 同じデータベースまたはプラグ可能なデータベース内の複数のスキーマから変更をキャプチャーする機能。
  • 新しいパフォーマンス関連の JMX メトリック。
  • time.precision.mode プロパティーにより、時間値の精度を設定する機能。
  • 複数のアーカイブプロセス (ARC) プロセスを実行する環境との互換性。
  • 複数のアーカイブログの宛先でメッセージを処理する機能 (Oracle Data Guard と連携)。

3.5. 非推奨の Debezium 機能

コネクタースナップショットおよびストリーミングメトリックの MonitoredTables オプション
Debezium コネクターメトリックの MonitoredTables オプションは、このリリースでは非推奨であり、将来のリリースで削除される予定です。代わりに CapturedTables メトリックを使用します。

第4章 Camel K リリースノート

Camel K は、OpenShift のクラウドでネイティブで実行される Apache Camel K からビルドされる軽量のインテグレーションフレームワークです。Camel K は、サーバーレスおよびマイクロサービスアーキテクチャー向けに特別に設計されています。Camel K を使用すると、Camel Domain Specific Language (DSL) で書かれたインテグレーションコードを直接 OpenShift で即座に実行することができます。

Camel K を OpenShift Serverless および Knative とともに使用すると、コンテナーは必要な場合のみ自動的に作成され、負荷時の自動スケーリングやゼロへのスケーリングが行われます。これにより、サーバーのプロビジョニングとメンテナンスのオーバーヘッドがなくなり、アプリケーションの開発に集中することができます。

Camel K を OpenShift Serverless および Knative Eventing とともに使用すると、システムのコンポーネントがサーバーレスアプリケーションのイベント駆動型アーキテクチャーで通信する方法を管理できます。これにより、イベントプロデューサーとコンシューマー間の関係が切り離されたパブリッシュ/サブスクライブモデルまたはイベントストリーミングモデルを使用すると、柔軟性を提供し、効率化を実現できます。

4.1. Camel K の機能

Camel K は、以下の主要機能でクラウドネイティブインテグレーションを提供します。

  • 自動スケーリングおよびゼロへのスケーリングを行うための Knative Serving
  • イベント駆動型アーキテクチャーのための Knative Eventing
  • デフォルトで Quarkus ランタイムを使用するパフォーマンスの最適化
  • Java または YAML DSL で書かれた Camel インテグレーション
  • OpenShift で Prometheus を使用したインテグレーションのモニタリング
  • クイックスタートチュートリアル
  • AWS、Jira、Salesforce などの外部システムへのコネクター用の Kamelet Catalog
  • Timer および Log Kamelets のサポート
  • Camel K オペレーターと Pod の計測
  • IBM MQ コネクターのサポート
  • Oracle19 データベースのサポート

4.2. サポートされる設定

Camel K でサポートされる設定、標準仕様、およびコンポーネントに関する詳細は、以下のカスタマーポータルの記事を参照してください。

4.2.1. Camel K Operator のメタデータ

Camel K には、OpenShift OperatorHub から Camel K をインストールするために使用される更新された Operator メタデータが含まれています。この Operator メタデータには、OpenShift Container Platform 4.6 以降との使用を目的に設計されたリリースパッケージの Operator バンドル形式が含まれます。

4.3. 重要事項

Red Hat Integration - Camel K リリースにおける重要事項

Camel K での IBM MQ ソースコネクターのサポート
IBM MQ ソースコネクター kamelet が最新の Camel K に追加されました。
Oracle 19 のサポート
Oracle 19 は、Camel K でサポートされるようになりました。詳細は、Camel K でサポートされる設定 ページを参照してください。

4.4. サポートされる Camel Quarkus エクステンション

ここでは、このリリースの Camel K でサポートされる Camel Quarkus エクステンションを一覧表示します (Camel K アプリケーション内で使用する場合のみ)。

注記

これらの Camel Quarkus エクステンションは、Camel K アプリケーション内で使用される場合にのみサポートされます。これらの Camel Quarkus エクステンションは、スタンドアロンモード (Camel K なし) での使用はサポートされていません。

4.4.1. サポートされる Camel Quarkus コネクターエクステンション

以下の表は、このリリースの Camel K でサポートされる Camel Quarkus コネクターエクステンションを示しています (Camel K アプリケーション内で使用する場合のみ)。

Expand
名前パッケージ

AWS 2 Kinesis

camel-quarkus-aws2-kinesis

AWS 2 Lambda

camel-quarkus-aws2-lambda

AWS 2 S3 Storage Service

camel-quarkus-aws2-s3

AWS 2 Simple Notification System (SNS)

camel-quarkus-aws2-sns

AWS 2 Simple Queue Service (SQS)

camel-quarkus-aws2-sqs

File

camel-quarkus-file

FTP

camel-quarkus-ftp

FTPS

camel-quarkus-ftp

SFTP

camel-quarkus-ftp

HTTP

camel-quarkus-http

JMS

camel-quarkus-jms

Kafka

camel-quarkus-kafka

Kamelets

camel-quarkus-kamelet

Metrics

camel-quarkus-microprofile-metrics

MongoDB

camel-quarkus-mongodb

Salesforce

camel-quarkus-salesforce

SQL

camel-quarkus-sql

Timer

camel-quarkus-timer

4.4.2. サポートされる Camel Quarkus データフォーマットエクステンション

以下の表は、このリリースの Camel K でサポートされる Camel Quarkus データフォーマットエクステンションを示しています (Camel K アプリケーション内で使用する場合のみ)。

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名前パッケージ

Avro

camel-quarkus-avro

Bindy (CSV 用)

camel-qaurkus-bindy

JSON Jackson

camel-quarkus-jackson

Jackson Avro

camel-quarkus-jackson-avro

4.4.3. サポートされる Camel Quarkus 言語エクステンション

このリリースでは、Camel K は以下の Camel Quarkus 言語エクステンションをサポートします (Camel 式および述語での使用)。

  • Constant
  • ExchangeProperty
  • File
  • Header
  • Ref
  • Simple
  • Tokenize
  • JsonPath

4.4.4. サポートされる Camel K トレイト

本リリースでは、Camel K は以下の Camel K トレイトをサポートします。

  • Builder トレイト
  • Camel トレイト
  • Container トレイト
  • Dependencies トレイト
  • Deployer トレイト
  • Deployment トレイト
  • Environment トレイト
  • JVM トレイト
  • Kamelets トレイト
  • Owner トレイト
  • Platform トレイト
  • Pull Secret トレイト
  • Prometheus トレイト
  • Quarkus トレイト
  • Route トレイト
  • Service トレイト
  • Error Handler トレイト

4.5. サポート対象の Kamelets

以下の表には、Camel K Operator をインストールする際に OpenShift リソースとして提供される kamelets が記載されています。

これらの kamelets の詳細は、https://github.com/openshift-integration/kamelet-catalog/tree/kamelet-catalog-1.6 を参照してください。

kamelets を使用してアプリケーションおよびサービスを接続する方法の詳細は、https://access.redhat.com/documentation/ja-jp/red_hat_integration/2022.q1/html-single/integrating_applications_with_kamelets を参照してください。

重要

テクノロジープレビュー機能は、Red Hat 製品サービスレベルアグリーメント (SLA) の対象外であり、機能的に完全ではないことがあります。Red Hat は、実稼働環境でこれらを使用することを推奨していません。

テクノロジープレビュー機能は、最新の製品機能をいち早く提供して、開発段階で機能のテストを行いフィードバックを提供していただくことを目的としています。Red Hat のテクノロジープレビュー機能のサポート範囲に関する詳細は、テクノロジープレビュー機能のサポート範囲 を参照してください。

Expand
表4.1 Camel K Operator で提供される Kamelets
Kameletファイル名タイプ (シンク、ソース、アクション)

Avro デシリアライズアクション

avro-deserialize-action.kamelet.yaml

アクション (データ変換)

Avro シリアライズアクション

avro-serialize-action.kamelet.yaml

アクション (データ変換)

AWS Redshift シンク

aws-redshift-sink.kamelet.yaml

シンク

AWS 2 Kinesis シンク

aws-kinesis-sink.kamelet.yaml

シンク

AWS 2 Kinesis ソース

aws-kinesis-source.kamelet.yaml

ソース

AWS 2 Lambda シンク

aws-lambda-sink.kamelet.yaml

シンク

AWS 2 Simple Notification System シンク

aws-sns-sink.kamelet.yaml

シンク

AWS 2 Simple Queue Service シンク

aws-sqs-sink.kamelet.yaml

シンク

AWS 2 Simple Queue Service ソース

aws-sqs-source.kamelet.yaml

ソース

AWS 2 Simple Queue Service FIFO シンク

aws-sqs-fifo-sink.kamelet.yaml

シンク

AWS 2 S3 シンク

aws-s3-sink.kamelet.yaml

シンク

AWS 2 S3 ソース

aws-s3-source.kamelet.yaml

ソース

AWS 2 S3 ストリーミングアップロードシンク

aws-s3-streaming-upload-sink.kamelet.yaml

シンク

Cassandra シンク (テクノロジープレビュー)

cassandra-sink.kamelet.yaml

シンク

Cassandra ソース (テクノロジープレビュー)

cassandra-source.kamelet.yaml

ソース

Elasticsearch インデックスシンク (テクノロジープレビュー)

elasticsearch-index-sink.kamelet.yaml

シンク

フィールドアクションの抽出

extract-field-action.kamelet.yaml

アクション

FTP シンク

ftp-sink.kamelet.yaml

シンク

FTP ソース

ftp-source.kamelet.yaml

ソース

ヘッダーフィルターアクションあり

has-header-filter-action.kamelet.yaml

アクション (データ変換)

Hoist フィールドアクション

hoist-field-action.kamelet.yaml

アクション

HTTP シンク

http-sink.kamelet.yaml

シンク

フィールドアクションの挿入

insert-field-action.kamelet.yaml

アクション (データ変換)

Header アクションの挿入

insert-header-action.kamelet.yaml

アクション (データ変換)

Tombstone Filter アクション

is-tombstone-filter-action.kamelet.yaml

アクション (データ変換)

JIRA ソース (テクノロジープレビュー)

jira-source.kamelet.yaml

ソース

JMS シンク

jms-amqp-10-sink.kamelet.yaml

シンク

JMS ソース

jms-amqp-10-source.kamelet.yaml

ソース

JMS IBM MQ シンク

jms-ibm-mq-sink.kamelet.yaml

シンク

JMS IBM MQ ソース

jms-ibm-mq-source.kamelet.yaml

ソース

JSON デシリアライズアクション

json-deserialize-action.kamelet.yaml

アクション (データ変換)

JSON シリアライズアクション

json-serialize-action.kamelet.yaml

アクション (データ変換)

Kafka シンクコ

kafka-sink.kamelet.yaml

シンク

Kafka ソース

kafka-source.kamelet.yaml

ソース

Kafka トピック名フィルターアクション

topic-name-matches-filter-action.kamelet.yaml

アクション (データ変換)

ログシンク (開発およびテスト用)

log-sink.kamelet.yaml

シンク

MariaDB シンク

mariadb-sink.kamelet.yaml

シンク

mask フィールドアクション

mask-field-action.kamelet.yaml

アクション (データ変換)

メッセージタイムスタンプルーターアクション

message-timestamp-router-action.kamelet.yaml

アクション (ルーター)

MongoDB シンク

mongodb-sink.kamelet.yaml

シンク

MongoDB ソース

mongodb-source.kamelet.yaml

ソース

MySQL シンクコネクター

mysql-sink.kamelet.yaml

シンク

PostgreSQL シンクコネクター

postgresql-sink.kamelet.yaml

シンク

述語フィルターアクション

predicate-filter-action.kamelet.yaml

アクション (ルーター/フィルター)

Protobuf デシリアライズアクション

protobuf-deserialize-action.kamelet.yaml

アクション (データ変換)

Protobuf シリアライズアクション

protobuf-serialize-action.kamelet.yaml

アクション (データ変換)

regex ルーターのアクション

regex-router-action.kamelet.yaml

アクション (ルーター)

フィールドアクションの置き換え

replace-field-action.kamelet.yaml

アクション

Salesforce ソース

salesforce-source.kamelet.yaml

ソース

SFTP シンク

sftp-sink.kamelet.yaml

シンク

SFTP ソース

sftp-source.kamelet.yaml

ソース

Slack ソース

slack-source.kamelet.yaml

ソース

SQL サーバーデータベースシンク

sqlserver-sink.kamelet.yaml

シンク

Telegram ソース (テクノロジープレビュー)

telegram-source.kamelet.yaml

ソース

タイマーソース (開発およびテスト用)

timer-source.kamelet.yaml

ソース

ルーターアクションのタイムスタンプ

timestamp-router-action.kamelet.yaml

アクション (ルーター)

キーアクションに対する値

value-to-key-action.kamelet.yaml

アクション (データ変換)

4.6. Camel K の既知の問題

以下の既知の問題は Camel K に適用されます。

ENTESB-15306 - CRD conflicts between Camel K and Fuse Online

古いバージョンの Camel K が同じ OpenShift クラスターにインストールされたことがある場合は、カスタムリソース定義との競合により、OperatorHub から Camel K のインストールに失敗します。たとえば、これには Fuse Online で以前使用できた古いバージョンの Camel K が含まれます。

この問題を回避するには、Camel K を別の OpenShift クラスターにインストールするか、Camel K をインストールする前に以下のコマンドを入力します。

$ oc get crds -l app=camel-k -o json | oc delete -f -
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ENTESB-15858 - Added ability to package and run Camel integrations locally or as container images

ローカルでの Camel インテグレーションのパッケージ化および実行、またはコンテナーイメージとしての Camel インテグレーションのパッケージ化および実行は、現在 Camel K には含まれておらず、コミュニティーのみによるサポートの対象となります。

詳細は、Apache Camel K community を参照してください。

ENTESB-16477 - Unable to download jira client dependency with productized build

Camel K Operator を使用する場合、インテグレーションは jira クライアントの依存関係を見つけることができません。回避策として、atlassian リポジトリーを手動で追加します。

apiVersion: camel.apache.org/v1
kind: IntegrationPlatform
metadata:
  labels:
    app: camel-k
  name: camel-k
spec:
  configuration:
  - type: repository
    value: <atlassian repo here>
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ENTESB-17033 - Camel-K ElasticsearchComponent options ignored

Elasticsearch コンポーネントを設定する場合、Camel K ElasticsearchComponent オプションは無視されます。回避策として、Elasticsearch コンポーネントの使用時に getContext().setAutowiredEnabled(false) を追加します。

ENTESB-17061 - Can't run mongo-db-source kamelet route with non-admin user - Failed to start route mongodb-source-1 because of null

管理者でないユーザー認証情報で mongo-db-source kamelet ルートを実行することはできません。コンポーネントの一部には管理者の認証情報が必要なため、管理者以外のユーザーとしてルートを実行することはできません。

4.7. Camel K の修正された問題

以下のセクションには、Camel K 1.6.6 で修正された問題が記載されています。

4.7.1. Camel K 1.6.6 で改良された機能

以下の表には、Camel K 1.6.6 で改良された機能が記載されています。

Expand
表4.2 Camel K 1.6.6 で改良された機能
問題説明

ENTESB-16551

Camel-K pov から KNative ドキュメントを再確認する

ENTESB-17296

Quickstarts と Kamelets のテストストラテジーを考案する

ENTESB-18352

AWS Redshift シンク Kamelet の追加

ENTESB-19069

Openjdk と Zlib の新しいベースレイヤーイメージを取り込むための Camel K 1.6.x。

4.7.2. Camel K 1.6.6 で解決されたバグ

以下の表には、Camel K 1.6.6 で解決されたバグが記載されています。

Expand
表4.3 Camel K 1.6.6 で解決されたバグ
問題説明

ENTESB-15948

最初のメッセージが送信された後、camel -slack プロデューサーが失敗する

ENTESB-17058

eventstreaming quickstart: yaks のテストに失敗する

ENTESB-17114

kamel get は、Pod が実行されていないときに実行ステータスを報告する

ENTESB-17338

kameletBinding GoogleSheetsSource 遅延パラメーターの誤動作

ENTESB-17967

Kamelets: null 用の Elasticsearch インデックスシンク indexId ランダムジェネレーター

ENTESB-18304

Cassandra シンク kamelet が不明なプロパティーで失敗する

ENTESB-18305

Cassandra ソースの Consistency のデフォルト値は使用できない

ENTESB-18542

kamel のインストールでの間違ったイメージ --olm=false

ENTESB-18554

クイックスタート camel-k-example-event-streaming は無効な kafka インスタンスを作成する

ENTESB-18559

クイックスタート Camel K の yaks test OpenAQConsumer.feature のタイポ: イベントストリーミングの例

ENTESB-18654

XML イニシャライザーで生成された間違った XSD url

ENTESB-18951

Camel-k Operator イメージグレード B

第5章 Red Hat Integration の Operator

Red Hat Integration 2022.Q2 では、Red Hat Integration Operator 1.3 が導入されました。

Red Hat Integration は、OpenShift で Red Hat Integration コンポーネントのデプロイメントを自動化するために、operator を提供します。Red Hat Integration Operator を使用して、これらの Operator を管理できます。

そのため、各コンポーネント operator を個別に管理できます。ここでは operator を紹介し、operator を使用して Red Hat Integration コンポーネントをデプロイする方法の詳細へのリンクを記載します。

5.1. Operator とは

Operator は、Kubernetes アプリケーションのパッケージ化、デプロイメント、および管理を行う方法です。operator は運用上の人間の知識を仕様し、これをコンシューマーと簡単に共有できるソフトウェアにエンコードして、一般的なタスクや複雑なタスクを自動化します。

OpenShift Container Platform 4.x では、Operator Lifecycle Manager (OLM) を使用すると、ユーザーはすべての Operator とクラスター全体で実行される関連サービスをインストールおよび更新することができ、それらの Operator と関連サービスのライフサイクルを管理できます。これは、Kubernetes のネイティブアプリケーション (Operator) を効果的かつ自動化されたスケーラブルな方法で管理するために設計されたオープンソースツールキットである Operator Framework の一部です。

OLM は OpenShift Container Platform 4.x でデフォルトで実行されます。これは、クラスター管理者がクラスターで実行している Operator をインストールおよびアップグレードし、アクセスを付与するのに役立ちます。OpenShift Container Platform Web コンソールは、クラスター管理者が Operator をインストールし、クラスターで利用可能な Operator のカタログを使用するために特定のプロジェクトにアクセスを付与するための管理画面を提供します。

OperatorHub は、OpenShift クラスター管理者が Operator を検出、インストール、およびアップグレードするために使用するグラフィカルインターフェイスです。1 回クリックするだけで、これらの Operator を OpenHub からプルし、クラスターにインストールすることができ、OLM で Operator を管理することで、開発、テスト、および実稼働環境のソフトウェアをエンジニアリングチームが独自に管理することが可能です。

5.2. Red Hat Integration コンポーネント Operator

たとえば、3scale Operator や Camel K Operator などを使用して、各 Red Hat Integration コンポーネント Operator を個別にインストールおよびアップグレードできます。

5.2.1. 3scale Operators

5.2.2. AMQ Operator

5.2.3. Camel K Operator

5.2.4. Fuse Operator

5.2.5. Service Registry Operator

5.3. Red Hat Integration Operator (非推奨)

Red Hat Integration Operator 1.3 を使用して、複数の Red Hat Integration コンポーネント Operator をインストールおよびアップグレードできます。

  • 3scale
  • 3scale APIcast
  • AMQ Broker
  • AMQ Interconnect
  • AMQ Streams
  • API Designer
  • Camel K
  • Fuse Console
  • Fuse Online
  • サービスレジストリー
注記

Red Hat Integration Operator は非推奨となり、今後削除予定です。OpenShift 4.6 から 4.10 では、OperatorHub で利用できます。個々の Red Hat Integration コンポーネント Operator は引き続きサポートされ、個別にインストールできます。

5.3.1. サポートされるコンポーネント

Red Hat Integration Operator 1.3 を使用して Operator をインストールする前に、コンポーネントのリリースノートで更新を確認します。サポートされるバージョンのリリースノートには、追加のアップグレード要件が記載されています。

AMQ Streams の新しい API バージョン

Red Hat Integration Operator 1.3 は、AMQ Streams 2.0 の Operator をインストールします。

AMQ Streams バージョン 1.8 以降にアップグレードする前に、API バージョン v1beta2 を使用するようにカスタムリソースをアップグレードする必要があります。

AMQ Streams 1.7 では、AMQ Streams カスタムリソースのスキーマを更新する v1beta2 API バージョンが導入されました。古い API バージョンは非推奨になりました。AMQ Streams 1.7 にアップグレードした後、AMQ Streams 2.0 にアップグレードする前に、API バージョン v1beta2 を使用するようにカスタムリソースをアップグレードする必要があります。

バージョン 1.7 より前の AMQ Streams バージョンからアップグレードする場合は、以下を行います。

  1. AMQ Streams 1.7 へのアップグレード
  2. カスタムリソースを v1beta2 に変換します。
  3. AMQ Streams 2.0 へのアップグレード

詳細は、以下のドキュメントを参照してください。

警告

カスタムリソースおよび CRD がバージョン v1beta2 に変換されていない場合、AMQ Streams Operator をバージョン 2.0 にアップグレードすると、クラスターに失敗します。アップグレードは Pending で停止します。この場合は、以下を実行します。

  1. Red Hat ソリューション (Forever pending cluster operator upgrade) で説明されている手順を実行します。
  2. Integration Operator をゼロにスケーリングしてから 1 に戻し、AMQ Streams 2.0 Operator のインストールをトリガーします。

Service Registry 2.0 の移行

Red Hat Integration Operator は Red Hat Integration - Service Registry 2.0 をインストールします。

Service Registry 2.0 は、手動でアンインストールする必要がある Service Registry 1.x インストールを置き換えません。

Service Registry バージョン 1.x から 2.0 への移行に関する詳細は、Service Registry 2.0 release notes を参照してください。

5.3.2. サポートライフサイクル

サポート対象の設定を維持するには、最新の Red Hat Integration Operator バージョンをデプロイする必要があります。Red Hat Integration Operator の各リリースバージョンは 3 カ月間のみサポートされます。

5.3.3. 修正された問題

Red Hat Integration Operator 1.3 で修正された問題はありません。

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