17.10.3. NSAPI コネクターがクライアントリクエストを JBoss EAP 6 に送信するよう設定
概要
このタスクでは、NSAPI コネクターが負荷分散やフェイルオーバーなしでクライアント要求を JBoss EAP 6 サーバーにリダイレクトするよう設定します。リダイレクトは、デプロイメントごとに(つまり URL ごとに)行われます。負荷分散の設定については、代わりに 「NSAPI コネクターがクライアントリクエストを複数の JBoss EAP 6 サーバーで分散するよう設定」 を参照してください。
前提条件
- 現在のタスクに進む前に、「Oracle Solaris での NSAPI コネクターの設定」 を完了する必要があります。
手順17.26 基本的な HTTP コネクターの設定
JBoss EAP 6 サーバーにリダイレクトする URL パスを定義します。
注記IPLANET_CONFIG/obj.confでは、前の行から継続する行以外は、行の最初にスペースを挿入しないでください。IPLANET_CONFIG/obj.confファイルを編集します。<Object name="default">で始まるセクションを見つけ、一致する各 URL パターンを次のサンプルファイルで示された形式で追加します。文字列jknsapiは、次の手順で定義される HTTP コネクターを示します。例は、ワイルドカードを使用したパターン一致を示しています。<Object name="default"> [...] NameTrans fn="assign-name" from="/status" name="jknsapi" NameTrans fn="assign-name" from="/images(|/*)" name="jknsapi" NameTrans fn="assign-name" from="/css(|/*)" name="jknsapi" NameTrans fn="assign-name" from="/nc(|/*)" name="jknsapi" NameTrans fn="assign-name" from="/jmx-console(|/*)" name="jknsapi" </Object>各パスを提供するワーカーを定義します。
IPLANET_CONFIG/obj.confファイルの編集を続行します。編集したセクションの終了タグのすぐ後に、</Object> を追加します。<Object name="jknsapi"> ObjectType fn=force-type type=text/plain Service fn="jk_service" worker="worker01" path="/status" Service fn="jk_service" worker="worker02" path="/nc(/*)" Service fn="jk_service" worker="worker01" </Object>上記の例では、URL パス/statusへの要求をworker01という名前のワーカーにリダイレクトし、/nc/の下にあるすべての URL パスをworker02という名前のワーカーにリダイレクトします。3 行目は、前の行で一致しないjknsapiオブジェクトに割り当てられたすべての URL がworker01に提供されることを示しています。ファイルを保存し、終了します。ワーカーとその属性を定義します。
ディレクトリーにIPLANET_CONFIG/connectors/workers.propertiesというファイルを作成します。以下の内容をそのファイルに貼り付けし、お使いの環境に合わせて変更します。# An entry that lists all the workers defined worker.list=worker01, worker02 # Entries that define the host and port associated with these workers worker.worker01.host=127.0.0.1 worker.worker01.port=8009 worker.worker01.type=ajp13 worker.worker02.host=127.0.0.100 worker.worker02.port=8009 worker.worker02.type=ajp13workers.propertiesファイルは Apache mod_jk と同じ構文を使用します。利用可能なオプションの詳細は、「Apache mod_jk ワーカーの設定リファレンス」 を参照してください。ファイルを保存し、終了します。iPlanet Web Server を再起動します。
以下のコマンドを実行し、iPlanet Web Server を再起動します。IPLANET_CONFIG/../bin/stopserv IPLANET_CONFIG/../bin/startserv
結果
iPlanet Web Server が、設定した URL へのクライアント要求を JBoss EAP 6 のデプロイメントに送信します。